らっぱ状に開いた河口および入り江。エスチュアリーともよばれる。イギリスのテムズ河口、セバーン河口、スコットランドのファースとよばれる入り江や韓国の西海岸の入り江が事例。世界最大の三角江は、カナダのセント・ローレンス湾であるといわれる。三角江のもう一つのタイプは、らっぱ状入り江の湾口部に砂州や砂嘴(さし)が形成され、その内側は潮汐(ちょうせき)湿地などが形成されたり、入り江の水深が浅くなったものがある。イギリス、ウェールズのカーディガン湾北部のポートマドック、バーマス、アバドビイ付近の河口には、このタイプの地形がみられる。三角江の中に堆積(たいせき)して生じたデルタは、三角江三角州とよび、上記の三角江のほか、フランス北部海岸に注ぐ河口にもみられる。
[豊島吉則]
estuary
海に向かってロート状に広がる河口をさす。エスチュアリー(広義)の一部の形態。潮汐が卓越する河口において見られる。三角江はテムズ川,ジロンド川などにみられる。
執筆者:齋藤 文紀
参照項目:エスチュアリー
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
「エスチュアリー」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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