現金げんきん掛かけ値ねなし
- デジタル大辞泉
- 1 掛け売りをしないで、正札どおりに現金取引で商品を売ること。元禄(1688~1704)ごろ、江戸の呉服店三井越後屋が始めたという商法。2 うそいつ…
丸栄
- デジタル大辞泉プラス
- 愛知県名古屋市中区にあった百貨店。1615年に創業した十一屋呉服店を母体とし、1943年設立。2018年6月、店舗の営業を終了(外商部門は継続)。
営繕かるかや怪異譚
- デジタル大辞泉プラス
- 小野不由美による連作短編集。2014年刊行。古い城下町を舞台に、“家”にまつわるさまざまな怪異を営繕屋の若い男性が解決していくファンタジックなホ…
山口吉郎兵衛(初代) (やまぐち-きちろべえ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1797-1867 江戸時代後期の商人。寛政9年生まれ。大坂の呉服商の次男に生まれる。文政7年分家し,布屋の屋号で舶来反物商をはじめた。慶応3年死去。7…
ぼうそう‐ぞく【暴走族】
- デジタル大辞泉
- オートバイや自動車を乗り回し、危険な走行や騒音で人々に迷惑をかける者の集団。[類語]与太者・ならず者・地回り・やくざ・暴力団・無頼漢・無法者…
旧角海家住宅
- デジタル大辞泉プラス
- 石川県輪島市にある住宅。「角海」は「かどみ」と読む。明治時代前期に建てられた廻船問屋。主屋や蔵などは国の重要文化財に指定されている。
吉村家住宅〔大阪府〕
- デジタル大辞泉プラス
- 大阪府羽曳野市にある住宅。吉村家は庄屋を務めた農家。江戸時代前期に建てられたとされる主屋、表門などは国の重要文化財に指定されている。
岩倉山吉兵衛 (いわくらやま-きちべえ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の陶工。京都粟田口(あわたぐち)で窯をひらく。宝暦6年(1756)3代錦光山とともに将軍家御用茶碗師となった。姓は村井。屋号は錺屋(…
かいちゅう‐ガッパ(クヮイチュウ‥)【懐中合羽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( カッパは[ポルトガル語] capa ) 小さくたたんでふところに入れられるカッパ。[初出の実例]「三文字屋といへる人、むかし懐中合羽(クハ…
えぶ【閻浮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「えんぶ(閻浮)」の撥音「ん」の無表記形。[初出の実例]「中々に猶妄執のえぶのよを、忘れもやらで」(出典:車屋本謡曲・大原御幸(157…
なめ‐いし【大理石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( なめらかな石の意 ) 大理石のこと。[初出の実例]「屋(いへ)はまた石もて造り、大理石(ナメイシ)の白き血潮は、ぎやまんの壺に盛られて…
にしざわ‐いっぽう【西沢一鳳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸後期の歌舞伎作者。書肆で正本屋利助。号、狂言綺語堂・李叟。西沢一風の曾孫。著「伝奇作書」「脚色全録」など。享和元~嘉永五年(一八〇一‐五…
つちや‐ぐら【土屋倉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 壁を土や漆喰で塗った倉庫。土蔵。土屋。[初出の実例]「五間ばかりなる檜皮(ひはだ)屋の下に、つちやぐらなどあれど」(出典:大和物語(9…
ごふく‐てん【呉服店】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 呉服、織物などを売る店。呉服屋。ごふくだな。ごふくみせ。[初出の実例]「板の間に懸けてある三越呉服店(ゴフクテン)の看板を見た」(出…
から‐きり
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 =からっきり[初出の実例]「飛脚屋に頼むにも何にも空(カラ)きりお前の居どころが知れねえじゃねへか」(出典:大菩薩峠(1913‐41)〈中里…
きく【菊】 の 酒((さけ))
- 精選版 日本国語大辞典
- =きくざけ(菊酒)①《 季語・秋 》[初出の実例]「御盃や菊の酒。仙家にいりし身の、七世の孫に逢ふ事も」(出典:車屋本謡曲・満仲(1552頃))
キッチン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] kitchen )[ 異表記 ] キチン① 台所。調理室。[初出の実例]「厨(キッチェン)の傍で餌飼にされてる豚の子と」(出典:青春(1905‐0…
いんばい‐やど【淫売宿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 淫売屋。また、しばしば淫売婦が客を連れ込んで泊まるような宿。[初出の実例]「博奕宿と淫売宿と兼ねた処位ではあらう」(出典:仰臥漫録…
はい‐かい(はひかひ)【灰買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 灰を買い歩くこと。また、それをする人。灰買屋。[初出の実例]「灰買(ハヒカヒ)よりは糠買が、はるか増ってはけ口がよう」(出典:浄瑠璃…
せんだん【栴檀】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 山梨の日本酒。酒名は、中国の故事「栴檀は双葉より芳し」にちなみ命名。蔵元の「二葉屋酒造店」は明治34年(1901)創業。平成20年(2008)廃業。蔵は西…
おかみ‐さん【▽御上さん】
- デジタル大辞泉
- 庶民が他人の妻や料理屋の女主人などを親しんで、また敬っていう語。[類語]主婦・おかみ・夫人・奥・奥様・奥さん・奥方・御寮人・人妻・マダム・ミ…
ふじい‐たかなお〔ふぢゐたかなほ〕【藤井高尚】
- デジタル大辞泉
- [1764~1840]江戸後期の国学者・歌人・神官。備中の人。通称、忠之丞。号、松の屋・松斎。本居宣長の門下で、すぐれた文章家であった。著「三みつ…
ちゅうおう【中央】[東京都の区]
- デジタル大辞泉
- 東京都23区の一。昭和22年(1947)日本橋・京橋の両区が合併して成立。銀座・日本橋などの繁華街、兜町かぶとちょうの株屋街などがある。人口12.3万…
蘭蝶【らんちょう】
- 百科事典マイペディア
- 新内節の曲名。本名題《若木仇名草(わかきのあだなぐさ)》。初世鶴賀若狭掾作詞・作曲。安永末ころの作か。太鼓持市川屋蘭蝶,その妻お宮,遊女此糸…
ほんよしのがわ【本吉乃川】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 長野の日本酒。純米酒、特別本醸造酒、普通酒がある。原料米は美山錦、一般米。仕込み水は小布施の硬水。蔵元の「松葉屋本店」は江戸中期創業。所在…
三の切 さんのきり
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 5段組織の人形浄瑠璃芝居の,3段目の切 (最終場面) のこと。芝居の最高潮にあたり,愁嘆場が中心。一座の重要な太夫が演じる。「鮓屋」 (『義経千本…
知価革命
- デジタル大辞泉プラス
- 作家、経済評論家の堺屋太一による評論。副題「工業社会が終わる・知価社会が始まる」。1985年刊行。ポスト工業化社会として知恵が価値を産み出す“知…
岡安喜三郎(5世) おかやすきさぶろう[ごせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1876[没]1914.3.8.長唄三味線方の家元。4世岡安喜三郎の次男。前名喜久次郎。 1906年5世を襲名。弟は杵屋巳太郎家の養子となり,5世巳太郎を襲名…
むす
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「むすめ(娘)」また「むすこ(息子)」の略。[初出の実例]「君にぬればちわにやかれてさざれ石のいわほと成てちゃ屋のむすまで」(出典…
かみくず‐かい(かみくづかひ)【紙屑買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紙くずやその他の不用品を買いあるく職業。また、その人。紙屑屋。紙屑。くずや。[初出の実例]「ちはやふるかみくず買かとおもふた」(出…
きょうがのこむすめどうじょうじ(キャウがのこむすめダウジャウジ)【京鹿子娘道成寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 歌舞伎所作事。長唄。杵屋彌三郎作曲。宝暦三年(一七五三)江戸中村座初演。中村富十郎が先行の道成寺舞踊に手を加えて大成したもので、代表作とな…
はいたつ‐ふ【配達夫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 郵便・電報や商品などを各戸に配達することを職務とする人。配達人。配達屋。[初出の実例]「花道より団々珍聞の配達夫(ハイダツフ)天九郎…
なみだ‐がすみ【涙霞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 涙に目がかすんで、物がはっきりと見えないこと。涙ぐもり。[初出の実例]「恋ひ痩せ顔の見ても泣く、涙がすみの悲しやな」(出典:車屋本…
さすらいの唄
- デジタル大辞泉プラス
- 日本のポピュラー音楽。歌は女性歌手、小沢深雪。1975年発売。作詞:片桐和子、作曲:平尾昌晃。テレビ朝日放送系で放送された必殺シリーズの第5作目…
目黒邸
- デジタル大辞泉プラス
- 新潟県魚沼市、奥只見レクリエーション都市公園 須原公園にある施設。1797年に建てられた主屋のほか、新座敷、蔵などは「旧目黒家住宅」として国の重…
いちもん‐ぞり【一文剃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 銭一文で剃ったところから ) 近世、道ばたで開業した理髪屋。一銭剃り。[初出の実例]「江戸の初め、赤羽根の床、最初也。〈略〉その頃…
うけ‐まえ(‥まへ)【浮前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 船出の前。また、船が陸に引き揚げられていること。[初出の実例]「小栗読む片言まぜて哀なり〈其角〉 けふもだらつく浮前(ウケマヘ)のふ…
おんな‐や(をんな‥)【女屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 遊女屋のこと。[初出の実例]「洛中女屋令二俳廻一不レ可レ致二遊戯一事」(出典:東寺百合文書‐ち・永享九年(1437)四月二一日・二十一口…
けい‐しょう(‥シャウ)【鶏障】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 錦鶏を画いた宮中の障子。錦鶏障(きんけいしょう)。[初出の実例]「金屋の内に粧ひを閉ぢ、鶏障(ケイシャウ)の下に媚を深くして」(出典:…
けん‐だ【拳打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 こぶしをかためて打つこと。げんこつでなぐること。[初出の実例]「天川屋屠児(えとり)を拳打す」(出典:読本・忠臣水滸伝(1799‐1801)後…
和州奈良之絵図わしゆうならのえず
- 日本歴史地名大系
- 元治元年 絵図屋庄八刊行。縦五〇センチ、横六六センチ、二色刷。南都七大寺のほか橋本町を基準に東西南北の里程表を付し、社寺の年中行事・祭礼、…
改正増補国宝大阪全図かいせいぞうほこくほうおおさかぜんず
- 日本歴史地名大系
- 一〇一×六九・五センチ 文久三年河内屋太助・伊丹屋善兵衛・積典堂刊 五色刷。天保山は付足し折込み。産物名物大略・大橋間数を付す。明治初年一部入…
林屋 正蔵(5代目) ハヤシヤ ショウゾウ
- 新撰 芸能人物事典 明治~平成
- 職業落語家 本名吉本 庄三郎 別名初名=林屋 正吉,前名=林屋 正橋,林屋 正鶴,林屋 正鱗 生年月日文政7年 11月11日 出生地三河国幡豆郡平坂(愛知県) …
引手茶屋 (ひきてぢゃや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 遊廓にあった茶屋の一種。引手茶屋がもっとも発達した江戸吉原では,高級遊女と遊興しようとする客は,まず引手茶屋にいった。そこで芸者,幇間(ほ…
母衣町ほろまち
- 日本歴史地名大系
- 富山県:高岡市高岡町母衣町[現]高岡市京町(きようまち)千保(せんぼ)川右岸、油(あぶら)町の北に続く両側町で、北は縄手中(のうてなか)町…
横山町二丁目よこやまちようにちようめ
- 日本歴史地名大系
- 東京都:中央区旧日本橋区地区横山町二丁目[現]中央区日本橋横山町・東日本橋(ひがしにほんばし)三丁目横山町一丁目の東に続く本町(ほんちよう…
竜田町たつたまち
- 日本歴史地名大系
- 大阪府:大阪市北区竜田町[現]北区天満(てんま)三丁目天満五丁目の西にあり、大川北岸から北へ延びる両側町。もと天満六丁目に含まれたがのち東…
しらかば液体石鹸
- デジタル大辞泉プラス
- 石鹸屋ねば塾が製造・販売する住宅用洗剤の商品名。液体タイプ。合成界面活性剤、保存料無添加。原料にパーム油を使用。食器のほか、窓、風呂桶など…
加賀の四季
- デジタル大辞泉プラス
- 石川県金沢市、高砂屋が製造・販売する銘菓。加賀色紙せんべい、加賀前田家家紋の梅鉢、兼六園の景色を写した落雁などの加賀伝統の干菓子を詰め合せ…
こ‐ごうし〔‐ガウシ〕【小格子】
- デジタル大辞泉
- 1 細い角材を、間を透かして縦横に細かく組んだもの。⇔大格子。2 江戸吉原の最も格式の低い遊女屋。または、そこの遊女。⇔大格子。3 細かい格子縞…