ぎん‐もくせい【銀木×犀】
- デジタル大辞泉
- モクセイ科の常緑小高木。キンモクセイに似て、秋、白い小花を多数つけ束生し、強い芳香を放つ。中国の原産。《季 秋》[類語]木犀・金木犀
ぎん‐る【銀×縷】
- デジタル大辞泉
- 銀の糸。また、銀色の糸。
ぎん‐レフ【銀レフ】
- デジタル大辞泉
- 《「レフ」は「レフレクター」の略》写真撮影に用いるレフレクターの一。表面を銀色に仕上げた反射板。
銀王 (しろがねのみこ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 「古事記」にみえる景行天皇の皇女。庶兄彦人大兄(ひこひとのおおえの)王の妻となり,大名方王,大中姫命(おおなかつひめのみこと)を生んだという。
山田銀 (やまだの-しろがね)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 奈良時代の官吏。天平宝字(てんぴょうほうじ)5年(761)明法(みょうぼう)博士で主計助(かずえのすけ)をかね,7年河内介(かわちのすけ)となる。博…
ぎん‐でんち【銀電池】
- デジタル大辞泉
- ⇒酸化銀電池
酸化銀 (さんかぎん) silver oxide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式Ag2O。褐黒色固体。銀塩の水溶液に水酸化ナトリウムを加えると沈殿して生ずる(このとき水酸化銀は生成しない)。銀板は空気中に放置しても表…
銀シアン化カリウム ぎんしあんかかりうむ potassium silver cyanide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 正しくはジシアノ銀(Ⅰ)酸カリウムという。銀塩水溶液にシアン化カリウムを加えると、初めシアン化銀が沈殿してくるが、さらにシアン化カリウムを加え…
自由銀 じゆうぎん Free Silver
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 銀貨を自由に鋳造すること。1870年代から19世紀末にかけてのアメリカでは、西部の銀鉱山業関係者と農民を中心に、政府による銀の大量買上げと銀貨の…
自然銀 しぜんぎん silver
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属元素鉱物の一つ。銀(Ag)の鉱石鉱物。初生のものと、初生銀鉱物の分解によって生じたものとがある。自形はまれであるが、立方体、正八面体、斜…
抛銀 なげがね
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 投銀、擲銀とも書く。17世紀初期、朱印船主またはポルトガル人・中国人の貿易商に対して、博多(はかた)の豪商島井家や末次(すえつぐ)家などが投資し…
ぎんあせちりど【銀アセチリド】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぎんかた【銀方】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぎんつかい【銀遣い】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぎんらめ【銀ラメ】
- 改訂新版 世界大百科事典
丁銀 ちょうぎん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 江戸時代,豆板銀とともに秤量貨幣として通用した銀貨。目方は 40匁 (150g) 前後で一定せず,形状はなまこ形。小額の支払いには適当に切って使用され…
ぜい‐ぎん【税銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 税として納める金銭。税金。[初出の実例]「今一石に付一銭の割合を以て総高より税を納むれば税銀の高二百万銭なり」(出典:経済小学(186…
しろがね‐し【銀師】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「しろかねし」 ) 銀細工をする職人。鎖・紐釦・指輪・かんざしなどを作り、長持・挟箱・屏風・灯籠・輿車等の金具の飾りなどを…
こ‐ちょうぎん(‥チャウギン)【古丁銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 慶長六年(一六〇一)慶長丁銀に先行した各種の丁銀のこと。泉州の堺、長州の萩などで鋳造されたものをさしていう。
ほん‐ぎん【本銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① まじりけのない銀。純銀。② =ほんきん(本金)②[初出の実例]「五千貫目余のさし引に壱匁三分本銀(ホンギン)に不足出来そめ」(出典:浮…
まえ‐ぎん(まへ‥)【前銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =まえきん(前金)[初出の実例]「もしよき口合か前銀なとかけ候はば、御かし候てもくるしからず候」(出典:梅津政景日記‐慶長一七年(16…
こしかけ‐ぎん【腰掛銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 将棋の戦法の一つ。序盤の駒組みで五筋の定位置にいる歩の上に銀が出てたたかう手法。歩を腰掛けにして銀が自陣の中央に位置していること…
おおばん‐ぎん(おほバン‥)【大判銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大判の銀貨。南鐐(なんりょう)大判銀、桐大判銀、橘姫大判銀などがある。戦国末期から江戸初期に各地の諸侯が自由鋳造を行なったといわれ…
きり‐ぎん【切銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 室町末期から江戸初期にかけて各地で作られた純良な灰吹銀(はいふきぎん)の表面に小極印を打ち、それを必要に応じて切って使った秤量(し…
ぎん‐あなご【銀穴子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アナゴ科の海産魚。全長四五センチメートルに達する。体は円柱状で細長く、尾部はやや側扁し、腹びれがない。体色は銀白色で、各ひれの縁…
ぎん‐い(‥ヰ)【銀緯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀河座標における緯度。銀河赤道から南北の方向にそれぞれ零度から九〇度まで測る。
ぎん‐ごう(‥ガウ)【銀号】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国で、旧来からの一種の金融機関。特に両替屋風の小規模なもので銭荘ともいう。〔清会典事例‐戸部・庫蔵・銀庫〕
ぎん‐こじり【銀鐺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 刀のさやの鐺を銀作りとし、または銀の象嵌(ぞうがん)などで飾ったもの。[初出の実例]「長がたなの銀こじりは、ひとへに我子の光ながら」…
ぎん‐さん【銀盞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀製の杯。[初出の実例]「フクロ ノ ナカ エ guinsan(ギンサン) ヲ ヒトツ イレテ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1591)一)
ぎん‐じょう(‥ヂャウ)【銀錠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国で銀塊を鋳造して貨幣の用としたもの。元代にはじまり、朝廷、民間で自由に鋳造された。② 江戸時代通用の銀貨幣、丁銀(ちょうぎん)…
ぎん‐すすだけ【銀煤竹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 染め色の一つ。竹のすすけたような赤黒い色に銀色を加味した色。[初出の実例]「染分(そめわけ)のかかへ帯、ぎんすすたけの袷(あわせ)」(…
ぎん‐せん【銀銭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀で作った円形方孔の銭貨。しろがねのぜに。[初出の実例]「始行二銀銭一」(出典:続日本紀‐和銅元年(708)五月壬寅)「家老職の人引出す…
ぎん‐だて【銀建】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相場の建て方の一つ。商品の価格や為替手形の額面金額などが、銀量または銀本位制度を採用している国の貨幣単位で表示されるもの。
ぎん‐だま【銀玉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 銀の玉。銀色の球形のもの。② 江戸時代通用の豆板銀(まめいたぎん)の俗称。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕
ぎん‐づる【銀蔓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「蔓」は鉱脈の意 ) 銀の鉱脈。[初出の実例]「ぎんずるぎんずるずらずらずっと竹流し、竹に花さくぜん右衛門さんが」(出典:歌謡・落…
ぎん‐とう(‥タウ)【銀濤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 波頭の白く激しくあわだつ大波。白波。[初出の実例]「風度林園含二晩晴一、銀濤清レ耳殷二松棚一」(出典:常山文集(1718)次碧山大久保…
ぎん‐ばさみ【銀挟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 香道で、銀葉②をはさむピンセット状の道具。銀葉挟(ぎんようばさみ)。[初出の実例]「ほうゐんより御はくろのわたし一つ、せうす二つ、き…
ぎん‐ぶすま【銀襖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 唐紙(からかみ)の地紙の全面に銀箔(ぎんぱく)をおいた襖。
ぎん‐ぶな【銀鮒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 コイ科の淡水魚。フナ類の一亜種。体長三〇センチメートルに達し、フナ類中では体高と尾柄が高い。体色は背が緑褐色で、他は淡い銀白色。…
ぎん‐ぺい【銀屏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ぎんべい」とも ) =ぎんびょうぶ(銀屏風)[初出の実例]「行燈の光は二人の影を大きく銀屏(ギンベイ)の上に描いて」(出典:良人の自…
ぎん‐ぺい【銀幣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 「ぎんかへい(銀貨幣)」の略。[初出の実例]「当代の銀幣は国初以来二品あり。一つには銀錠、二つには砕銀也」(出典:経済録(1729)五…
ぎん‐よう(‥エフ)【銀葉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 銀を紙のように薄くのばしたもの。〔運歩色葉(1548)〕〔宋史‐闍婆国伝〕② 香道の用具の一つ。雲母の薄片を金属で縁どりしたもの、ある…
ぎん‐れい【銀鈴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀のすず。銀色のすず。[初出の実例]「一声さやかにして銀鈴(ギンレイ)を振れる如し」(出典:自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉湘南雑筆)
メキシコ銀 めきしこぎん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スペインがメキシコ征服後、メキシコ産の銀で鋳造した銀貨の通称。一般にはメキシコ・ドルのことであり、日本では幕末以降、墨銀(ぼくぎん)ともよば…
あずかり‐がね(あづかり‥)【預銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =あずかりぎん(預銀)
銀魂(ぎんたま)
- デジタル大辞泉プラス
- ①空知英秋による漫画作品。宇宙人が来襲した江戸を舞台にしたSF時代劇コメディ。『週刊少年ジャンプ』2004年第2号から連載開始。2006年以降、テレビ…
塩化銀 (えんかぎん) silver chloride
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式AgCl。天然には角銀鉱として存在する。可溶性の銀塩水溶液に塩化物を加えると沈殿する白色固体。融点455℃,沸点1550℃。結晶構造は岩塩型で,塩…
ろうぎん【朧銀】
- 改訂新版 世界大百科事典
ていぎん【丁銀】
- 改訂新版 世界大百科事典
なづけぎん【名付銀】
- 改訂新版 世界大百科事典