「化合物」の検索結果

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鈴木章 (すずき-あきら)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1930- 昭和後期-平成時代の有機化学者。昭和5年9月12日生まれ。母校北大の助手,助教授をへて,昭和48年教授。のち倉敷芸術科学大教授。54年の有機ホ…

たんぽぽ計画

知恵蔵mini
2015年5月から国際宇宙ステーション(ISS)の実験棟「きぼう」で行われる日本の宇宙実験の名称。「たんぽぽ計画」研究グループ(代表:東京薬科大学山岸…

化学エネルギー かがくエネルギー chemical energy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
物質がもつ内部エネルギーには構成分子の振動や回転に伴う力学的エネルギーのほかに,化学結合に関係した部分がある。これを化学エネルギーという。…

ガリウムヒ素ショットキー・ダイオード ガリウムヒそショットキー・ダイオード gallium arsenide Schottky diode

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ガリウムヒ素 (ヒ化ガリウム ) の半導体基板上に,真空蒸着,電気メッキ,化合物からの分解などの方法で,金,ニッケル,タングステン,モリブデン,…

スピンクロスオーバー錯体 スピンクロスオーバーさくたい spin-crossover complexes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
スピン状態が容易に交差する錯体 (→配位化合物 ) 。2あるいは3価の鉄錯体は,高スピンおよび低スピンの2つのスピン状態をとりうる。両状態のエネルギ…

有機化学反応 ゆうきかがくはんのう organic reaction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
有機化合物の構造変化の過程。反応を起させるため加えられる試薬,反応時間,熱,光,触媒,圧力,溶媒の種類などによって影響を受ける。有機化学反…

有機電子論 ゆうきでんしろん organic electron theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
有機化合物の構造,性質,反応を,その分子を形成している原子の,主として外殻電子の挙動によって解明しようとする理論。古い有機化学はいわば記述…

N. バートレット Neil Bartlett

20世紀西洋人名事典
1932.9.15 - 英国の化学者。 プリンストン大学教授,カリフォルニア大学教授。 ニューカッスル・アポン・タイン生まれ。 1957年ダラム大で博士号を…

接触分析 セッショクブンセキ catalytic analysis

化学辞典 第2版
接触反応を利用する微量,あるいは超微量分析.接触分析による到達可能な定量感度は 10-6~10-7 μg,あるいは 10-8~10-10 M(1 M = 1 mol dm-3…

キノノイド キノノイド quinonoid

化学辞典 第2版
キノイド(quinoid)とも俗称される.o-およびp-ベンゾキノンに類似した構造の総称.単にキノノイドといえばp-キノノイドをさす場合が多い.環外二重結…

クロモン クロモン chromone

化学辞典 第2版
4H-1-benzopyran-4-one.C9H6O2(146.14).3-ブロモクロマノンを塩基で脱臭化水素すると得られる.無色の針状または板状結晶.融点59 ℃.エタノール,…

スルホラン スルホラン sulfolane

化学辞典 第2版
tetrahydrothiophene-1,1-dioxide,tetramethylene sulfoxide.C4H8O2S(120.17).チオラン-1,1-ジオキシドともいう.ブタジエンと二酸化硫黄から得ら…

フッ化銀 ふっかぎん silver fluoride

日本大百科全書(ニッポニカ)
銀とフッ素の化合物。酸化銀Ag2Oをフッ化水素酸に溶かし、蒸発濃縮させて得られる、無色ないし淡黄色結晶。潮解性で水によく溶ける。アルコールに難…

むき【無機】

プログレッシブ和英中辞典(第4版)
無機の 〔化学で〕inorganic;〔鉱物の〕mineral無機化学inorganic chemistry無機化合物an inorganic compound無機質❶〔無機物〕inorganic matter;…

硬化油 (こうかゆ) hardened oil hydrogenated oil

改訂新版 世界大百科事典
不飽和脂肪酸を多く含む油脂に水素を化合させて飽和脂肪酸とすることにより,改質を加えた油脂。ダイズ油,ナタネ油,魚油,鯨油等の乾性油,半乾性…

カテキン かてきん catechin

日本大百科全書(ニッポニカ)
フラボノイドの一種。化学構造的には2個のベンゼン環(AおよびB環)が、3個の炭素で結ばれたもので、この3個の炭素は1個の酸素原子とともに6員環(C…

ラセミ体の分割 ラセミたいのぶんかつ resolution of racemic modification

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
単にラセミ分割あるいは光学分割ともいう。ラセミ体をその成分の光学対掌体に分けること。医薬品,食品のなかには光学活性物質が多いので,この方法…

へらず‐もの【不減物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 何の役にも立たないもの。つまらない物。

もの‐と・う(‥とふ)【物問】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ⇒もの(物)問う

硫化アンチモン りゅうかあんちもん antimony sulfide

日本大百科全書(ニッポニカ)
アンチモンと硫黄(いおう)の化合物。3価と5価のものが知られる。(1)硫化アンチモン(Ⅲ) 化学式Sb2S3、式量339.7。天然に輝安鉱として産する。融点550…

水素化 すいそか hydrogenation

日本大百科全書(ニッポニカ)
有機化合物中の不飽和結合、たとえば炭素‐炭素二重結合や三重結合、あるいはカルボニル基、シアノ基のようなヘテロ原子を含む多重結合に水素を付加さ…

ネオジム ねおじむ neodymium

日本大百科全書(ニッポニカ)
周期表第3族に属し、希土類元素の一つ。1885年オーストリアのウェルスバハは、それまで元素と考えられていたジジムdidymを二つの成分に分けることに…

ベルセリウス Jöns Jacob Berzelius 生没年:1779-1848

改訂新版 世界大百科事典
スウェーデンの化学者。リンケビングの近郊に生まれ,ウプサラ大学で医学を学んだ。在学中,ラボアジエの体系に基づく新しい化学を独学し,発明され…

かぎ‐ものきき【嗅物聴・嗅物聞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 夜間の斥候(せっこう)。「かぎ」は敵地へ潜入して情報を聞き集めること、「ものきき」は潜入する味方の参考になる事柄を聞き出すことをい…

ヨノン よのん ionone

日本大百科全書(ニッポニカ)
脂環式化合物の一つ。ヨノンは分子内の二重結合の位置によりα(アルファ)、β(ベータ)およびγ(ガンマ)の3種の異性体が存在する。天然物中にはαおよびβ…

化学イオン化法 カガクイオンカホウ chemical ionization method

化学辞典 第2版
CH5+のような強いブレンステッド酸から分子へのプロトン移動のイオン-分子反応を利用して,直接の電子衝撃では得られない断片イオンの少ない分子の…

炭化ケイ素 たんかけいそ silicon carbide

日本大百科全書(ニッポニカ)
炭素とケイ素の化合物。シリコンカーバイドともいう。1891年アメリカのE・G・アチソンがダイヤモンドを得ようと、粘土とコークスの混合物を炭素弧光…

アセチルアセトン acetylaceton

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ジアセチルメタン,2,4-ペンタンジオンともいう。化学式は CH3COCH2COCH3 。無色可燃性の液体。沸点 139℃。β-ジケトンで,ケトエノール互変異性体と…

まじり‐もの【混物・雑物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 まじっているもの。異質のものがまじっているもの。主となっているものの中に、まざりこんでいるもの。まざりもの。[初出の実例]「まじり…

もの‐いり【物入・物要】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 費用のかかること。金銭を費やすこと。出費。散財。[初出の実例]「太史公曰が、どれも物いりで解するが、大事なぞ」(出典:史記抄(1477…

ウェーラー うぇーらー Friedrich Wöhler (1800―1882)

日本大百科全書(ニッポニカ)
ドイツの化学者。有機物(尿素)の最初の人工的合成者。エシェルスハイム(現在はフランクフルト・アム・マインの一市区)に生まれる。1820年マール…

ベンゼン環 べんぜんかん benzene ring

日本大百科全書(ニッポニカ)
ベンゼンをはじめとして各種の芳香族化合物に含まれる6個の炭素原子からなる環のことをいう。ベンゼン核ともいう。イギリスのM・ファラデーが1825年…

栄養素 (えいようそ) nutrient

改訂新版 世界大百科事典
目次 植物生物が生命を維持するために栄養(食物)として外界から取り入れる物質を栄養素という。これは基本的には,(1)炭水化物,タンパク質,脂…

ハロゲン電球 ハロゲンでんきゅう tungsten halogen lamp

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
石英ガラス管球中に,タングステン・フィラメントを張り,不活性ガスと微量のハロゲンガスまたはハロゲン化合物を封入した白熱電球。フィラメントが…

同形 (どうけい) isomorph

改訂新版 世界大百科事典
類質同像ともいう。化学組成は異にしても結晶構造がほとんど同じものをいう。ドイツのE.ミッチェルリヒが,成分は異なるが組成形式に類似性をもつ無…

加硫【かりゅう】

百科事典マイペディア
本来は天然の生ゴムに硫黄を加えて加熱し,ゴム分子が硫黄を架橋(かきょう)として網状に結合することを利用して,物理的強さ,耐薬品性,耐老化性を…

ガッターマン Gattermann, Ludwig

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1860.4.20. ゴスラル[没]1920.6.20. フライブルクドイツの有機化学者。 1880年からライプチヒ,ハイデルベルク,ベルリンの各地で化学を学び,ゲ…

ワルファリン warfarin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C19H16O4 。4-オキシクマリンとα-ベンジルアセトンを縮合させて合成する。水,ベンゼンには不溶,アルコールには可溶,アセトン,ジオキサン…

ステロール sterol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ステリンともいう。動植物界に広く存在するステロイドアルコールの総称。一般に無色結晶で水に溶けにくく,有機溶媒に可溶。リーベルマン=ブルヒア…

バリウム

百科事典マイペディア
元素記号はBa。原子番号56,原子量137.327。融点729℃,沸点1898℃。アルカリ土類金属元素の一つ。存在はかなり古くから知られ,1808年H.デービーが電…

根粒菌【こんりゅうきん】

百科事典マイペディア
根粒バクテリアとも。マメ科植物の根についてこぶを作らせ,その中に生息しながら共生の関係を結ぶ細菌の総称。またそのこぶを根粒という。リゾビウ…

ベンゾキノン benzoquinone

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ベンゼンから誘導される化合物で,化学式 C6H4O2 。 o 体と p 体とがある。 p-ベンゾキノンは単にキノンとも呼ばれる。刺激臭のある昇華性の黄色結晶…

窒素族元素 ちっそぞくげんそ nitrogen group element

日本大百科全書(ニッポニカ)
周期表第15族に属する非遷移元素、すなわち窒素、リン、ヒ素、アンチモン、ビスマスの5元素の総称。窒素およびリンは地球上広く分布しており、とくに…

チオインジゴ thioindigo

改訂新版 世界大百科事典
インジゴに類似した含硫黄化合物で,だいだい色ないし赤色の建染染料である。チオサリチル酸とモノクロロ酢酸を原料として合成される。歴史的には190…

ルチル型構造 るちるがたこうぞう rutile structure

日本大百科全書(ニッポニカ)
二酸化チタンTiO2の鉱物であるルチル(金紅(きんこう)石)と同型の、一般式AX2(Aは陽性元素、Xは陰性元素)で示される化合物にみられる結晶構造の一…

マンガンピンク まんがんぴんく manganese pink

日本大百科全書(ニッポニカ)
陶試紅(とうしこう)ともいう。セラミック顔料の一つ。酸化アルミニウムα-Al2O3中にマンガンが固溶したピンク色の顔料である。水酸化アルミニウムAl(O…

クマロン くまろん cumarone

日本大百科全書(ニッポニカ)
環内に酸素原子を含む複素環式化合物の一つ。ベンゾフランの別名をもつ。コールタールの軽油留分に少量含まれている。 フェノキシアセトアルデヒド…

キシレノールオレンジ キシレノールオレンジ Xylenol Orange

化学辞典 第2版
N, N-{(1,1-dioxido-3H-2,1-benzoxathiol-3-ylidene)bis[(6-hydroxy-5-methyl-3,1-phenylene)methylene]}bis[N-(carloxymethyl)glycine].C31H32N2O1…

シクロオクタテトラエン シクロオクタテトラエン cyclooctatetraene

化学辞典 第2版
C8H8(104.15).工業的には,アセチレンからシアン化ニッケルを触媒とするレッペ反応により合成される.常温では黄色の液体.融点-7 ℃,沸点142~143…

トリフェニルアルシン トリフェニルアルシン triphenylarsine

化学辞典 第2版
As(C6H5)3(306.24).クロロベンゼン,三塩化ヒ素,および金属ナトリウムの反応により合成される.無色の板状結晶.融点61 ℃,沸点232~234 ℃(1.8 kPa…