本来の漢語の用法では、身体の骨格の意味を表わしたが、そこから転じて、物事の根本を表わすようになった。特に、中世では、③のように故実や礼儀作法の有り様やしきたりを表わしたり、学問や芸道の根本的な技法や優れた勘の働きや神髄を表わしたりした。
中国画の用語。5世紀,南斉末の画家,謝赫(しやかく)の画の六法の第二則〈骨法用筆〉に由来する。謝赫は絵画の骨格を形成するものは用筆すなわち線描だと考えた。これは古代・中世の絵画の特質でもあり,線描による明確な輪郭線に,随類賦彩つまり固有色がほどこされた。中唐以降,いわゆる水墨画が成立すると,筆のさまざまなタッチや墨の濃淡の運用で,輪郭線と固有色は否定され,形と色は相対的なものと考えられるようになったが,筆と墨とは楕円の二つの焦点のように,絵画構成の二つの極であり,筆は客観性を,墨は主情的なものをそれぞれ象徴した。たとえ表面にはあらわれなくとも筆すなわち線描は,やはり絵画の骨格を形成するもの,骨法として意識された。
執筆者:山岡 泰造
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臣に謂ひて曰く、~我(われ)今古人の書を臨するに、殊に其の形勢を學ばず、惟だ其の骨法を求むるに在り。字通「骨」の項目を見る。
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