草臥れる(読み)クタビレル

デジタル大辞泉 「草臥れる」の意味・読み・例文・類語

くたび・れる【草臥れる】

[動ラ下一][文]くたび・る[ラ下二]
長時間からだや頭を使ったため、疲れて元気がなくなる。「歩きつづけて―・れる」
年老いたり苦労が続いたりして気力若さを失う。「人生に―・れる」「生活に―・れた顔」
衣服などが長く使われたため、古くみすぼらしくなる。「―・れた背広
(他の動詞の連用形に付いて)その動作を続けるのが、疲れていやになる。「待ち―・れる」
つかれる[用法]
[類語]疲れる疲れ果てる疲れ切るだるいかったるいしんどい気骨が折れる

くたぶ・れる【草臥れる】

[動ラ下一]くたびれる」の音変化。
三吉はさも―・れているらしく答えて」〈藤村

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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