ギトキシゲニン ギトキシゲニン gitoxigenin
- 化学辞典 第2版
- (3β,5β,16β)-3,14,16-trihydroxycard-eo(22)-enolid.C23H34O5(390.51).ゴマノハグサ科Digitalis purpurea L.,D.lanata Ehrh.のなかに存在する強心…
サリチルアルデヒド サリチルアルデヒド salicylaldehyde
- 化学辞典 第2版
- 2-hydroxybenzaldehyde.C7H6O2(122.12).カッシア油,シモツケ科の植物精油中に存在するが,フェノールからライマー-ティーマン反応によって合成さ…
活性化エントロピー カッセイカエントロピー entropy of activation
- 化学辞典 第2版
- 反応速度を活性錯体理論に従い,熱力学的に表示したときのパラメーターの一つで,活性錯体と原系の間の標準エントロピーの差に相当する.定容反応の…
アミグダリン アミグダリン amygdalin
- 化学辞典 第2版
- (R)-α-[(6-O-β-D-glucopyranosyl-β-D-glucopyranosyl)oxy]benzeneacetonitrile.C20H27NO11(457.42).配糖体の一種.β-ゲンチオビオースとD-マンデロ…
セネシオニン セネシオニン senecionine
- 化学辞典 第2版
- C18H25NO5(335.40).キク目ハンゴンソウSenecio platyphyllos,ダンドボロギクErechtites hieracifoliaなどに広く分布するセネシオアルカロイドの一…
シマロース シマロース cymarose
- 化学辞典 第2版
- 2,6-dideoxy-3-O-methyl-D-ribo-hexose.C7H14O4(162.19).D-シマロースは配糖体の一種である植物心臓毒シマリン,ペリプロシマリン,ペリプロシンな…
サリノマイシン サリノマイシン salinomycin
- 化学辞典 第2版
- C42H70O11(751.02).Streptomyces albusが生産する動物用薬抗生物質.白色~黄色の結晶.融点112 ℃.-63°(エタノール).pKa 6.4(DMF).λmax 284 nm(…
ビンクリスチン ビンクリスチン vincristine
- 化学辞典 第2版
- C46H56N4O10(824.94).ロイコクリスチンともいう.ニチニチソウCatharanthus roseusに微量含まれる二量体アルカロイド.融点218~220 ℃.+17°(ジク…
フェニドン フェニドン phenidone
- 化学辞典 第2版
- 1-phenyl-3-pyrazolidinone.C9H10N2O(162.19).写真現像薬の一つ.フェニルヒドラジンにβ-ハロゲノプロピオン酸を縮合させると得られる.結晶.融点…
プリン(化学)【プリン】
- 百科事典マイペディア
- ピリミジン環とイミダゾール環の縮合環からなる複素環化合物C5H4N4。無色の結晶。融点216〜217℃。水,熱エタノールに易溶。プリン核をもつ化合物のう…
ベンズアルデヒド
- 百科事典マイペディア
- 最も簡単な芳香族アルデヒドC6H5CHO。強い芳香を有する無色の液体。融点−56.5℃,沸点178℃。空気中で次第に酸化されて安息香酸になる。セッケンなどの…
ホイットリー委員会【ホイットリーいいんかい】
- 百科事典マイペディア
- 1916年,第1次大戦中の産業平和の実現と生産性向上を目的として英国議会に設けられた委員会。委員長ホイットリーJ.H.Whitleyの名に由来。労使同数の…
池谷太郎 (いけたに-たろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1917-2006 昭和時代の経営者。大正6年8月8日生まれ。家業の鉄くず商の池谷正一商店取締役となり,昭和14年東亜鋼管工業を設立。24年東京製鉄社長と…
グルタミン酸
- 栄養・生化学辞典
- C5H9NO4 (mw147.13). 略号Glu,E.酸性アミノ酸で可欠アミノ酸の一つ.広く動植物のタンパク質中に存在し,コンブのだし汁のうま味がグルタミ…
ディールス Hermann Diels 生没年:1848-1922
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの古典文献学者。H.ウーゼナーの下で学び,のちベルリン大学教授となる。ギリシア古代哲学,ギリシア医学を専門とする。《ギリシア医学集成》…
ネーサン George Jean Nathan 生没年:1882-1958
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカの劇評家。1905年に《ニューヨーク・ヘラルド》紙に寄稿して以後,50年近くにわたって多くの新聞・雑誌に劇評を発表。既成の娯楽劇を排撃し…
ハイゼ Paul Heyse 生没年:1830-1914
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの作家。ベルリン生れ。ガイベルと共に,保守的な詩人グループ〈ミュンヘン派〉の中心人物となる。多作の作家で,小説(代表作は短編《ララビ…
接木雑種 つぎきざっしゅ graft hybrid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 雌雄の配偶子間で行われる通常の交配による雑種を有性雑種と呼ぶのに対して,栄養体の接合により生じるものを栄養雑種と呼ぶが,植物ではおもに接木…
デミアン Demian
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ドイツの詩人,作家 H.ヘッセの小説。 1919年刊。少年シンクレールは,級友デミアンを通して,人生の暗い世界の意義を知るようになり,善悪を包摂す…
メソシュウ酸 メソシュウさん mesoxalic acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式は C3H2O5 。1分子の水が強く結合しているので,下のように 2通りの式が考えられている。別名ケトマロン酸。水から再結晶すると水和物である…
塩化臭素 エンカシュウソ bromine chloride
- 化学辞典 第2版
- BrCl(115.36).塩素-臭素の化合物はBrClのみが知られている.塩素と臭素との直接反応で得られる.室温では赤色の不安定な気体.低温ではかなり安定な…
臭素(Ⅰ)イオン シュウソイオン bromine ion
- 化学辞典 第2版
- Br+ 陽イオンまたは陽性の基(-1価イオンは臭化物イオン,配位子はブロモ-).Cl+ より熱力学的には安定ではあるが,Br+ X-型化合物のイオン結晶…
行動心理学 こうどうしんりがく psychology of behaviour
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 狭義には,J.B.ワトソンの行動主義的心理学をさすが,一般的には意識を対象とする心理学に対立する諸心理学の総称。心理学を生体の全体的行動の科学…
ヘミング Heminge(s), John
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1556頃[没]1630.10.10. ロンドンイギリスの俳優。ヘミングズともいう。バーベッジの劇団 (のちの国王一座 ) の主要メンバーで,シェークスピアや…
エモジン エモジン emodin
- 化学辞典 第2版
- 4,5,7-trihydroxy-2-methylanthraquinone.C15H10O5(270.23).ラムノースの配糖体としてダイオウRheum palmatumにもっとも多く含まれているが,この…
スチビン酸 スチビンサン stibinic acid
- 化学辞典 第2版
- 有機アンチモン化合物において,三価のアンチモン誘導体をスチビンというが,それらのオキシ酸誘導体のこと.たとえば,(C6H5)2Sb(O)(OH)はジフェニ…
ウンデカン酸 ウンデカンサン undecanoic acid
- 化学辞典 第2版
- C11H22O2(186.29).CH3(CH2)9COOH.キク科マンシュウアサギリ草Artemisia frigida中に存在する.ひまし油中にも少量含まれている.10-ウンデセン酸を…
シニグリン シニグリン sinigrin
- 化学辞典 第2版
- C10H16NO9KS2(397.47).アブラナ科カラシナBrassica cernuaの種子や西洋ワサビAlliaria officinalis Andrz.の根に含まれている配糖体.カラシにこの…
ズルチン ズルチン dulcin
- 化学辞典 第2版
- p-phenethylurea,p-ethoxyphenyluaea.C9H12N2O2(180.21).ホスゲンにp-フェネチジンとアンモニアを1モル量ずつ縮合させると得られる尿素誘導体.結…
ワグナー-メアワイン転位 ワグナーメアワインテンイ Wagner-Meerwein rearrangement
- 化学辞典 第2版
- カルベニウムイオン転位ともいう.反応中間体のカルベニウムイオンに,アルキル基,水素原子,あるいは芳香核が分子内転位してあらたなカルベニウム…
中性酸化物 チュウセイサンカブツ neutral oxide
- 化学辞典 第2版
- 酸性も塩基性も示さない酸化物.たとえば,一酸化炭素COはギ酸HCOOHが水を失って生じる化合物であるが,一酸化炭素は水と直接には化合せず,したがっ…
シクロヘキシミド シクロヘキシミド cycloheximide
- 化学辞典 第2版
- C15H23NO4(281.35).タンパク質合成の阻害剤.放射菌の一種Streptomyces griseusによって生産される抗生物質.白色の結晶.融点119.5~121 ℃.-3.38…
セレノシステイン セレノシステイン selenocysteine
- 化学辞典 第2版
- C3H7NO2Se(168.06).システインのSがセレンSe(周期表でSと同族)で置き換わったアミノ酸.通常のアミノ酸20種類に加え,21番目の天然アミノ酸といわれ…
エリスロマイシン エリスロマイシン erythromycin
- 化学辞典 第2版
- C37H67NO13(733.93).Streptomyces erythreusが産生する十四員環マクロライド抗生物質.水和物は白色の結晶.融点135~140 ℃.固化後,再融点190~19…
スルファチアゾール スルファチアゾール sulfathiazole
- 化学辞典 第2版
- 4-amino-N-(2-thiazolyl)benzenesulfonamide.C9H9N3O2S2(255.32).2-アミノチアゾールとアセチルスルファニルクロリドから合成する.融点200~204 ℃…
ベンゾ[b]チオフェン ベンゾチオフェン benzo[b]thiophene
- 化学辞典 第2版
- C8H6S(134.20).チアナフテン,チオナフテンともいう.チオフェノールとアセチレンを600~650 ℃ で反応させると得られる.融点32 ℃,沸点221~222 ℃…
バシトラシンA バシトラシンエー bacitracin A
- 化学辞典 第2版
- C66H103N17O16S(1422.71).Bacillus subtilis var Tracyなどの生産する環状ペプチド系抗生物質の主成分.白色または淡灰色の粉末.+5°(0.02 mol L-…
ピペロナール ピペロナール piperonal
- 化学辞典 第2版
- 3,4-methylenedioxybenzaldehyde.C8H6O3(150.14).ヘリオトロピンともいう.バラ科やマメ科植物の花精油に少量存在する.サッサフラス油の主成分イ…
ヘキサメチルベンゼン ヘキサメチルベンゼン hexamethylbenzene
- 化学辞典 第2版
- C12H18(162.28).メリテンともいう.キシレンやペンタメチルベンゼンを塩化アルミニウムの存在下,塩化メチルでメチル化すると得られる.針状晶.融…
キサントシン キサントシン xanthosine
- 化学辞典 第2版
- 9-β-D-ribofuranosylxanthine.C10H12N4O6(284.23).プリンヌクレオシドの一種.グアノシンに亜硝酸を作用させると得られる.無色の柱状晶.融点 > …
ヒドララジン塩酸塩 ヒドララジンエンサンエン hydralazine hydrochloride
- 化学辞典 第2版
- 1-hydrazinophthalazine monohydrochloride.C8H8N4HCl(196.64).1-クロロフタラジンにヒドラジンヒドラートを反応させると得られる.塩酸塩は分解点…
リシノール酸 リシノールサン ricinolic acid
- 化学辞典 第2版
- [R(Z)]-12-hydroxy-9-octadecenoic acid.C18H34O3(298.46).リシノレイン酸ともいう.グリセリドとしてひまし油(80~85%)中に存在する.ひまし油の…
テオブロミン テオブロミン theobromine
- 化学辞典 第2版
- 3,7-dimethylxanthine.C7H8N4O2(180.17).キサンチン系アルカロイドの一種.ココア豆の主アルカロイドであり,コーラナッツや茶葉にも少量含まれる…
ピラジン ピラジン pyrazine
- 化学辞典 第2版
- 1,4-diazabenzene.C4H4N2(80.09).パラジアジンともいう.アミノアセトアルデヒドを塩化水銀(Ⅱ)と水酸化ナトリウムとで酸化的自己縮合させると得ら…
グランビル Glanvill, Joseph
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1636[没]1680イギリスの哲学者。イギリス国教会の神学者,牧師。 H.モアの影響を受け,ケンブリッジ・プラトニストたちと共通の見解をいくつか有…
ロバート・ハロルド シューラー Robert Harold Schuller
- 20世紀西洋人名事典
- 1926.9.16 - 米国の改革派教会牧師,大衆伝道家。 アイオワ州アルトン生まれ。 ホウプ・カレッジ、西部神学校で学ぶ。1950年シカゴのアイヴァンホー…
ハルマン ディールス Harmann Diels
- 20世紀西洋人名事典
- 1848 - 1922 ドイツの古典学者。 元・ベルリン大学教。 H.ウーゼナーのもとで学んだ後、ベルリン大学教授となる。専門はギリシャ古代哲学、ギリシ…
ピロカテキン pyrocatechin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ブレンツカテキン,ピロカテコールともいう。化学式 C6H4(OH)2 。1,2-ジヒドロキシベンゼンに相当する。融点 105℃の板状または柱状晶。昇華しやすく…
フォンデル Vondel, Joost van den
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1587.11.17. ケルン[没]1679.2.5. アムステルダムオランダの詩人,劇作家。独学で学び,フランスの詩人デュ・バルタスの影響を受けた。抒情詩,…
トンプソン Thompson, Victor Alexander
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1912.9.23. ノースダコタ,ハンナアメリカの経営学者,組織理論家。ワシントン大学卒業後,1949年コロンビア大学で博士号取得。 50年以降イリノ…