アキレス(英語表記)Achilles

翻訳|Achilles

デジタル大辞泉 「アキレス」の意味・読み・例文・類語

アキレス(Achilles)

アキレウスラテン語名。

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精選版 日本国語大辞典 「アキレス」の意味・読み・例文・類語

アキレス

  1. ( [ラテン語] Achilles ) 「アキレウス」のラテン名。

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改訂新版 世界大百科事典 「アキレス」の意味・わかりやすい解説

アキレス
Achilles

トロヤ群Trojan groupに属する小惑星一つ。数学者のJ.L.ラグランジュが1774年に三体問題特殊解として示した正三角形解を実現している特異小惑星の一つとして,1906年M.ウォルフによって発見された。ギリシア神話の英雄アキレウスにちなむ。太陽木星とともに正三角形の頂点を占めるので,トロヤ群に属する小惑星はいずれも木星の軌道上を,木星の前後に約60度の角を保ちながら木星の平均運動300s/dと等しい平均運動で運行している。このような特徴をもつ小惑星は現在までに15個発見されており,いずれもトロイア戦争で活躍した勇士たちの名前がつけられている。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アキレス」の意味・わかりやすい解説

アキレス
Achilles Corporation

総合化成品メーカー。起源は明治時代の殿利織物(1907創業)にまでさかのぼる。1943年企業整備令により国華工業の足利工場としてゴム製品の製造に転換。第2次世界大戦後,1947年国華工業から設備,資材を買収して興国化学工業として設立,ゴム製品の製造・販売を開始。1948年輸出用商標として「アキレス」を制定。1982年現社名に変更。1990年代より中国各地に生産拠点を設け,2008年には台湾に現地法人を設立。各種履物,床材や壁材などの樹脂(プラスチック),ウレタンなどの産業資材を三本柱として,ほかにゴムボートなどの引布を製造,販売する。

アキレス
Achilles

木星軌道上を運行し,木星前方のラグランジュ点にあるトロヤ群に属する小惑星の固有名。トロヤ群のうちで,1906年 M.ウォルフにより最初に発見された。のときの平均実視等級 15.3等,直経約 240km,軌道長半径 5.179天文単位,登録番号 588。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「アキレス」の解説

アキレス

正式社名「アキレス株式会社」。英文社名「ACHILLES CORPORATION」。化学工業。昭和22年(1947)「興国化学工業株式会社」設立。同57年(1982)現在の社名に変更。本社は東京都新宿区大京町。主にプラスチック原料のフィルム・合成皮革、断熱材・建装材などの産業資材を製造。シューズ製造でも大手。東京証券取引所第1部上場。証券コード5142。

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百科事典マイペディア 「アキレス」の意味・わかりやすい解説

アキレス

1906年にM.ウォルフによって発見されたトロヤ群小惑星の一つ。木星の軌道上を,木星と同じ周期で公転している。

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とっさの日本語便利帳 「アキレス」の解説

アキレス

トロイ戦争のギリシャ軍の英雄。母テティスが幼いアキレスを不死身にするために冥界のステュクス川に浸したが、踵だけ濡れなかったため、トロイの王子パリスにそこを毒矢で射られて死ぬ。アキレス腱の語源。

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デジタル大辞泉プラス 「アキレス」の解説

アキレス

レベルファイブが発売するプラモクラフトロールプレイングゲーム『ダンボール戦機』、同名のテレビアニメ(2011-2012)に登場する人型のホビー用ロボット、LBX。操縦者は山野バン。騎士型。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アキレス」の意味・わかりやすい解説

アキレス
あきれす

アキレウス

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世界大百科事典(旧版)内のアキレスの言及

【モルフォチョウ】より

… おもな生息地はアマゾン川水系一帯に広がる広大な熱帯多雨林であるが,なかには淡青色や真珠色に強く輝くスルコウスキー・モルフォM.sulkowskyiのように,アンデス山脈の標高2000~3000mくらいの高地帯に見られ,低木を混じえた明るい草原にすむものもある。同じ産地でも種によって飛ぶ高さが異なり,たとえばコロンビアのレティシア付近では,アキレスM.achilles,メネラウスM.menelausなどの種は地上1~2mの林間陽地を飛ぶが,小型種のアドニス・モルフォM.adonisは高い樹冠の上を飛び,なかなか下に降りてこない。飛び方もいろいろで,パトロクルスM.patroclus,デイダミアM.deidamiaなどはかなり速く飛ぶが,ロドプテロンM.rhodopteron,アドニスなどは緩やかで,高いところを青色の銀紙が舞うような不安定な飛び方をする。…

※「アキレス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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