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ZD運動 ゼットディーうんどうzero defects movememt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ZD運動
ゼットディーうんどう
zero defects movememt

無欠点運動,無欠陥運動のこと。従業員自身の創意と工夫によって仕事の欠陥をゼロにし,製品の品質およびサービスの向上をはかり,顧客を満足させ,製品の信頼性を増大することによって企業全体の生産性の向上をはかろうという経営効率化運動の一種。従業員を仕事の主体者としてとらえ,彼らの動機づけに着目した点が従来の上意下達経営管理の方式と大きく異なる。管理者は従業員に正しい仕事の方法と,正しく仕事をする動機づけを与えるのみで,仕事の目標の設定に関しては従業員自身に自主的に決定させる。目標を達成した従業員は表彰する。 ZDは TQC (全社的品質管理) へとつながってきている。

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デジタル大辞泉の解説

ゼットディー‐うんどう【ZD運動】

zero defects movement》無欠点運動。無欠陥運動。企業で、欠点や欠陥をゼロにすることを目標として行う社内運動。従業員一人一人に自発的な意欲をもたせ、製品の品質向上、良好なサービス、コストの低減、納期の厳守などを達成しようとする。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ZD運動
ぜっとでぃーうんどう
zero defects movement

ゼロ・ディフェクト運動ともいい、無欠点運動とか無欠陥運動と訳すこともある。企業で製品や活動の全般について、不良や欠陥をなくすことを目的にして展開する社内運動のこと。小集団の自主管理によって行うのが普通であり、このためQCサークルquality control circleと酷似し、あるいは同義になっている。数人ないし十数人程度の従業員で小集団をつくり、仕事上のミス、機械・設備等の不備、教育訓練の欠点、部品・材料の欠陥、勤労意欲の低下、システムの不備など、欠陥原因を除去する討議をし、改善策を提案・実施する。企業組織ばかりでなく、行政組織、病院組織などでも実行可能であり、現に多くの成果をあげている。[森本三男]

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