鷲羽山(読み)ワシュウザン

デジタル大辞泉 「鷲羽山」の意味・読み・例文・類語

わしゅう‐ざん〔わしウ‐〕【鷲羽山】

岡山県倉敷市、下津井岬の南東部にある山。標高133メートル。名勝地。付近瀬戸大橋起点がある。

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精選版 日本国語大辞典 「鷲羽山」の意味・読み・例文・類語

わしゅう‐ざんわしウ‥【鷲羽山】

  1. 岡山県倉敷市、下津井港背後にある山。頂上の鐘秀峰(海抜一三三メートル)からの瀬戸内海展望はすばらしく、瀬戸大橋を一望できる。瀬戸内海国立公園の特別地域に指定されている。

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改訂新版 世界大百科事典 「鷲羽山」の意味・わかりやすい解説

鷲羽山 (わしゅうざん)

岡山県南部,倉敷市の児島半島南端にある山。標高113m。瀬戸内海国立公園に含まれ,名勝に指定されている。頂上の鐘秀峰(しようしゆうほう)からは備讃瀬戸島々四国眺望でき,内外の観光客を集める。山の直下は下津井(しもつい)四ヵ浦の漁村で,狭い海岸家屋が並ぶ。本州四国連絡橋児島~坂出ルート(瀬戸大橋)は鷲羽山より下津井瀬戸を渡り,備讃瀬戸の島々を伝わって香川県坂出市と結ばれる。
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百科事典マイペディア 「鷲羽山」の意味・わかりやすい解説

鷲羽山【わしゅうざん】

岡山県倉敷市南端,下津井港の東にある山(名勝)。瀬戸内海に突出し,標高113m。全山花コウ岩からなる。山頂の鍾秀峰は備讃諸島,小豆(しょうど)島,屋島などの展望がよいので知られ,瀬戸内海国立公園に含まれる。南麓には海水浴場もある。瀬戸大橋の本州側起点になっている。
→関連項目倉敷[市]児島

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鷲羽山」の意味・わかりやすい解説

鷲羽山
わしゅうざん

岡山県南部,児島半島南西端にある山。標高 133m。倉敷市に属する。瀬戸内海国立公園に属する景勝地で山頂から望む塩飽諸島の景観は絶景である。久須美鼻一帯には石器時代の遺跡がある。倉敷市広江まで鷲羽山スカイラインが走り,水島臨海工業地域を見おろす展望台ともなっている。山麓の半島先端と香川県の坂出市番の洲との間に瀬戸大橋が完成 (1988.4) ,四国への玄関口となっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「鷲羽山」の意味・わかりやすい解説

鷲羽山
わしゅうざん

岡山県南部、倉敷(くらしき)市の児島(こじま)半島南西部にある山。標高113メートル。瀬戸内海国立公園の代表的な展望所で、下津井(しもつい)鷲羽山として国の名勝に指定されている。備讃(びさん)瀬戸の島々や四国を望見できる。本州四国連絡橋、児島―坂出(さかいで)ルートの瀬戸大橋はこの山の下が起点である。倉敷市広江(ひろえ)から鷲羽山スカイラインが通じる。

[由比浜省吾]


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事典 日本の地域遺産 「鷲羽山」の解説

鷲羽山

(岡山県倉敷市)
日本夜景遺産」指定の地域遺産。
瀬戸内海に面し、標高133mの山頂は360度の眺望があり、瀬戸内海の島々や瀬戸大橋を見下ろせる。展望スポットが複数ある

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