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黄鉛鉱 おうえんこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

黄鉛鉱
おうえんこう

モリブデン鉛鉱」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

黄鉛鉱
おうえんこう
wulfenite

鉛鉱床の酸化帯中に産する鉱物。モリブデン鉛鉱ともいう。他の鉛の二次鉱物と複雑な共存関係を形成することもあれば、この種だけが石英脈中に出現することもある。鉛・モリブデンともに初生鉱物が共存することは、少なくとも日本ではほとんどない。同構造の鉛重石stolzite(化学式Pb[WO4])とは化学組成上連続する。自形は正方板状あるいは両錐(すい)形または複正方台をなす。黄橙(おうとう)色、樹脂~金剛光沢、低硬度、大きな比重などが特徴。英名はオーストリア・ハンガリー帝国の修道士で鉱物学者のウルフェンFranz Xaver Wlfen(1728―1805)にちなむ。[加藤 昭]

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世界大百科事典内の黄鉛鉱の言及

【モリブデン鉱物】より

…モリブデン鉱石として重要なのは輝水鉛鉱で,他の鉱物は輝水鉛鉱の酸化分解による二次鉱物として産することが多い。ウルフェナイトはモリブデン鉛鉱,水鉛鉛鉱,黄鉛鉱などともいわれるが,そのMoは一部Wに,またPbはCaに置換され,それぞれ鉛重石stolzite PbWO4,パウエル鉱との間に部分固溶体を形成する。パウエル鉱はそのMoをWに置換し,同形の灰重石との間に完全固溶体をなす。…

※「黄鉛鉱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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