デジタル大辞泉
「大車輪」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
だい‐しゃりん【大車輪】
〘名〙
① 大きな車輪。
※鬼(1931‐32)〈
江戸川乱歩〉生腕「
機関車の大車輪
(ダイシャリン)に轢死人の血みどろの
肉片がねばりついて」
②
器械体操の鉄棒で、
両手で鉄棒をにぎり、その鉄棒を
中心として、体をまっすぐ伸ばして大きく回転させる技。
※
海軍(1942)〈
岩田豊雄〉男ン子「
真人…大車輪
(ダイシャリン)が、でくッか」
③ はりきって大奮闘すること。仕事などに追われていそがしく働くこと。
※
都新聞‐明治二六年(1893)一月八日「沢村座一点張の大車輪大勉強なれば」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報