鹿町[町](読み)しかまち

百科事典マイペディアの解説

鹿町[町]【しかまち】

長崎県北部,北松浦半島西岸の北松浦郡の旧町。江戸時代から開坑炭鉱町として栄えたが,不況のため1963年全山閉山した。ミカン栽培,真珠養殖などを営む。松浦鉄道が通じる。海岸と沖の九十九(くじゅうく)島西海国立公園に属する。2010年3月北松浦郡江迎町と佐世保市へ編入。30.24km2。5390人(2005)。

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世界大百科事典 第2版の解説

しかまち【鹿町[町]】

長崎県北部,北松浦郡の町。古くは鹿町(ししまち)と呼んだが,1958年現名に改称人口5824(1995)。北松浦半島の西部に位置し,西海岸は典型的なリアス海岸となっている。江戸時代から石炭採掘がはじめられ,明治以降は強粘結炭を産する北松炭田中心地として発展したが,1950年代から閉山が相次ぎ,1963年にはすべて閉山に追いこまれた。最盛期には2万人をこえた人口も激減し,その後は工場誘致やミカン・ビワ栽培,畜産などの農業開発,魚類,真珠の養殖などで回復を図っている。

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