主客転倒(読み)シュカクテントウ

デジタル大辞泉 「主客転倒」の意味・読み・例文・類語

しゅかく‐てんとう〔‐テンタウ〕【主客転倒/主客×顛倒】

[名](スル)主と客の力関係が逆になること。物事軽重本末などを取り違えること。「―した議論
[類語]反対ぎゃく逆様さかさまさかあべこべかえって裏腹うらはら裏返し裏表うらおもて右左みぎひだり上下うえした後ろ前正反対真逆本末転倒

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精選版 日本国語大辞典 「主客転倒」の意味・読み・例文・類語

しゅかく‐てんとう‥テンタウ【主客転倒・主客顛倒】

  1. 〘 名詞 〙 主人と客の立場が逆になること。転じて、人の立場・順序・軽重などが逆になること。しゅきゃくてんとう。
    1. [初出の実例]「主客転倒すれば、かくも見る気持がちがふものかと私は驚いた」(出典:揚雲雀(1956)〈上林暁〉)

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四字熟語を知る辞典 「主客転倒」の解説

主客転倒

主人と客の立場が逆になること。転じて、人の立場・順序・軽重などが逆になること。

[活用] ―する。

[使用例] 主客顛倒の態で、今度は藤井が、苦りきってそっぽを向くのを[里見弴大道無門|1926]

[使用例] 主客転倒すれば、かくも見る気持ちがちがうものかと私は驚いた[上林暁揚雲雀|1956]

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