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謝赫 しゃかくXie He

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

謝赫
しゃかく
Xie He

[生]建元1(479)
[没]?
中国,南斉,南梁の画家,画論家。一説に陳代まで生存したという。人物画を得意とし,清新細微な描法を創案したというが,気韻生動の趣に欠けると評された。彼は画家としてより『古画品録』の撰者として,あるいは「六法」という中国画論の基本をなす法則性の提唱者として名高く,以後の中国画や画論に多大の影響を与えた。

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百科事典マイペディアの解説

謝赫【しゃかく】

中国5世紀の南斉の画家。生没年不詳。人物画に新機軸を出し,顔貌(がんぼう)の写生にすぐれた手腕を発揮したが,描写が精巧にすぎて生気に乏しく,筆づかいが弱くて壮雅の趣に欠けるといわれた。
→関連項目骨法

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世界大百科事典 第2版の解説

しゃかく【謝赫 Xiè Hè】

中国5世紀,南朝斉の画家。生没年,籍貫,経歴など不詳。人物画,特に肖像画を得意とし,一度対面すれば,髪一筋も違うことなく再現したと伝えられ,服装髪型なども当世風モダンデザインにとりかえるなど,新しい画風を始めたという。論画の書物で現存最古とされる《古画品録》の著者で,27人の画家を6品に分類してその優劣を批評した。なかでもその序にみえる〈六法〉は,謝赫の創唱ではないが,最古の言及として名高い。【古原 宏伸】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

謝赫
しゃかく

生没年不詳。中国、南北朝時代の画家、画論家。南斉(なんせい)(479~502)に活躍したが、出身地や経歴は不明。人物画、肖像画の名手で、写実的描写は迫真のものであったらしい。婦人の華麗な服装や華美な化粧など、流行を敏感にとらえたばかりでなく、細かい毛すじまでも余すことなく再現したといわれる。画家品評の書『古画品録(こがひんろく)』を著し、その序のなかで述べた画の六法によってその名を不朽のものとした。[吉村 怜]

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世界大百科事典内の謝赫の言及

【古画品録】より

…中国,5世紀の人,謝赫(しやかく)の撰になる現存最古のまとまった中国画論。《古画品録》そのものは532年から549年の間に成ったと考えられる。…

【骨法】より

…中国画の用語。5世紀,南斉末の画家,謝赫(しやかく)の画の六法の第二則〈骨法用筆〉に由来する。謝赫は絵画の骨格を形成するものは用筆すなわち線描だと考えた。…

【六法】より

…中国絵画における規範を表す用語。六朝斉の画家謝赫(しやかく)の《古画品録》(《古今画品》)に見える。画品とは画の優劣の品等,すなわちランクづけすることで,六法は品等の基準となる概念であり,法は原理または要素,あるいはその両者を含んだ意味をもつ。…

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