「化合物」の検索結果

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官能基 (かんのうき) functional group

改訂新版 世界大百科事典
現在,その存在,構造が確認されている有機化合物の数は300万以上といわれるが,その性質(反応性)によっていくつかのグループに分類される。同じグ…

錯体 サクタイ complex

化学辞典 第2版
【Ⅰ】中心の原子,あるいはイオン(普通は金属イオン)のまわりに,特定数の原子,分子,イオン(これを配位子という)が結合している化合物をいう.たと…

不斉合成

知恵蔵
光学活性(光の偏光面を右、または左に回転させる性質)の化合物を人工的に合成する方法。自然界に存在する有機化合物の多くは光学活性体で、生物を構…

フッ化キセノン ふっかきせのん xenon fluoride

日本大百科全書(ニッポニカ)
フッ素とキセノンの化合物。1962年にキセノンが化学結合に直接関与する化合物としてXe[PtF6]が報告された直後から、世界各地の研究者からキセノン化…

せいせい‐ねつ【生成熱】

デジタル大辞泉
反応熱の一種。ある化合物を成分元素の単体から合成するときに発生、または吸収される熱量。ふつう化合物1モル当たりの熱量で表される。また、熱力学…

はいとう‐たい(ハイタウ‥)【配糖体】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 糖類の還元基にアルコールやフェノールなどの水酸基をもつ有機化合物が結合した化合物の総称。酸または酵素により加水分解を起こして糖と…

溶離曲線 ヨウリキョクセン elution curve

化学辞典 第2版
溶出曲線ともいう.液体クロマトグラフィーにおいて,横軸に溶出した溶媒の体積,縦軸に溶離される化合物,またはイオンの濃度,またはそれにかわる…

ヒドロキシル化

栄養・生化学辞典
 有機化合物へのヒドロキシル基の導入.

同族列【どうぞくれつ】

百科事典マイペディア
主として有機化合物などで用いられる概念。たとえばメタン系炭化水素(メタンCH4,エタンCH3CH3,プロパンCH3CH2CH3,ブタンCH3CH2CH2CH3,…)などの…

慣用名 カンヨウメイ trivial name

化学辞典 第2版
IUPAC命名規則が制定される以前から慣用され,文献にも統一的に使用されていた化合物名.通俗名ともいう.従来,使われていた命名をなるべくかえない…

脂環式化合物 (しかんしきかごうぶつ) alicyclic compound

改訂新版 世界大百科事典
炭素環式化合物のうち芳香族化合物を除いたものをいう。脂肪族化合物に似た環式化合物の意味。多重結合を含まない飽和のものも,また多重結合を含む…

ベシャン還元 ベシャンかんげん Béchamp reduction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
フランスの A.ベシャンによって 1854年に開発された還元法で,芳香族ニトロ化合物を鉄と塩酸,または鉄 (II) 塩で還元して芳香族アミノ化合物とする…

フェニルアセチレン phenylacetylene

改訂新版 世界大百科事典
エチニルベンゼンethynylbenzeneともいう。芳香族炭化水素のうち,アセチレン結合を有する化合物としては最も簡単な化合物。β-ブロモスチレンを水酸…

ケトエノール互変異性 ケトエノールごへんいせい keto-enol tautomerism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
カルボニル基に対してα位にある炭素原子に結合している水素原子が,カルボニル基の酸素原子に転位して,水酸基をもつ化合物に変化することをケトエノ…

窒素同化 チッソドウカ nitrogen assimilation

化学辞典 第2版
生物が栄養源として窒素を摂取し,生物に特徴的な窒素化合物を合成する代謝反応をいう.窒素源として,動物は有機窒素化合物,植物は硝酸塩やアンモ…

アンモノ塩基 あんものえんき ammono base

日本大百科全書(ニッポニカ)
アンモノ化合物のうち、液体アンモニア中で塩基とみなすことのできる化合物。たとえば金属のアミド、イミド、窒化物などがそうである。アクア化合物…

えんか‐ぶつ〔エンクワ‐〕【塩化物】

デジタル大辞泉
塩素と、それより陽性の元素または原子団との化合物。

クラウンエーテル くらうんえーてる crown ether

日本大百科全書(ニッポニカ)
酸素原子が環の一部を構成する環状ポリエーテルの総称。1967年にアメリカのデュポン社のペダーセンが偶然に合成し、その構造上の特性とともに報告し…

元素半導体 げんそはんどうたい element semiconductor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1種の元素がつくる物質で半導体性を示すもの。おもなものは,シリコン (ケイ素) ,ゲルマニウム,セレン,テルルなどで,このうちシリコンはあらゆる…

pu・rin(e) /pjúəriːn/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]《化学》プリン(◇尿酸化合物の原質).

有機半導体【ゆうきはんどうたい】

百科事典マイペディア
半導体特性を示す有機化合物。たとえば多数の共役二重結合をもつフタロシアニンやその重合体,ベンゼン核が多数縮合した多環芳香族化合物およびその…

アンモノリシス ammonolysis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
加アンモニア分解あるいは加安分解ともいわれる。ある化合物の分子に水分子の OH とH が加わって化合物を2つの分子に分解する反応を加水分解というの…

シキミ‐さん【シキミ酸】

デジタル大辞泉
植物体において、芳香族化合物やリグニンの中間体として機能する有機化合物。シキミから見出されたが、多くの植物に見られる。近年、インフルエンザ…

スルフィニル スルフィニル sulfinyl

化学辞典 第2版
陽性二価の置換基-S(O)-のこと.チオニルともいわれるが,IUPAC命名法はスルフィニルを推奨する.たとえば,無機化合物では塩化スルフィニル(塩化チ…

アジド azide

改訂新版 世界大百科事典
アジ化物ともいう。アジ化水素HN3の水素が,金属原子,ハロゲン,あるいは有機の基などで置換されて生ずる化合物の総称。たとえば,NaN3,KN3,AgN3…

スルホン‐か〔‐クワ〕【スルホン化】

デジタル大辞泉
有機化合物の水素原子をスルホ基に置換させる反応。

in・da・mine /índəmìːn/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]《化学》インダミン(◇塩基性有機化合物).

トリメチルシリル トリメチルシリル trimethylsilyl

化学辞典 第2版
有機化合物中の基(CH3)3Si-の名称.

にさん‐か(‥クヮ)【二酸化】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 酸素二原子が結合した化合物。

苉 pǐ [漢字表級]3 [総画数]7

中日辞典 第3版
[名]<化学>(有機化合物の一種)ピセン.

flu・o・ride /flúəraid/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名][U][C]フッ化物;フッ素化合物.

ポルフィリン(porphyrin)

デジタル大辞泉
窒素原子を1個含む五員環の環式化合物が、さらに4個環状に結合した構造を骨格とする化合物の総称。配位子として錯体を作り、中心原子が鉄のヘモグロ…

ゆうき‐ハイドライド〔イウキ‐〕【有機ハイドライド】

デジタル大辞泉
触媒反応を通じて水素を吸収・放出する有機化合物の総称。特に芳香族化合物の水素化物を指し、メチルシクロヘキサン・シクロヘキサン・デカリンなど…

ウロビリノーゲン

栄養・生化学辞典
 酸化されると黄色のウロビリンとなる化合物であるが,これ自体は無色の化合物.L-,I-,D-ウロビリノーゲンの3種が知られている.胆汁色素であるビ…

標準生成熱 ヒョウジュンセイセイネツ standard heat of formation

化学辞典 第2版
熱力学的な標準状態(1 atm,25 ℃)下における,1 mol の化合物が,その成分元素の単体から生成されるときに吸収される熱量.標準生成エンタルピーと同…

エナンチオマー過剰率 エナンチオマーカジョウリツ enantiomer excess

化学辞典 第2版
% eeと表記する.あるキラル化合物の一方の鏡像異性体をR,もう一方の異性体をSと表し,それぞれの分子数を[R][S]とすると,その化合物のエナンチオ…

シアンヒドリン cyanohydrin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
オキシ酸ニトリルともいう。分子中にニトリル基 -CN および水酸基 OH をもつ化合物の総称。アルデヒドまたはケトンにシアン化水素を作用させてつく…

ゆうき‐かがく〔イウキクワガク〕【有機化学】

デジタル大辞泉
有機化合物を研究対象とする化学の一分科。⇔無機化学。

じゅうごう‐ど〔ヂユウガフ‐〕【重合度】

デジタル大辞泉
重合体である高分子化合物を構成する繰り返し単位の数。

水酸化物

栄養・生化学辞典
 M(OH)nで表される化合物.

ようか‐ぶつ〔エウクワ‐〕【▽沃化物】

デジタル大辞泉
沃素を陰性成分として含む化合物。

quáternary ammónium còmpound

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
《化学》第四アンモニウム化合物.

たんすい‐かぶつ(‥クヮブツ)【炭水化物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 炭素・水素・酸素の三元素からなり、糖類を中心としてこれと類似の構造をもつ有機化合物の一群の総称。大部分が Cn(H2O)m で表わされる一…

コバロキシム コバロキシム cobaloxime

化学辞典 第2版
コバルトのジメチルグリオキシム錯体をいう.ビタミン B12 のモデル化合物としてG.N. Schrauzerによりコバロキシムと名づけられた.次のような構造の…

混合物

栄養・生化学辞典
 2種以上の物質もしくは化合物が混合した物質.

防火木材 (ぼうかもくざい)

改訂新版 世界大百科事典
防火薬剤の加圧注入処理により得られる木材。工業規格には建築用防火薬剤の規定がある。防火薬剤は単一の薬剤では効果を示しにくく,混合薬剤として…

む‐き【無機】

デジタル大辞泉
「無機化合物」「無機化学」などの略。⇔有機。

エステル

栄養・生化学辞典
 酸とアルコールが脱水縮合した化合物の総称.

ìso・mórphous

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[形]《化学》〈化合物・元素などが〉同形の.

ビスフェノール(bisphenol)

デジタル大辞泉
水素原子が水酸基に置換したベンゼン環を二つ以上もつ化合物の総称。基本骨格となる化合物の違いにより、構造式が異なる多くの種類が存在する。その…

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