GPT(読み)ジーピーティー

デジタル大辞泉の解説

ジー‐ピー‐ティー【GPT】[glutamic pyruvic transaminase]

glutamic pyruvic transaminase》グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼの略称。肝臓病の際に血中の値が上昇するので診断に利用。グルタミン酸ピルビン酸転移酵素。現在は、ALTと呼ばれることが多い。

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百科事典マイペディアの解説

GPT【ジーピーティー】

グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼglutamic pyruvic transaminase)という酵素の略。肝細胞,心細胞中に多く存在し,心疾患,肝疾患によって血中に遊出するため,GPTの血中値はGOTの血中値とともに,これらの診断上重要になる。正常値は0〜35カルメン単位。
→関連項目アルコール性肝障害γ-GTP

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世界大百科事典 第2版の解説

ジーピーティー【GPT】

グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼglutamic pyruvic transaminaseの略称。正式名はアラニンアミノトランスフェラーゼの反応を触媒する血清酵素。肝臓疾患があるときは血中濃度が増加するので,診断のために血清中の活性が検査される。肝機能検査大久保 昭行】

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精選版 日本国語大辞典の解説

ジー‐ピー‐ティー【GPT】

〘名〙 (glutamic pyruvic transaminase の略) グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼのこと。アミノ酸の代謝にかかわる酵素で、肝炎などにかかると血液中の値が増える。→ジーオーティー(GOT)

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化学辞典 第2版の解説

GPT
ジーピーティー

glutamic-pyruvic transaminaseの略称.アミノ基転移酵素の一種で,肝臓に多く,ほかの臓器では少ない.肝細胞が傷害されると血液中に漏れ出るので,血中濃度を測定することにより,肝機能を調べることができる.[CAS 9000-86-6]

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世界大百科事典内のGPTの言及

【肝機能検査】より

…胆汁中に分泌される胆汁酸およびコレステロールの血清中の濃度も上昇する。また胆汁流の障害に伴って,肝臓が障害されてアルカリホスファターゼ,γ‐グルタミルトランスペプチダーゼγ‐glutamyl transpeptidase(γ‐GTP),ロイシンアミノペプチダーゼ(LAP)など胆道系に存在している酵素と,肝細胞中のグルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼglutamic oxaloacetic transaminase(GOT)やグルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼglutamic pyruvic transaminase(GPT)などの酵素が血中に出てくるため,血清活性値が上昇する。しかも,これらの血清酵素活性値の変化には,障害の部位や性質に応じて特徴がみられるため,これらの検査は黄疸の鑑別診断に役立つ。…

【肝硬変】より

…このほか,生化学的検査や血液検査も行われる。生化学的検査では,血清アルブミン,コレステロール,コリンエステラーゼなどが著しく低下し,一方,γ‐グロブリン,膠質反応(ZTT,TTT)は中程度~高度に増加,上昇し,GOT,GPTは軽度の上昇にとどまるが,GOT/GPT比は1.0よりも大きくなる。血液検査では,血液凝固因子が著しく減少し,血小板も明らかに減少する。…

※「GPT」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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