


(ゆう)(手)の会意字で、両者の字形に通ずるところがある。〔説文〕四上に「
(と)ぶなり」と大いに飛ぶ意とし、「
(すい)の田上に在るに從ふ」と字形を解するが、それでは字の立意を説きがたい。金文の奮・奪がともに衣に従うのは、哀・
(衰)・
(かい)(懷)・
(かん)(
)など、死喪の礼に関する字がみな衣に従うのと同じく、奮・奪も霊の与奪に関する字であり、隹は鳥形霊の観念を示すものとみてよい。奮字の従う田は、
(旧)字の従う臼とともに、鳥を留めておく器の形と考えられる。これによって留止することを
という。奮はその留止をしりぞけて奮飛する意。奪は奮飛し奪去することを示す字と考えられる。
nは
・焚biu
nと声義近く、
は内にあるものが勢いよく外にあらわれる意、焚は火勢が外にあらわれる意である。
▶・奮苦▶・奮激▶・奮撃▶・奮呼▶・奮死▶・奮志▶・奮翅▶・奮辞▶・奮疾▶・奮首▶・奮袖▶・奮竦▶・奮翔▶・奮心▶・奮振▶・奮迅▶・奮訊▶・奮戦▶・奮然▶・奮
▶・奮藻▶・奮張▶・奮
▶・奮怒▶・奮討▶・奮闘▶・奮発▶・奮臂▶・奮飛▶・奮武▶・奮袂▶・奮躍▶・奮勇▶・奮涌▶・奮揚▶・奮翼▶・奮雷▶・奮旅▶・奮力▶・奮
▶・奮励▶
奮・矜奮・亢奮・昂奮・興奮・自奮・振奮・迅奮・争奮・発奮・雷奮出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...