袋綴じ(読み)フクロトジ

デジタル大辞泉 「袋綴じ」の意味・読み・例文・類語

ふくろ‐とじ〔‐とぢ〕【袋×綴じ】

書物などの綴じ方の一。
文字面が外になるように紙を1枚ずつ二つ折りにして重ね、折り目でないほうの紙端を糸でとじたもの。和装本には、この綴じ方が多い。
雑誌などの製本時に、一部のページの小口を裁断せず、袋状に残したもの。切り離さないと誌面を見られない。
複数枚になる契約書などの綴じ目に、別の細い紙を貼り付ける綴じ方。内容の差し替えを防ぐための処理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android