コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

光電池 こうでんち photocell

翻訳|photocell

6件 の用語解説(光電池の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

光電池
こうでんち
photocell

光のエネルギー電気エネルギーに直接変換する装置。セレン亜酸化銅などの半導体と金属との接合部,あるいは半導体のp-n接合部に光を当てると照射量に応じた起電力がその両側に発生し,外部回路を結ぶと電流を取出すことができる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

光電池
ひかりでんち

「光電池 (こうでんち)」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

こう‐でんち〔クワウ‐〕【光電池】

セレン亜酸化銅などの半導体と金属との接触面や、シリコンなどのpn接合に光を照射し、光起電力効果により電気エネルギーを得る電池の総称。照度計や露出計に利用されるほか、太陽電池も含まれる。光起電力セルPVセルひかりでんち。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

光電池【ひかりでんち】

ある種の半導体に光を当てると,照射された部分とされない部分との間に電位差光起電力)を生ずる(光起電力効果)のを利用し,光の強弱に対応した起電力を得る装置。銅表面に亜酸化銅薄膜をつけた亜酸化銅光電池,鉄板にセレン薄層をつけたセレン光電池などカメラの露出計に利用。
→関連項目起電力光電効果光電素子紫外線照度計赤外線電池半導体

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

こうでんち【光電池】

光エネルギーを直接電気エネルギーに変換する半導体装置。セレン・亜酸化銅などの半導体と金属との接触面やシリコンなどの pn 接合における光電効果により光電流を得る。太陽電池や照度計・露出計などに用いられる。ひかりでんち。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

光電池
こうでんち
photoelectric cell

電気的に異なる物質から構成された接触面に光を照射することによって、光エネルギーを電気エネルギーに変換する半導体素子。信号の変換を主目的とする照度計や露出計に用いられるものと、エネルギー変換を主目的とする太陽電池に大別されるが、一般には前者をさすことが多い。代表的な光電池としてセレン光電池がある。セレン光電池の構造は、鉄などの金属板上にセレン半導体薄膜と、酸化カドミウムのような半透明金属膜を重ねて蒸着したものである。半導体膜と半透明金属膜の接触面では電気的ポテンシャルの異なる障壁層が形成される。この障壁層では半導体から金属層へ電子は流れるが、逆方向への電子の流れはせき止められ、いわゆる整流作用を生ずる。この種の光電池に光を照射すると、光は半透明金属膜を通して半導体障壁層に達し、その部分で光電効果により発生した自由電子は加速されて半透明金属膜に集まり、外部回路を経て、金属基板へ流れる。したがって電気は金属基板側を+(プラス)、半透明金属膜を-(マイナス)として逆方向に流れることになる。セレン光電池では、白熱電球下で1ルーメン当り120マイクロアンペア以上、太陽下で数ミリアンペアの電流が流れる。効率はシリコンケイ素)電池に比べ低いが、光の波長に対する感度が目の視感度に近く、古くから照度計として利用されている。光電池用材料としてセレンや亜酸化銅が古くから用いられたが、今日ではシリコンや硫化カドミウムなどが使用されている。とくにシリコン電池は変換効率が高く(20%程度)低コスト化が期待されるため、太陽光エネルギー変換素子(太陽電池)用材料として使用されている。また、微細加工技術を用いて無数の微小素子をシリコン表面上に形成し、テレビカメラ用の撮像素子をつくるなど新しい展開がなされている。[齊藤 忠]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

光電池の関連キーワード熱エネルギー蓄光エネエネ庁シエネエネモチミリャーゼフエネルギーの流れ光エーテル系光エネルギー

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

光電池の関連情報