麗らか(読み)ウララカ

デジタル大辞泉 「麗らか」の意味・読み・例文・類語

うら‐らか【▽麗らか】

[形動][文][ナリ]
1 空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま。「麗らかな日和」《季 春》「―や松を離るる鳶の笛/茅舎」
2 声などが晴れ晴れとして楽しそうなさま。「麗らかなひばりの声」
3 心にわだかまりがなく、おっとりしているさま。
「―に言ひ聞かせたらんはおとなしく聞こえなまし」〈徒然・二三四〉
[派生]うららかさ[名]
[類語](1)晴朗・晴れやか・晴れ晴れ・うらうら・のどか・好天・晴天・春風駘蕩しゅんぷうたいとう・穏やか・安らか・安穏・明るい/(3)安らか・のどか・安穏・静か・うらうら・穏やか・心静か・温和・物静か・おとなしやか・悠長・悠然・悠悠・悠揚・浩然・どっしり・気長・伸び伸び・伸びやか・のんびり・屈託無い・自然体・のんどり・大人しい・優柔・温順・柔順・従順・温柔・温良・順良・素直・控えめ・優しい・シャイ・しなやか・しとやか・なよやか・なよなよ・しっとり・物柔らか・静静・ソフト・おっとり・婉然えんぜん・しおらしい・閑語・たおやか・ナイーブ・心優しい・柔和・温雅・鷹揚・静心しずこころ・従容しょうよう・悠悠閑閑・おおどか・つつましい・奥ゆかしい・泰然自若・平静・冷静・しみじみ・しっぽり・しんみり・静まる・温顔・温容・春風駘蕩たいとう・穏便・粛粛・静謐せいひつ・静粛・平穏・安泰・安寧・小康・平和・和平・平安・安楽・気楽・楽楽・安逸・安易・安閑・閑閑・安息・温厚・楽天的・安堵あんど・穏和・平然・のうのう・ぬくぬく・のんき・のほほん・ゆるゆる・くつろぐ・和やわらぐ・安らぐ・和なごむ・静穏・平らか・まったり・つつがない・リラックス・イージーゴーイング・極楽蜻蛉とんぼ

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精選版 日本国語大辞典 「麗らか」の意味・読み・例文・類語

うらら‐か【麗か】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「か」は接尾語 )
  2. ① 空が晴れて、太陽が明るくのどかに照っているようす。春の日をいう場合が多い。うらうら。うらら。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「いみじうたかくふる雪、たちまちにふりやみて、日いとうららかにてりて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
  3. ② 声が明るくほがらかなさま。
    1. [初出の実例]「うぐひすのうららかなる音(ね)に、鳥の楽はなやかにききわたされて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)胡蝶)
  4. ③ ( 心中に隠すところがなく ) さっぱりとしたさま。のどやかにはればれしたさま。さわやか。
    1. [初出の実例]「隔てなう、うららかにうち解け給へれど」(出典:浜松中納言物語(11C中)四)

麗らかの派生語

うららか‐さ
  1. 〘 名詞 〙

麗らかの派生語

うららかげ‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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