草双紙物 (くさぞうしもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 草双紙(合巻(ごうかん))に取材した歌舞伎狂言の一系統。1806年(文化3)刊の式亭三馬作《雷太郎強悪物語(いかずちたろうごうあくものがたり)》…
三番叟物【さんばそうもの】
- 百科事典マイペディア
- 歌舞伎舞踊および邦楽の一系統。能の《翁》を三番叟中心に舞踊化・音曲化したもの。御祝儀曲としてその数は多いが,長唄・清元節の《種蒔三番》,常…
ふねん‐ぶつ【不燃物】
- デジタル大辞泉
- 1 不燃性の物質。2 ごみとして処理される物品のうち、焼却処分しないもの。
【物役】ぶつえき
- 普及版 字通
- 外物に使役される。〔子、正名〕其の欲をはんと欲して、其のを縱(ほしいまま)にし、其の性をはんと欲して、其の形をくす。~夫(そ)れ是れを之れ、己…
【物外】ぶつがい
- 普及版 字通
- 世俗の外。字通「物」の項目を見る。
【物器】ぶつき
- 普及版 字通
- 器物。字通「物」の項目を見る。
【物曲】ぶつきよく
- 普及版 字通
- 万物。字通「物」の項目を見る。
【物望】ぶつぼう(ばう)
- 普及版 字通
- 衆望。〔晋書、王羲之伝〕(会稽王に与ふる牋)殿下、宇に冠たり。~最も直もて之れを行ひ、を當年に致すべきに、未だ物に允(かな)はず。殊を受くる…
【物務】ぶつむ
- 普及版 字通
- 務め。字通「物」の項目を見る。
【余物】よぶつ
- 普及版 字通
- 残り物。字通「余」の項目を見る。
【鬼物】きぶつ
- 普及版 字通
- 妖怪。〔列子、黄帝〕趙襄子、徒十をゐて中山に狩す。(じよう)(草)を(し)き林を燔(や)く。赫(せんかく)すること百里。一人り、石壁中より出で、燼…
【詠物】えいぶつ
- 普及版 字通
- 物を歌う。字通「詠」の項目を見る。
【区物】くぶつ
- 普及版 字通
- 万物。字通「区」の項目を見る。
つめもの【詰め物】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ❶〔歯などの〕(a) filling;〔穴などの〕stopping;〔瓶の口などの〕a plug;〔荷造り用の〕packing;〔いすなどの〕a pad, paddingつなぎ目の漏水を…
くばりもの【配り物】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 近所に引っ越しの配り物をしたWhen I moved in, I distributed [gave] small gifts to my new neighbors (as a sign of my desire for their friends…
みつぎ(もの)【貢ぎ(物)】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- (a) tribute ⇒みつぐ(貢ぐ)貢ぎ物を納めるpay (a) tribute
ものの【物の】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ❶〔わずか〕onlyものの1分もすればin just a minuteものの100メートルも歩かないうちに雨が降ってきたIt started raining before we had gone even …
わがもの【我が物】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- とうとう一戸建ての家を我が物にしたHe finally got a house of his own.彼女をなんとか我が物にしたいI want to win her somehow or other.ついに英…
浮織物 うきおりもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 文様の部分の糸を浮かせた織物。文様を構成する緯の色糸が地組織から浮いて刺繍のように見える織り方で,能装束などに多くみられる。
わりもの【割物】
- 改訂新版 世界大百科事典
敵討物 (かたきうちもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →仇討物(あだうちもの)
きどうもの【綺堂物】
- 改訂新版 世界大百科事典
もののな【物名】
- 改訂新版 世界大百科事典
まただびもの【股旅物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ながしもの【流し物】
- 改訂新版 世界大百科事典
なまぐさもの【腥物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ならいもの【習物】
- 改訂新版 世界大百科事典
だいいぶつ【代位物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ふしもの【賦物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぶつざいだん【物財団】
- 改訂新版 世界大百科事典
じょうしきもの【定式物】
- 改訂新版 世界大百科事典
かいかもの【開化物】
- 改訂新版 世界大百科事典
しゃっきょうもの【石橋物】
- 改訂新版 世界大百科事典
あつもの【厚物】
- 改訂新版 世界大百科事典
かたもの【型物】
- 改訂新版 世界大百科事典
歳旦物 さいたんもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 三味線音楽の曲の分類用語。特に豊後系浄瑠璃でいう。祝儀曲の一種。家元が新年の弾き初めで発表する新曲の総称。そのときだけですたれたものもある…
祭礼物 さいれいもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 歌舞伎舞踊の一種。祭礼のはなやかな風物を描いたものをいう。江戸の市井の風俗,行事に取材した風俗舞踊の一種で,文政~天保年間 (1818~44) に流…
ぐんき‐もの【軍記物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文芸作品などのうち、いくさを主要な題材とし、武士の活躍を描写したものの総称。① 江戸時代に作られた小説の一つ。いくさを材料として、…
けいせい‐もの【傾城物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 名題に「傾城」の語を用い、内容にも傾城買いの場面が出てくる歌舞伎の脚本。② 歌舞伎舞踊の一系統。傾城の心境、生活などを描き、郭の…
こうぎょう‐もの(コウギャウ‥)【興行物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 入場料または観覧料をとって観客に公開する催し物。演劇、相撲、ボクシングなどの類。[初出の実例]「昨日は〈略〉所々で興行物があった」…
けんちく‐ぶつ【建築物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 建築したもの。家屋、倉庫などの類。建造物。たてもの。[初出の実例]「美しい草木や景色や建築物やが惜気もなく材料に使はれて居る」(出…
あそび‐もの【遊物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 慰みにもてあそぶもの。遊び道具。おもちゃ。[初出の実例]「をかしき絵、あそび物ども、取りにつかはして見せ奉り」(出典:源氏物語(10…
いちぎょう‐もの(イチギャウ‥)【一行物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文字を一行に書いた墨蹟。[初出の実例]「床(とこ)には沢庵の一行物と有べきを」(出典:洒落本・契国策(1776)発端)
うき‐もの【浮物・浮者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 水に浮いている物。また、水に浮かぶ軽い物。「憂き者」とかけて用いることが多い。[初出の実例]「流れゆく涙の川にうき物はおくらす人…
えいよう‐ぶつ(エイヤウ‥)【栄養物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 栄養素を多量に含んだ食品。[初出の実例]「手に入れたバターや食用油などの栄養物」(出典:記念碑(1955)〈堀田善衛〉)
丹前物 たんぜんもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 歌舞伎舞踊の一系統。歌舞伎技法の丹前を取入れたもので,ほぼ元禄年間 (1688~1704) に成立した。宝暦5 (55) 年江戸市村座で中村粂太郎が踊った五変…
曽我物 そがもの
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 歌舞伎(かぶき)劇の一系列。曽我兄弟の事跡を扱った作品群をいう。先行芸能にも、鎌倉時代後期から室町時代にかけて成立した『曽我物語』の普及によ…
挽物[木工] ひきもの
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 九州・沖縄地方、熊本県の地域ブランド。熊本市で製作されている。桑・欅・桜などを材料として使用。硯箱・八角茶筒などが手づくりされている。熊本…
かつら‐もの【鬘物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒かずらもの(鬘物)
かぶん‐ぶつ【可分物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 性質や価値をそこなわずに分割できる物。金銭、穀物、土地などの類。