お‐あさもの【御浅物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )① 衣類を収める箱のふたや、すずり箱のふたなどをいう女房詞。② 傘をいう女房詞。〔女中詞(元祿五年)(1692)〕
いっぷく‐もの【一幅物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一幅で鑑賞できる掛け物。[初出の実例]「古き掛物の一幅物、二幅物を見るに」(出典:随筆・槐記‐享保一〇年(1725)正月二一日(茶道古典…
いともの‐だて【糸物建】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「だて」は取引の意 ) 呉服物の取引。呉服商売。また、その商人。[初出の実例]「今は小間物売やを止(やめ)て、大坂通ひの糸物立(イトモ…
いぬ‐じもの【犬自物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「じもの」は「のようなもの」の意の接尾語 )① ( 副詞的に用いる ) 犬のように。犬のごとく。一説に、「道に伏す」にかかる枕詞とする…
お‐つかいもの(‥つかひもの)【御遣物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 他の人へのおくりもの。御進物。[初出の実例]「毎年の御つかひ物、奈良晒廿五疋」(出典:浮世草子・傾城色三味線(17…
おもの‐い【追物射】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =おいものい(追物射)[初出の実例]「敵を懸け背いてをもの射(イ)にぞ射取りける」(出典:源平盛衰記(14C前)三三)
おりびつ‐もの(をりびつ‥)【折櫃物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 折り櫃に入れたもの。[初出の実例]「をりびつ物こものどもなど、〈略〉勾欄につづけてすゑわたしたり」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛…
静岡挽物[木工] しずおかひきもの
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 東海地方、静岡県の地域ブランド。静岡市で製作されている。ろくろを回転させ、ろくろ鉋などの道具で丸みを帯びた加工がほどこされた木製品。機械に…
寵物先生 ミスターペッツ Mr.Pets
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書作家国籍台湾生年月日1980年本名王 建閔学歴台湾大学情報科学科卒受賞人狼城推理文学賞(第5回)〔2007年〕「犯罪紅線」,島田荘司推理小説賞…
キャスタブル耐火物 キャスタブルタイカブツ castable refractory
- 化学辞典 第2版
- 水と混合し,つき固めあるいは流し込んでから水硬(hydraulic set)によって構造物としての強度を発現する耐火骨材(refractory aggregate).水硬性物質…
戸河内挽物[木工] とごうちひきもの
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 中国地方、広島県の地域ブランド。山県郡安芸太田町で製作されている。明治時代の中頃、島根県から移住した石田富次によって木地及び漆塗りの技術が…
ひ【氷】 の 物((もの))
- 精選版 日本国語大辞典
- こおり。特に、氷室などに保存しておき夏に取り出した氷。[初出の実例]「たい所よりとりつきまいりて、ひの物まいる」(出典:御湯殿上日記‐文明一六…
ひきもの‐し【挽物師】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 轆轤鉋(ろくろがんな)を使って挽物細工をする人。轆轤師(ろくろし)。〔名物六帖(1727‐77)〕
ねんだいき‐もの【年代記物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 年代記に記載する価値のあるほどの事件。また、珍しい行為、滑稽な行為をあざけっていう語。
もの【物】 に なる
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 一かどの人になる。立派な人になる。[初出の実例]「人のこれを憐れび思はずば、ものになるべき人のさまやはしたる」(出典:成尋阿闍梨母集(1073頃…
もの【物】 の 哀((あわ))れ
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 物事にふれてひき起こされる感動。多くは「おかし」「おもしろし」などの知的興味やはなやかさの感覚とは違った、しめやかな感情・情緒につい…
もの【物】 の 心((こころ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 物事の中にある道理。世間の事柄や人情などの奥にある条理。[初出の実例]「ものの心もしらぬむすめ一人残りて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊…
もの【物】 の 序((ついで))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① あるものの順序。また、あるものの系統や血筋。[初出の実例]「哀に、『もののついではいみじかりける物かな』と聞き騒ぎ給ふに」(出典:宇津保物語…
もの【物】 の 初((はじ))め
- 精選版 日本国語大辞典
- 物事の最初。発端。さいさき。ことの初め。[初出の実例]「ゆゆしげなることなれば、もののはじめにはとてなむ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲…
もの【物】 の 紛((まぎ))れ
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 物事の繁雑多忙などによる混乱にまきこまれること。何かにとりまぎれて気づかないこと。[初出の実例]「大将はもののまぎれにも、左のおとどの御有…
もの【物】 は=言((い))いよう[=言((い))いなし]
- 精選版 日本国語大辞典
- 物事は言いようによってどうにでも聞こえる。事は言いなし。[初出の実例]「ぶけんなどいへば人の物にてまはすといへり。物は云(イヒ)なし。事は聞な…
もの【物】 を 入((い))れる
- 精選版 日本国語大辞典
- 十分にものを用いる。費用をかける。[初出の実例]「幽王のそばつらなことに物を入られて、天子のくらの米銭も皆になって」(出典:玉塵抄(1563)一二)
もの【物】 を 思((おも))う
- 精選版 日本国語大辞典
- 物事を思い悩む。思いにふける。ものもう。[初出の実例]「験なき物乎不念(ものヲおもはず)は一坏の濁れる酒を飲むべくあるらし」(出典:万葉集(8C…
ものいい‐とぎ(ものいひ‥)【物言伽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 そばにいて話し相手をすること。また、その人。[初出の実例]「此六人を請出して。是にゐらるる人々の物いひとぎ」(出典:浄瑠璃・博多小…
ものわびし‐ら【物侘ら】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ら」は接尾語 ) ものわびしいこと。また、そのさま。[初出の実例]「いのちとてつゆをたのむにかたければ物わびしらになくの…
ようぶつ‐けいやく(エウブツ‥)【要物契約】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 当事者の意思表示の合致だけでなく、物の引渡しなどの完了がなければ効力を生じない契約。消費貸借・使用貸借・寄託など。
めた‐もの【めた物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 めちゃくちゃであること。多く副詞的に用いる。めったやたら。むやみやたら。[初出の実例]「利発才覚のおため者と、めた物(モノ)ほめ馳走…
わな‐おりもの【輪奈織物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 表面が輪奈になっている織物の総称。輪奈ビロード、タオルなどの類。
ぶっしんすうはい 物神崇拝
- 小学館 和伊中辞典 2版
- feticiṣmo(男) ◎物神崇拝主義者 物神崇拝主義者 ぶっしんすうはいしゅぎしゃ feticista(男)(女)[(男)複-i]
二酸化物
- 小学館 和西辞典
- dióxido m.
ぶっしん‐すうはい【物神崇拝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =フェティシズム①③〔中間文化(1957)〕
ぶつるいしょうこ【物類称呼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸中期の方言辞書。五巻五冊。越谷吾山(会田秀真)編。安永四年(一七七五)刊。各地の方言約五百項目四千語を天地・人倫・動物・生植・器用・衣…
継続出版物
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 完結予定はあるが,分冊形式で間隔を置いて継続的に刊行される出版物.分冊刊行の多巻ものでも,同時刊行の出版物は含めない.[参照項目] 合集 | 継…
核廃棄物 かくはいきぶつ
- 日中辞典 第3版
- 核废料héfèiliào.
晚秋作物 wǎnqiū zuòwù
- 中日辞典 第3版
- <農業>おくての農作物.▶地方によっては“晚田wǎntián”とも.
动物油 dòngwùyóu
- 中日辞典 第3版
- [名]動物性の油.
动物园 dòngwùyuán
- 中日辞典 第3版
- [名]動物園.
附物村つくものむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:神戸市北区附物村[現]北区八多町附物(はたちようつくもの)屏風(びようぶ)村の東にある有馬(ありま)郡の村。村域は南北に細長く、南…
薫き物 たきもの
- 日中辞典 第3版
- 香xiāng,熏香xūnxiāng.茶室に~薫き物の香りが漂う|茶房里飘荡着熏香的香味.
天工開物 てんこうかいぶつ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 中国の代表的産業技術書。3編18巻。江西省奉新県の学者宋応星(そうおうせい)著。明末の1637年刊。中国在来の技術を穀類・衣服・染色・調製・製塩・製…
津波堆積物
- 共同通信ニュース用語解説
- 津波によって削り取られた海底や海岸付近の土砂が陸地に運ばれ、堆積したもの。堆積した年代から津波の発生時期を推定でき、歴史記録がない時代や地…
遺失物法
- 共同通信ニュース用語解説
- 落とし物や忘れ物の取り扱いを明示した法律。警察に届けられた拾得物は、携帯電話など個人情報が入った物品を除き、原則として持ち主が3カ月間見つ…
酸性酸化物【さんせいさんかぶつ】
- 百科事典マイペディア
- 塩基と反応して塩をつくる酸化物。水と反応すると,酸素酸となる。一般に非金属の酸化物や遷移金属の高い酸化数の酸化物(SO3,CrO3など)は酸性酸化…
祖父江 寛 ソブエ ヒロシ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の高分子化学者 東京大学名誉教授;成蹊大学名誉教授。 生年明治37(1904)年1月9日 没年昭和54(1979)年2月14日 出生地愛知県名古屋市 学歴〔年…
臭素【しゅうそ】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はBr。原子番号35,原子量79.901〜79.907。融点−7.2℃,沸点58.78℃。ハロゲン元素の一つ。1826年バラールが発見。常温で赤褐色,不快な刺激臭あ…
光電池 こうでんち photocell
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 光のエネルギーを電気エネルギーに直接変換する装置。セレンや亜酸化銅などの半導体と金属との接合部,あるいは半導体のp-n接合部に光を当てると照射…
酒石酸 しゅせきさん tartaric acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2個の不斉炭素原子をもつジカルボン酸で,化学式は HOOC*CH(OH)*CH(OH)COOH (*印は不斉炭素原子) 。 L- ,D- およびメソ酒石酸の3種の異性体が存…
酸化鉱物 さんかこうぶつ oxide mineral
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 金属あるいは亜金属の酸化物の組成をもった鉱物。水酸基を含んだ鉱物は水酸化鉱物といわれるが,これらも広義には酸化鉱物に含められている。これら…
アミン amine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アンモニアの水素原子が炭化水素残基で置換された形の化合物の総称。置換される水素原子の数により,第一アミン RNH2 ,第二アミン RR'NH ,第三アミ…
フロン
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 炭化水素の水素原子をフッ素原子で置換した化合物の日本における総称。フルオロカーボン fluorocarbon。結合力が強いため化学的・熱的に安定で,電気…