おお‐とび(おほ‥)【大飛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きく飛ぶこと。高く飛ぶこと。また、順を追わずに高い段階へ一度に進むこと。[初出の実例]「夫命消そこなへは露の玉 暮の蛍か大飛をす…
おお‐なめ(おほ‥)【大嘗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「おおなめまつり(大嘗祭)」の略。[初出の実例]「一代に一度の大嘗会をばおほなめと云」(出典:天理本日本書紀抄(1527)中)
おお‐にゅうどう(おほニフダウ)【大入道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きな坊主(ぼうず)。大坊主。② 坊主頭の大男。大坊主。[初出の実例]「見上げるばかりに脊の高い大入道」(出典:社会百面相(1902)〈内…
おお‐はかせ(おほ‥)【大博士】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制の大学寮の職員。経学について、助教と共に大学寮の学生に教授した。正六位下相当の官であったが、のちに五位相当となる。明経博士(…
おお‐はくちょう(おほハクテウ)【大白鳥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 カモ科の鳥。全長一・三~一・五メートル。体重は最高一二キログラムを超え、日本の鳥の中では最も重い。全身白色で、くちばしは黄色、脚…
おお‐はず(おほ‥)【大筈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 無責任でいいかげんなこと。大ざっぱなこと。でまかせ。横着。[初出の実例]「人にそだてられて、大(オフ)はづいふ程のお敵は、十にひとつ…
おお‐はやり(おほ‥)【大流行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大いに世にもてはやされて、広く行きわたること。また、伝染力が強くて、病気が非常に広まること。だいりゅうこう。[初出の実例]「わたく…
おお‐ひきあわせ(おほひきあはせ)【大引合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 檀紙の一種。引合(ひきあわせ)の大判のもの。大引。
おお‐びゃくしょう(おほビャクシャウ)【大百姓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 広い田畑を持っている百姓。⇔小百姓。[初出の実例]「津の国の中しまに、大百性のびくにあり」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃…
おお‐びら(おほ‥)【大片】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物の一片一片が大きめであること。大ぶり。[初出の実例]「めった切にするかまたは大びらに切て数すくなく盛也」(出典:卓袱会席趣向帳(1…
おお‐ふで(おほ‥)【大筆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大字を書くのに用いる大きな筆。⇔小筆。〔日葡辞書(1603‐04)〕
おお‐ふりそで(おほ‥)【大振袖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「おおぶりそで」とも ) 袖丈を長く仕立てた振り袖の着物。江戸中期以後二尺五寸(約九五センチメートル)以上。又、それを着た若い女…
おお‐ぼたる(おほ‥)【大蛍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 昆虫「げんじぼたる(源氏蛍)」の異名。《 季語・夏 》[初出の実例]「大蛍ゆらりゆらりと通りけり」(出典:俳諧・おらが春(1819))
おお‐まげ(おほ‥)【大髷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 (ただ単に髷だけが大きいということではなくて)月代を小さく、髪を多く残して結った髷のこと。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕
おお‐まゆ(おほ‥)【大繭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 二匹の蚕が共同して作った、くびれのない一個の大型の繭。同功繭(どうこうけん)。玉繭。
おおみ‐そ(おほみ‥)【大御衣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おおみ」は接頭語 ) 天皇など高貴な人のお召し物。おおんぞ。
おおみ‐もの(おほみ‥)【大御物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おおみ」は接頭語 ) 天皇などの召し上り物。おもの。おおんもの。[初出の実例]「常も賜ふ酒幣(さかまひ)の物を賜はり以ちて退れとし…
おお‐みやすどころ(おほ‥)【大御息所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おお」は接頭語 ) 「おおみやすんどころ」の撥音「ん」が表記されなかったもの。[初出の実例]「おほみやすどころとていまそがりける…
おお‐みやつこ(おほ‥)【大領】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 律令制の郡司(ぐんじ)の長官。少領、主政、主帳を指揮する。大郡、上郡、中郡に設置。おおのみやつこ。こおりのみやつこ。こおのみやつこ…
おお‐もみじ(おほもみぢ)【大紅葉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 イロハモミジの変種。山地に生え、栽培もされて園芸品種も多い。葉は掌状に七~九裂し、イロハカエデより大形で、葉径は五~一〇センチメ…
おお‐やっこ(おほ‥)【大奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① からだの大きな奴(やっこ)。[初出の実例]「間七様の御家来は、六尺ゆたかの大やっこ」(出典:浮世草子・庭訓染匂車(1716)五)② 大型の…
おお‐やね(おほ‥)【大屋根】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きな高い屋根。庇(ひさし)、または下の階の屋根に対して、最上屋の屋根をいう。⇔小屋根。[初出の実例]「雪は一面に積って大屋上(オホヤ…
おお‐ゆや(おほ‥)【大湯屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きな浴室。大きな湯殿。村落の共同風呂。[初出の実例]「興福寺大湯屋可レ被レ立事」(出典:中右記‐大治五年(1130)八月二一日)
おお‐よわり(おほ‥)【大弱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 思うようにゆかないで、大いに困ること。大いに閉口すること。[初出の実例]「隠居は〈略〉否味(いやみ)をならべる。中でお滋が大弱(オホ…
おお‐るり(おほ‥)【大瑠璃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ヒタキ科の小鳥。全長約一六センチメートル。雄は背と頭が瑠璃(るり)色で、腹部は白く、のど、胸が黒く、雌は全体に黄褐色。雄は鳴き声も…
おとな‐なみ【大人並】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 子供におとなと同等な扱いをすること。おとなと同様であること。また、そのさま。[初出の実例]「かなしさや麻木(をがら)の箸も…
大雪山
- 事典・日本の観光資源
- (北海道)「日本百名山」指定の観光名所。
大人形
- 事典・日本の観光資源
- (福岡県みやま市)「福岡県文化百選 祭り・行事編」指定の観光名所。
おお‐あえ(おほあへ)【大饗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 盛大な宴会。中古、宮中で例年、または臨時に行なわれた饗宴。たいきょう。[初出の実例]「はやあら玉の四方拝〈略〉三日・四日・七日に打…
おお‐あがた(おほ‥)【大県】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大化改新以前の土地区画上の称の一つ。大きな県(あがた)。⇔小県(おあがた)。[初出の実例]「亦国々の堺、及(また)大県(おほあがた)・小県(…
おお‐あや(おほ‥)【大綾】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 模様が大きく織り出してある綾織りの絹。[初出の実例]「さ丹(に)つかふ 色懐しき 紫の大綾(おほあや)の衣(きぬ) 住吉(すみのえ)の 遠里小…
おおい‐ご(おほい‥)【大御】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 年長の女性をうやまっていう語。[初出の実例]「かのふなゑひの淡路のしまのおほいご、都ちかくなりぬといふをよろこびて」(出典:土左日…
おお‐いぬ(おほ‥)【大犬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 形の大きな犬。〔書言字考節用集(1717)〕② 「やまいぬ(山犬)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
おお‐いみ(おほ‥)【大忌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =おおみ(大忌)
おおい‐みやつこ(おほい‥)【大領】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制での各等級の郡の長官。こおりのみやつこ。おおきみやつこ。たいりょう。
おお‐うけ(おほ‥)【大受】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 たいへんに好評を得ること。非常に人気を得ること。[初出の実例]「勇猛な批評家が出て、木村の翻訳は誤訳だらけだと喝破した。そいつが大…
おお‐うちき(おほ‥)【大袿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おおうちぎ」とも ) ゆき、たけなどを大きく仕立てた袿。祿などに賜わるもので、着る時、普通の袿に仕立て直す。[初出の実例]「正月…
おお‐うちもの(おほ‥)【大打物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 太刀、槍、薙刀(なぎなた)などの長大な武器の総称。[初出の実例]「長太刀大打物、揃レ刃攻入」(出典:惟任退治記(1582))
おお‐お(おほを)【大緒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 狩につかう鷹の足革(あしがわ)に結びつける大きな組糸の緒。せきお。〔十巻本和名抄(934頃)〕
おお‐かがみ(おほ‥)【大鏡】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 大きくて立派な鏡。[初出の実例]「亦、横刀(たち)及(また)大鏡(おほかがみ)を貢上(たてまつ)りき」(出典:古事記(712)中)[ 2 ] …
おお‐がく(おほ‥)【大楽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大規模に音楽、舞楽が奏されること。[初出の実例]「わざとの大かくにはあらず、なまめかしきほどに、殿上の童べ、舞つかうまつる」(出典…
おお‐かざり(おほ‥)【大飾】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 正月に門につける飾り。門飾。《 季語・新年 》[初出の実例]「ゆづりはや次第に家の大かさり〈親重〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一)
おおかみ‐の‐まつり(おほかみ‥)【大神祭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =おおがのまつり(大神祭)〔俳諧・増山の井(1663)〕
おお‐がらし(おほ‥)【大芥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「たかな(高菜)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
おおうじ【大氏】
- 改訂新版 世界大百科事典
おおおむろ【大御室】
- 改訂新版 世界大百科事典
おおきさき【大后】
- 改訂新版 世界大百科事典
おおぐみ【大組み】
- 改訂新版 世界大百科事典
おおけみ【大検見】
- 改訂新版 世界大百科事典
おおばんがしら【大番頭】
- 改訂新版 世界大百科事典