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ズルチン ズルチン dulcin

7件 の用語解説(ズルチンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ズルチン
ズルチン
dulcin

第2次世界大戦後用いられた人工甘味料の一つ。ショ糖の 200倍の甘味がある。ただし日本の食品衛生法では 1968年以降ズルチン食品添加物としては禁止されている。一般にフェネケジンか尿素のいずれかを鉱酸塩とし,水溶液長時間加熱するか,加圧器の中で 160℃に加熱して合成する。

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デジタル大辞泉の解説

ズルチン(〈ドイツ〉Dulzin)

人工甘味料の一。蔗糖(しょとう)の約250倍の甘さがあるが、人体に有害なため使用が禁止されている。

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百科事典マイペディアの解説

ズルチン

p‐エトキシフェニル尿素を主体とした人工甘味料。分子式C2H5OC6H4NHCONH2。融点174.5〜176.5℃。ショ糖の約300倍の甘味をもつが,発癌性などにより1968年使用が禁止された。
→関連項目合成甘味料

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栄養・生化学辞典の解説

ズルチン

 C9H12N2O2 (mw180.21).

 人工甘味料の一つ.発がん性が認められ使用されなくなった.

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世界大百科事典 第2版の解説

ズルチン【dulcin】

合成甘味料の一種で,パラエトキシフェニル尿素p‐ethoxyphenyl‐ureaとも呼ばれる。ショ糖の約200~300倍の甘みを有するが,動物実験により発癌性がはっきりしたので,日本では1968年に使用が禁止された。合成法が容易であり,しかも安価であったことから,日本においては第2次大戦後の砂糖不足の時代に,甘味源として大きい役割をはたした。合成甘味料【田島 真】

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大辞林 第三版の解説

ズルチン【Dulzin】

人工甘味料。無色の針状結晶または結晶状粉末。スクロース(ショ糖)の250倍の甘さがある。肝臓障害を起こすなどの理由から、現在は使用禁止。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ズルチン
ずるちん
dulcin

尿素の誘導体スクロールp(パラ)-エトキシフェニル尿素ともよばれる。1883年にドイツのベルリナーブラウが発見した化合物。p-フェネチジンにホスゲン、続いてアンモニアを作用させて合成する。無色の針状結晶。冷水にはわずかに溶けるが、熱水には溶けやすい。エタノール(エチルアルコール)にもかなり溶ける。
 ズルチンは甘味が強く、ショ糖の200~300倍もの甘さがある。第二次世界大戦後の食糧難時代に人工甘味料として使われたことがあった。日本では食品添加物として1948年(昭和23)に許可されたが、発癌(がん)性などの毒性が強いことから、67年には佃煮(つくだに)、漬物などの10品目に限り制限付きで使用が認められたものの、その後69年には全面使用禁止になった。[務台 潔・河野友美・山口米子]

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世界大百科事典内のズルチンの言及

【合成甘味料】より

…化学構造と甘味との関係は古くから研究されているが,アルデヒド基-CHO,オキシム基-CH=NOH,ハロゲン基,アミノ基-NH2,スルホ基-SO3H,トリアジン核,スルホアミノ基-SO2NH2,水酸基-OHをもった化合物がおおむね甘味が強い。しかし,現在までに開発された合成甘味料はサッカリン,ズルチン,チクロ(サイクラミン酸ナトリウム),アスパルテームなど数少ない。さらに,ズルチンとチクロはその安全性に疑いが生じ,それぞれ1968年,69年に日本では使用が禁止されている。…

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