ぴろるにとりん【ピロルニトリン】
- 改訂新版 世界大百科事典
マイケル反応 マイケルはんのう Michael reaction
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- マイケル付加,ミカエル付加ともいう。塩基性触媒の存在下でα,β不飽和カルボニル化合物,またはα,β不飽和ニトリルに,活性メチレンを有する化合物…
ポリアミド ぽりあみど polyamide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アミド結合-CONH-で連結した重合体(ポリマー)の総称。PAと略称される。ジアミンと二塩基性酸の重縮合によって得られる。ポリアミドは、脂肪族ポリ…
チオシアン チオシアン thiocyanogen
- 化学辞典 第2版
- (SCN)2(116.17).ロダンともいう.IUPAC特性基置換命名法の正式名はジスルファンジカルボニトリル.AgSCNをエーテルに懸濁し,Br2 または I2 などで…
ポリ塩化ビニリデン (ポリえんかビニリデン) polyvinylidene chloride
- 改訂新版 世界大百科事典
- 塩化ビニリデンをラジカル重合して得られる繊維成形性結晶性高分子。難燃性,耐薬品性,耐候性にすぐれ,防虫網,テント,自動車用シートなどに繊維…
セルロース生合成阻害型除草剤 せるろーすせいごうせいそがいがたじょそうざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 除草剤を阻害作用で分けたときの分類の一つ。セルロース生合成阻害型除草剤には、トリアジン環を基本骨格とするアジンジアミン系除草剤のトリアジフ…
ヘキサメチレンジアミン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はNH2(CH2)6NH2。1,6−ジアミノヘキサンとも。アンモニア臭のある白色板状結晶。融点45℃,沸点81.5℃(10mmHg)。水に易溶,エタノールに難溶…
キリアニ合成 キリアニゴウセイ Kiliani synthesis
- 化学辞典 第2版
- アルドースからシアノヒドリン,アルドン酸ラクトンを経て,炭素鎖のC原子が1個多いアルドースを合成する反応.たとえば,アルドペントースから次の…
アルキン あるきん alkyne
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アセチレンHC≡CH(C2H2)の同族体で一般式CnH2n-2で示される三重結合をもつ一連の脂肪族不飽和化合物の総称。この系列の最初の物質はアセチレンであ…
シアン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] cyaan )① 炭素と窒素の化合物。化学式 C2N2 特有の刺激臭をもつ無色の気体。空気中で高温の紫煙をあげて燃える。猛毒。青…
塩化ビニリデン (えんかビニリデン) vinylidene chloride
- 改訂新版 世界大百科事典
- エチレンの二塩素化物で,同一炭素に2個の塩素原子が結合している。1,1-ジクロロエチレンともいう。化学式CH2=CCl2。融点-122.1℃,沸点31.7℃。塩…
トリニトリド錯体 トリニトリドサクタイ trinitrido complex
- 化学辞典 第2版
- N3- を配位子とした錯体の総称.一般には,アジド(azido)錯体ともいう.金属原子と N3- からなる錯体には,[M(N3)6]n-(M = RuⅢ,RhⅢ,IrⅢ,PtⅣ)…
2,2′-アゾビスイソブチロニトリル アゾビスイソブチロニトリル 2,2′-azobisisobutyronitrile
- 化学辞典 第2版
- C8H12N4(164.21).略称AIBN.アセトン,硫酸ヒドラジン,シアン化水素から合成するが,2,2′-ジクロロ-2,2′-アゾプロパンからヒドラゾビスイソブチロ…
にとりとさくたい【ニトリト錯体】
- 改訂新版 世界大百科事典
いんどりるさくさん【インドリル酢酸】
- 改訂新版 世界大百科事典
ポリ酢酸ビニル【ポリさくさんビニル】
- 百科事典マイペディア
- 酢酸ビニルの重合体。→酢酸ビニル樹脂
3-ピリジル酢酸 ピリジルサクサン 3-pyridylacetic acid
- 化学辞典 第2版
- 3-pyridineacetic acid.C7H7NO2(137.14).3-アセチルピリジンのウィルゲロット反応,あるいはニコチン酸塩化物とジアゾメタンとのアルント-アイステ…
テトラチアフルバレン テトラチアフルバレン tetrathiafulvalene
- 化学辞典 第2版
- C6H4S4(204.36).略称TTF.1,3-ジチオリウム塩の塩基による二量化反応で得られる.橙黄色の結晶.融点114~116 ℃.水に不溶,アセトニトリルやジクロ…
ハロゲン化アルキル ハロゲンかアルキル alkyl halide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 脂肪族飽和炭化水素の水素原子1個をハロゲンで置換した化合物をいう。一般式は CnH2n+1X (Xはハロゲン) 。天然には存在せず,主として対応するアル…
脱窒菌 だっちつきん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硝酸HNO3または亜硝酸HNO2を窒素ガスに変えて空中に放出する作用をもつ細菌で、脱窒素細菌ともいう。自然界での窒素の循環上重要な細菌である。代表…
7,7,8,8-テトラシアノキノジメタン テトラシアノキノジメタン 7,7,8,8-tetracyanoquinodimethane
- 化学辞典 第2版
- 2,2′-(2,5-cyclohexadiene-1,4-diylidene)bispropanedinitrile.C12H4N4(204.19).略称TCNQ.シクロヘキサン-1,4-ジオンとマロノニトリルとを縮合さ…
トリアムテレン トリアムテレン triamteren
- 化学辞典 第2版
- 2,4,7-triamino-6-phenylpteridine.C12H11N7(253.26).2,4,6-トリアミノ-5-ニトロソピリミジンとフェニルアセトニトリルとを反応させると得られる.…
トリニトロメタン トリニトロメタン trinitromethane
- 化学辞典 第2版
- CHN3O6(151.04).CH(NO2)3.ニトロホルムともいう.アセチレンに過剰の濃硝酸を作用させると,硝酸2分子の付加と1分子の置換でトリニトロアセトアル…
銅触媒 ドウショクバイ copper catalyst
- 化学辞典 第2版
- 銅の触媒作用を利用した触媒.銅触媒は水素化,脱水素,酸化など限られた反応の触媒となるが,その活性は低い.しかし,その低活性を利用してニトロ…
ネクラソフの理論【Nekrassov's theory】
- 法則の辞典
- 毒物,特に毒ガスについてネクラソフ(V. Nekrasov)が1929年に提案した仮説.毒作用を有する物質にはその中に発毒団(toxophore)を有し,さらにそ…
助教法 じょきょうほう monitorial system
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一斉教授のための学級教授法の一つ。生徒を小人数のグループに分け,それぞれを優秀な上級生のなかから採用した助教生に指導させるもの。イギリスの …
カシミロン
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Cashmilon ) 「カシミア」をもじったもの。日本で作られたアクリルニトリル系合成繊維の商標名。カシミアに似た手ざわりで軽く保温性があり、服地…
メボソムシクイ (目細虫喰) Arctic warbler Phylloscopus borealis
- 改訂新版 世界大百科事典
- スズメ目ヒタキ科の鳥。全長約13cm。背面はオリーブ褐色,下面は淡黄色で,淡黄色の眉斑がよく目だつ。翼には1本の白い翼帯がある。スカンジナビア北…
飽和化合物 ほうわかごうぶつ saturated compound
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 有機化合物のうち,分子内に炭素原子間の多重結合を有しない化合物。炭化水素ではアルカン,シクロアルカンが飽和化合物である。またケトン,ニトリ…
かにとり‐ぞめ【蟹鳥染】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 練り絹地に薄縹(うすはなだ)色で宝尽くし、鶴、蟹などを白抜きに小紋染めしたもの。公家の小児の産衣(うぶぎ)に用いる。また、人形の天児…
かにとり‐ぐさ【かにとり草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 植物「みぞかくし(溝隠)」の古名か。〔大和本草(1709)〕② 植物「なずな(薺)」の古名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
カルビルアミン carbylamine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般式 RCNで表わされる化合物の総称で,イソシアン化物,イソニトリル,カルバミンともいわれる。一般に悪臭のある無色の液体で,反応性に富むので…
高分子半導体 コウブンシハンドウタイ semiconductive polymer
- 化学辞典 第2版
- 金属(10-4~10-6 Ω cm)のようには電流が流れず,絶縁体(1014 Ω cm 以上)ほどに電気抵抗が大きくない中間的な電気伝導性をもつ物質を,一般に半導体…
ジョンソン
- 百科事典マイペディア
- 陸上選手。ジャマイカ,トリローニー郡生れ。1976年カナダのトロントに移住。1988年ソウルオリンピック100m走決勝において,ルイスを破り9秒79の世…
ニトロ化合物 (ニトロかごうぶつ) nitro compound
- 改訂新版 世界大百科事典
- ニトロ基-NO2が直接炭素原子に結合している化合物をいうが,広義にはニトロ基が酸素原子についたニトログリセリンやニトロセルロース,窒素原子につ…
シアノヒドリン しあのひどりん cyanohydrin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オキシ酸(ヒドロキシカルボン酸)のニトリルに相当する化合物。シアンヒドリンともいう。分子内にヒドロキシ基-OHとシアノ基-CNを同時にもつ化合物…
おにとり‐やく【鬼取役】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 徳川将軍の膳部をつかさどる役である膳奉行の古称。食事の毒見をしたところからいう。[初出の実例]「案に、御にとり役とは、今の世の御膳…
鬼取村おにとりむら
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:生駒市鬼取村[現]生駒市鬼取町生駒丘陵暗(くらがり)峠東方、大門(だいもん)村の西方に所在。「拾芥抄」諸寺部に「鬼取役行者捕鬼二人…
放射線重合 (ほうしゃせんじゅうごう) radiation-induced polymerization
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 放射線固相重合 グラフト共重合スチレンやアクリロニトリルなどモノマー(単量体)にγ線や電子線などの高エネルギー放射線を照射すると,…
アダクトゴム アダクトゴム adduct rubber
- 化学辞典 第2版
- ジエン重合体の二重結合にアルカンチオールを付加させたゴムをいう.ポリブタジエンラテックスとチオールを,アゾビスイソブチロニトリルを触媒とし…
パリ市立近代美術館 パリしりつきんだいびじゅつかん Musée d'Art Moderne de la Ville de Paris, Paris
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランス,パリにある美術館。 1961年,医師ジラルダンのコレクションなど,プティ・パレに保管されていた現代美術を中核に,万国博覧会 (1937開催) …
三量体 サンリョウタイ trimer
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】不飽和結合をもつ分子が3分子結合したもので,分子量は単量体の3倍になるものをいう.たとえば,アセトアルデヒドの三量体はパラアルデヒドで,…
ポリ(塩化ビニリデン) ポリエンカビニリデン poly(vinylidene chloride)
- 化学辞典 第2版
- 略称PVDC.一般式で表される塩化ビニリデンの重合体.工業的には,主として乳化重合,懸濁重合で得られる.単独重合体は密度1.88 g cm-3(20 ℃),ガ…
アメリカン・サイアナミッド American Cyanamid Co.
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アメリカ合衆国のかつての総合化学会社。 1907年設立とともに,ドイツから特許を得て空中窒素の固定,石灰窒素の生産を開始。 1916年アモ・フォスを…
ミラニ‐とりで【ミラニ砦】
- デジタル大辞泉
- 《Mirani Fort》オマーンの首都マスカットにある砦。オールドマスカット地区の岬の先に位置する。アラブ人が築いた砦があったが、16世紀にオスマン帝…
其それにとりて
- デジタル大辞泉
- その場合でも。そのうちでも。「―、三つの石を捨てて十の石につくことは易やすし」〈徒然・一八八〉
時ときに取とりて
- デジタル大辞泉
- 場合によって。「人、木石にあらねば、―物に感ずる事なきにあらず」〈徒然・四一〉
PAN ピーエーエヌ
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】1-(2-pyridylazo)-2-naphthol(1-(2-ピリジルアゾ)-2-ナフトール)の略称.C15H11N3O(249.27).2-ナフトールに2-ピリジンアゾニウム塩をカップリ…
佐伯祐三 (さえき-ゆうぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1898-1928 大正-昭和時代前期の洋画家。明治31年4月28日生まれ。大正12年妻の米子(よねこ)とともに渡仏。ブラマンク,ユトリロの影響をうけた。パリ…
フランシス ジュールダン Francis Jourdain
- 20世紀西洋人名事典
- 1876 - 1958 フランスの作家。 元・全国作家委員会名誉会長。 1938年より作家活動に入る。レジスタンスで「国民戦線」Front Nationalで活躍。社会…