


(ほろ)ぶるなり。九
、陽气
にして、
物畢(ことごと)く
り、陽下りて地に入るなり。五行、土は戊(ぼ)に生じ、戌に
んなり。戊の一を含むに從ふ」という。のちの字形によって、五行説に附会したもので、卜文・金文の字形は斧鉞(ふえつ)の象。剝削に用いる器である。〔段注〕に「一は亦聲なり」とするが、声も合わず、卜文には一に従う字形はない。十二支の名に用いるものはすべて仮借。字の本義とは関係のない用法である。
と通じ、あわれむ。
属の字はない。
(歳)を戌声とし、また
を会意として火部に属している。
t、
(雪)siuatは声が近い。刷shoatもその声が近く、すすぐ意がある。戌の本義は明らかでないが、〔説文〕に「
ぶるなり」とする訓によって考えると、呪器としての戉(鉞(まさかり))によって、汚穢を雪ぎ祓う意であろうと思われる。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
十二支の第11番目。「じゅつ」ともいい、十二支獣としてイヌがあてられる。9月の異称として用いられるほか、戌の日には、イヌの安産にあやかるようにとの願いから、妊娠5か月の婦人が岩田帯を締めるという俗信がある。時刻としても用いられ、今日の午後8時を中心とした前後2時間を「戌の刻」「戌の時」といった。方角としては、西から北へ30度寄った方向をいい、西北西にあたる。呪文(じゅもん)に「戌亥子丑寅(いぬいねうしとら)」というのがあるが、これはイヌに追われたり囲まれたりしたとき、この呪文を唱えつつ5本の指を折ると、イヌが退散すると考えられていた。
[宇田敏彦]
出典 占い学校 アカデメイア・カレッジ占い用語集について 情報
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