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黄飯 おうはん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

黄飯
おうはん

大分県の郷土料理くちなしの花を煎じた汁で炊いた塩味の飯の上に,大根,ごぼう,人参,ねぎ,豆腐,焼き魚の調味したものを載せて供する。

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デジタル大辞泉の解説

おう‐はん〔ワウ‐〕【黄飯】

クチナシの実をせんじた汁で炊き、塩味をつけた黄色い飯。

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大辞林 第三版の解説

おうはん【黄飯】

クチナシの実を煎じた汁を入れ塩味で炊いた黄色の飯。解熱・浄血作用があるという。

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日本の郷土料理がわかる辞典の解説

おうはん【黄飯】


大分の郷土料理で、くちなしの実で黄色に染めた水で炊いた飯。おかやくという具だくさんの汁をかけて食べることが多い。大みそかの行事食として作られる。

出典|講談社
(C)Kodansha 2013.
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

黄飯
おうはん

大分県臼杵(うすき)地方にみられる料理。豊後(ぶんご)黄飯ともいい、大友宗麟(そうりん)伝来のものといわれる。黄色い飯(めし)なので黄飯というが、いかなご料理を添えることが多く、その料理を黄飯ということもある。少量の食用油を深い鍋(なべ)に入れ、まず水切りした豆腐、次にささがきごぼうを入れ、少し柔らかくなったところでニンジン、ダイコンを加える。骨、頭、尾などを取り除いて肉だけにした焼き魚(イカナゴを使うことが多い)の身を加え、ネギを加えて煮る。クチナシの実の煎(せん)じ汁で炊いた黄色い飯に、具をかけて用いる。[多田鉄之助]

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世界大百科事典内の黄飯の言及

【芳飯】より

…貞享・元禄(1684‐1704)ころの江戸では,のちにはたけのこ飯を名物とした目黒で,浪屋の芳飯というのが有名だった。やや特殊ではあるが,全国的に知られていたのは豊後の黄飯(おうはん)である。クチナシで黄色に染めた飯の上に,ナス,ズイキ,ゴボウ,ネギなどと,コチやカマスなどの魚をいっしょに煮たものをのせ,かきまぜて食うというもので,同国出身の農学者大蔵永常はその著《徳用食鏡》(1833)の中でおおいにこれを推賞している。…

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