神経や皮膚、血液など体を形作るさまざまな細胞になる能力と、自己を複製して増殖する能力を持つ細胞。特定の組織や臓器に変化する体性幹細胞のほか、受精卵から作製する胚性幹細胞(ES細胞)、皮膚や血液の細胞に遺伝子を導入するなどして作る人工多能性幹細胞(iPS細胞)がある。ES細胞、iPS細胞は万能細胞とも呼ばれ、病気やけがで失った臓器や組織を修復したり、機能を回復したりする再生医療に役立つと期待されている。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2008年)
(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
…単に幹細胞ともいい,リンパ球や赤血球,白血球などの血液細胞のもととなる細胞をいう。骨髄など造血器官に存在する。…
※「幹細胞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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