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ピペロナール ピペロナールpiperonal

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピペロナール
ピペロナール
piperonal

化学式 C8H6O3ヘリオトロープの香りのする無色の結晶。融点 37℃。ニセアカシア,ヘリオトロープなどの花の精油中に存在する。広く用いられる重要香料の一つで,化粧品,特に石鹸などにクマリン,バニリンなどとともに用いられる。

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デジタル大辞泉の解説

ピペロナール(piperonal)

ヘリオトロープの花に似た香気をもつ無色の結晶。サフロールを酸化して製造し、香料の調合剤などに用いる。花の精油中にも含まれる。ヘリオトロピン

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百科事典マイペディアの解説

ピペロナール

3,4−メチレンジオキシベンズアルデヒドのことでヘリオトロピンとも。ヘリオトロープ様の芳香をもつ無色または白色の結晶。融点37℃,沸点144(14mmHg)℃。

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世界大百科事典 第2版の解説

ピペロナール【piperonal】

3,4‐メチレンジオキシベンズアルデヒド,ヘリオトロピンheliotropinともいう。天然にはバニラ,ニセアカシア,ヤマグルマ,カワミドリなどの植物に少量含まれる。ヘリオトロープ様の甘い香気をもつ。白色の結晶で,沸点144~145℃(14mmHg),融点37℃,アルコール,エーテル,ベンゼン等に可溶,水には難溶。熱,光で変質する。合成法としては,サフロールを異性化してイソサフロールとし,さらに二クロム酸カリウム,硫酸で酸化して合成する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ピペロナール
ぴぺろなーる
piperonal

ベンゼン誘導体の一つ。別名をヘリオトロピンheliotropineという。天然にはスピレア(シモツケ)、ニセアカシア、ワイルドベルガモットの花精油、バニラの花芽に含まれている。ヘリオトロープ様香気の白色結晶。おもな製造方法は次の2種類である。
(1)オコチア油、サッサフラス油から得られるサフロールから製造するのが主流である。サフロールをカ性アルカリで加熱処理すると異性化してイソサフロールになる。これをオゾンまたは、重クロム酸塩などで酸化するとピペロナールが得られる。
(2)カテコールが安価に供給されるようになってからは、カテコールからの合成も重要になった。
 ライラック、スイートピー、カーネーションなどフローラル系調合香料として広く使用されている。香粧品香料としては高級調合香料から室内芳香剤、せっけん香料まで幅広く使用されている。またバニラとの組み合わせによるフレーバーとして重要である。[佐藤菊正]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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