さん‐だいじん【三大臣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 太政大臣・左大臣・右大臣。または左大臣・右大臣・内大臣の総称。[初出の実例]「高官にと思し召しけれども、三大じんは、はやふさがり…
さん‐だいぶ【三大部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。教義のよりどころとされる三つの大部の経典。天台宗では、天台大師の著「法華経玄義」「法華経文句」「摩訶止観」。律宗では、南山…
さん‐たいよう(‥タイヤウ)【三大洋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 太平洋・大西洋・インド洋の総称。
さん‐とう【三冬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 冬の三か月。孟冬(陰暦一〇月)・仲冬(陰暦一一月)・季冬(陰暦一二月)の総称。また、三度の冬。三か年。《 季語・冬 》[初出の実例]…
さん‐とう(‥タフ)【三塔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 比叡山延暦寺の東塔(止観院)・西塔(宝幢院)・横川(よかわ)(楞厳(りょうごん)院)の総称。転じて、比叡山延暦寺をいう。三院。[初出の実例]「山…
さん‐としより【三年寄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸時代、江戸の町年寄を世襲した三家。奈良屋(館)・樽屋(樽)・喜多村の総称。〔明良帯録(1814)〕
さんにん‐ぐち【三人口】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一家三人の糊口(ここう)。三人の暮らし。[初出の実例]「三人口に十五人まで 厄害(やっかい)の懸る所に枩の風」(出典:俳諧・西鶴大矢数(…
さん‐ねん【三年】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 一年の三倍。みとせ。三か年。[初出の実例]「ことをひき、文を誦(ず)して、なほ聞くに、三年この木の声たえず」(出典:宇津保物語(970‐…
さん‐ぱく【三白】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 正月の三が日に降る雪。〔蘇軾‐喜雪詩〕② 馬の四脚のうち、三脚の下部の白いもの。③ 「さんぱくもめん(三白木綿)」の略。④ 「さんぱく…
さん‐ばん【三ばん】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 選挙で、当選するのに必要とされる三つの条件、地盤、看板(肩書・地位)、かばん(金銭)をいう俗語。
さん‐ばんがしら【三番頭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代の幕府の職名の一つ。大番頭・小姓組番頭・書院番頭の総称。小姓組番頭と書院番頭とを両番頭という。番頭は、組頭、組衆を率いて…
さん‐ぴつ【三筆】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 書家、または画家で三人のすぐれたものをいう語。[初出の実例]「善書も、嵯我の帝・空海・はやなり、又、道風・佐理・行成と、とか…
さん‐びょう(‥ビャウ)【三病】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三つの難病。なおりにくい三つの病気。[初出の実例]「南無大明神、ねがはくは、たいのやにさむひゃうをつけてたび給へと、祈られけるこ…
さん‐べん【三返・三遍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三度すること。三回繰り返すこと。みたび。[初出の実例]「『南无妙徳菩薩』と三遍誦礼せしむ」(出典:日本霊異記(810‐824)上)
さん‐ぼう(‥バウ)【三方】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 現在は「さんぽう」とも ) 三つの方向。三つの方面。[初出の実例]「能遠(よしとを)が城におしよせて見れば、三方は沼、一方は堀なり」…
さん‐もん【三問】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「礼記‐曲礼上」の「入レ竟而問レ禁、入レ国而問レ俗、入レ門而問レ諱」から ) 他国の境に入ればその禁制を問い、国に入れば風俗を問…
さん‐よみもの【三読物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 謡曲のうち、習い物として重要視されている三つの読物。「安宅(あたか)」の勧進帳(かんじんちょう)、「正尊(しょうぞん)」の起請文(きしょうもん)、…
さん‐ろう(‥ラウ)【三老】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 年長者で元老としての崇敬を受けている人の中の第三番目。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔礼記‐楽記〕② 老年を上寿(一〇〇歳)・中寿…
洗三 xǐ//sān
- 中日辞典 第3版
- [動]<旧>子供が生まれて3日目に産湯を使わせる.
sán-jū1, さんじゅう, 三十
- 現代日葡辞典
- Trinta.Kare wa ~ dai (sanjissai) da|彼は三十代(三十歳)だ∥Ele está na casa dos ~.~ ban-me no|三十番目の∥O trigésimo.
sań-nínshō, さんにんしょう, 三人称
- 現代日葡辞典
- 【Gram.】 A terceira pessoa.Dōshi no ~ fukusū-kei|動詞の三人称複数形∥O [A forma do] verbo na ~ do plural (Por ex.: eles s…
sán-shoku1, さんしょく, 三色
- 現代日葡辞典
- Três cores.~ no|三色の∥Tricolor.◇~ ki三色旗Uma bandeira tricolor 「francesa」.⇒~ sumire;sanshiki sumire.
三乗 さんじょう
- 日中辞典 第3版
- 〈数学〉立方lìfāng.
三遷 さんせん
- 日中辞典 第3版
- 三迁sānqiān,三次迁移(住处)sān cì qiānyí (zhùchù).孟母~三遷の…
三人称 さんにんしょう
- 日中辞典 第3版
- 第三人称dì-sān rénchēng.
mikká, みっか, 三日
- 現代日葡辞典
- 1 [月の第3日] O dia três.Jūichi-gatsu ~ wa bunka no hi desu|十一月三日は文化の日です∥(No Japão) o ~ de novembro …
mitsúbá, みつば, 三葉
- 現代日葡辞典
- 【Bot.】 A salsa da rocha;crytotaenia candensis var. japonica.
三分村みぶんむら
- 日本歴史地名大系
- 長野県:南佐久郡臼田町三分村[現]臼田町大字三分雨(あま)川扇状地の末端南部に位置し、南東部には関東山系支脈の裾が東から迫っている。西と北…
三島野みしまの
- 日本歴史地名大系
- 富山県:射水郡三島野「万葉集」に歌われた原野。巻一七には放逸した愛鷹が「三嶋野を背向に見つつ」飛去ったと歌われ、大伴家持遊猟の地であった。…
【朝三】ちよう(てう)さん
- 普及版 字通
- 朝三暮四。詐術をいう。〔荘子、斉物論〕狙(そこう)(猿飼い)(ちよ)(とちの実)を賦(わか)ちて曰く、は三、は四にせんと。衆狙皆怒る。曰く、然ら…
【三衣】さんい
- 普及版 字通
- 僧衣。字通「三」の項目を見る。
【三帰】さんき
- 普及版 字通
- 異姓の三帰人を娶る。ほかに地名・台名説がある。〔論語、八〕或ひと曰く、管仲は儉なるかと。(子)曰く、管氏に三歸り。官の事は攝(兼摂)せず。…
【三尸】さんし
- 普及版 字通
- 体内の蠱虫。字通「三」の項目を見る。
【三正】さんせい
- 普及版 字通
- 夏(建寅)・殷(建丑)・周(建子)の暦。〔魏書、儒林、李業興伝〕(尤も算歴に長ず。曰く)三正同じからずと雖も、時を言ふは、皆夏時の正に據る…
【三俎】さんそ
- 普及版 字通
- 豕と魚と。字通「三」の項目を見る。
【三飯】さんぱん
- 普及版 字通
- 三食。字通「三」の項目を見る。
【三務】さんむ
- 普及版 字通
- 農事。字通「三」の項目を見る。
【三葉】さんよう
- 普及版 字通
- 三代。字通「三」の項目を見る。
【三吏】さんり
- 普及版 字通
- 三公。字通「三」の項目を見る。
三通(さんつう)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 中国‐台湾間の直接的な通商,通航,通郵。1979年,中国は「台湾同胞に告げる書簡」で祖国の平和統一と三通,四流(学術,文化,体育,工芸の交流)を呼…
三線 さんしん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 沖縄・奄美などで伝承される弦楽器。「さむしる」とも発音し,近来は「しゃみせん」ともいう。俗称の蛇皮線(じゃびせん)は本土側のよび方で,現地で…
三蹟 さんせき
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 平安中期,能書として尊重された小野道風(みちかぜ)・藤原佐理(すけまさ)・藤原行成(ゆきなり)の3人。唐風文化が隆盛であった平安初期の三筆(さんぴ…
さんせい【三世】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 〔仏教で〕three existences日系三世a third-generation Japanese-American
さんぶ【三部】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- three parts三部に分かれたtripartite三部作成の契約書a tripartite indenture三部合奏をするplay a trio三部合唱a chorus in three parts; a trio (…
さんようちゅう【三葉虫】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a trilobite [tráiləbàit]
三上庄みかみのしよう
- 日本歴史地名大系
- 和歌山県:海南市三上庄荘域は亀(かめ)の川流域の東西に長く延び、現和歌山市と海南市域にまたがる。その大部分は、平安時代に名草(なくさ)郡を…
三石みついし
- 日本歴史地名大系
- 広島県:佐伯郡大野町大野村三石[現]大野町 屋田越廿日市(はつかいち)町地御前(じごぜん)より海岸沿いに西走する丘陵の西端近くに位置する地で…
三ヶ村さんがむら
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:宇土市三ヶ村[現]宇土市走潟(はしりがた)町東は飽田(あきた)郡東走潟(ひがしはしりがた)村、西は緑川(現浜戸川)、南は飽田郡南走…
三離村みちやーりむら
- 日本歴史地名大系
- 沖縄県:八重山諸島竹富町三離村[現]竹富町古見(こみ)古見(くん)村の小村。前良(まいら)川河口に位置し、東三離・西三離の小字が残る。両島…
前田宏 (まえだ-ひろし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1926- 昭和後期-平成時代の検察官,弁護士。大正15年10月17日生まれ。昭和26年検事となり,50年甲府地検検事正。52年から法務省官房長,刑事局長,事務…