浜村蔵六(2代)(読み)はまむら ぞうろく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浜村蔵六(2代)」の解説

浜村蔵六(2代) はまむら-ぞうろく

1772-1819 江戸時代後期の篆刻(てんこく)家。
安永元年生まれ。初代浜村蔵六の甥(おい)。初代の養子となり,2代蔵六をつぐ。幕命により朝鮮通信使にわたす文書官印をほる。中国の印譜,書画古器などをあつめた。文政2年7月18日死去。48歳。江戸出身。本姓は橘。名は参。字(あざな)は秉徳(へいとく)。通称は仙吉。号は賁斎(ふんさい)。著作に「賁斎印譜」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android