安穏(読み)アンオン

大辞林 第三版の解説

あんおん【安穏】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 

あんのん【安穏】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
〔「あんおん」の連声〕
落ち着いて気楽なこと。穏やかなこと。無事なこと。また、そのさま。 「 -を願う」 「 -に暮らす」
[派生] -さ ( 名 )

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精選版 日本国語大辞典の解説

あん‐おん ‥ヲン【安穏】

〘形動〙 (ふつう「あんのん」と発音する) =あんのん(安穏)色葉字類抄(1177‐81)〕
古今著聞集(1254)一二「われその用途をとらむとおもはば、汝一人、あんおんにてあらせてんや」 〔晉書‐顧愷之伝〕

あん‐のん ‥ヲン【安穏】

〘形動〙 (「あんおん」の連声(れんじょう)。表記は「あんおん」でも、「あんのん」と発音するのが普通) 変わりがなく、穏やかなさま。無事。平穏。安泰。→あんおん
※百座法談(1110)六月五日「妙法蓮花はうたがひなき現世安隠後生善所の薬草にこそは候らめ」

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