「アリウス派」の検索結果

10,000件以上


アンブロシウス Ambrosius

旺文社世界史事典 三訂版
340ごろ〜397代表的な教父のひとりローマの名門の出で,ミラノの司教となり,アリウス派の禁圧,教権の優越性を主張するなど,カトリック教会の権威…

異端【いたん】

百科事典マイペディア
ある宗教の内部で,正統信仰とは異なる立場をとる教説や教派,特に正統派がこれらを呼ぶ場合の称。英語ではheresy。西洋では元来,一定の見解とそれ…

クロティルダ Clotilda; Chrotechildis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]475頃[没]545.6.3. ツールメロビング朝時代のフランク王妃。ブルグンド王グンドバドの姪。アリウス派のシルペリク王の娘。王室紛争で両親をグン…

聖子従属説 せいしじゅうぞくせつ Subordinationismus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
三位一体論に関する異端説。聖子 (イエス・キリスト) は神の被造物であり,聖子は本質によってではなく恩恵によって無罪となり神の子となるとする。…

フラビアヌス1世[アンチオキア] フラビアヌスいっせい[アンチオキア] Flavianus I; Flavian I of Antiocheia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]320頃[没]404. ペトラアンチオキア総大司教。アリウス派によってもたらされた,いわゆるアンチオキア離教 (361~415) において,正統のニカイア…

アタナシウス あたなしうす Athanasius (295ころ―373)

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代キリスト教会の教父。アレクサンドリアの司教。聖人。325年ニカイア公会議には助祭として司教アレクサンドロスAlexandros(250ころ―328)に随行…

テオドリック大王(テオドリックだいおう) Theodoricus[ラテン],Theodoric[英]

山川 世界史小辞典 改訂新版
454頃~526頃(在位471~526頃)東ゴートの王,イタリア王国の建設者。大王と呼ばれる。493年オドアケルを倒してイタリアを支配。古典文化を尊重し,ロ…

メレチウス Meletius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]381アンチオキアの司教。聖人。アルメニア地方の出身と思われる。アンチオキアの司教に任じられたが,アリウス派のローマ皇帝コンスタンチ…

キュリロス[エルサレム] Kyrillos; Cyril of Jerusalem

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]315頃.エルサレム[没]386.3.18.エルサレムの司教,教会博士,聖人。ニカイア信条の熱心な擁護者であったことからアリウス派の教会会議によって迫…

ヨハネス1世 ヨハネスいっせい Johannes I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?. トスカナ[没]526.5.18. ラベンナトスカナ出身の第53代教皇(在位 523~526)。聖人。コンスタンチノープルを訪れた最初の教皇。ビザンチン皇…

グレゴリオス(ニュッサの)【グレゴリオス】

百科事典マイペディア
ギリシア教父。ニュッサNyssa主教。バシレイオスの弟で,〈カッパドキア三星〉の一人。一貫してアリウス派と闘い,三位一体の正統教義,ウシア(本質…

アタナシウス派 アタナシウスは Athanasius

旺文社世界史事典 三訂版
アレクサンドリアの司教アタナシウス(295〜373)の説を信奉するキリスト教の一派イエスの神性を重んじ,イエスの人間性を主張するアリウス派と対立…

異端 いたん heresy

旺文社世界史事典 三訂版
カトリック教会が正統とする信仰・教義に異を唱える説,およびその信徒たち4世紀に正統教義(三位一体説)が確立すると,アリウス派・ネストリウス派…

caldèo

伊和中辞典 2版
[形] 1 〘史〙カルデアの, カルデア人の. 2 〘宗〙(キリスト教の異端)ネストリウス派の, ネストリウス教の. [名](男) 1 [(女) -a]カルデア人. 2 …

エウセビオス(カエサレアの) Eusebios 生没年:260ころ-339ころ

改訂新版 世界大百科事典
〈教会史の父〉と呼ばれるキリスト教著作家。パレスティナのカエサレアCaesareaで,オリゲネス神学を伝えるパンフィロスの弟子となり,反サベリウス…

アラリック2世 アラリックにせい Alaric II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]507. ポアティエ付近西ゴート王 (在位 484~507) 。アキタニア,プロバンス地方を領有し,『西ゴート人のためのローマ法』 Lex Romana Visi…

エウセビオス[エメサ] Eusebios of Emesa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]300頃.エデッサ[没]359頃東方教会シリアのエメサの主教。初めアリウス派主教パトロフィロス,のちカエサレアのエウセビオスに師事。博識,多弁で…

レオビヒルド Leovigildo 生没年:?-586

改訂新版 世界大百科事典
6世紀初頭,イベリア半島に成立した西ゴート王国の王。在位568-586年。ラテン名レオウィギルド。半島東部から南部を支配する東ローマ勢,北西部のゲ…

リベリウス Liberius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]366.9.24. ローマ教皇 (在位 352~366) 。アリウス派の再興勢力に対してニカイア公会議の精神の保持に尽力。アタナシウスを守るため皇帝コ…

ポーランド兄弟団 (ポーランドきょうだいだん) Bracia polscy

改訂新版 世界大百科事典
宗教改革の結果ポーランドに生まれた改革派の一つ。過激な一派として知られ,アリウス派と呼ばれた。元来カルバン派の系統であるが,1562-65年の教会…

バシリウス

精選版 日本国語大辞典
( [ラテン語] Basilius ) ギリシアの神学者。東方教会の教父。グレゴリオスの兄。カッパドキアの三教父の一人。病人や貧窮者の救済につとめ、アリウ…

ネストリウス Nestorius

旺文社世界史事典 三訂版
?〜451ごろコンスタンティノープルの総司教で,ネストリウス派の始祖イエスの神性と人性を区別する二性説を唱えてマリアを「神の母」と呼ぶことに反…

Ar・i・an・ism /έəriənìzm/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]《神学》アリウス主義(◇アリウス(Arius)の説いた教義).

アリウス Arius

山川 世界史小辞典 改訂新版
250?~336?古代キリスト教の異端者。アリウス派の祖。リビアの人。アレクサンドリア教会の長老となったが,さきにアンティオキアの神学者ルキアノ…

コンスタンチウス2世 コンスタンチウスにせい Constantius II; Flavius Julius Constantius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]317.8.7. シルミウム[没]361.11.3. キリキアローマ皇帝 (在位 337~361) 。コンスタンチヌス1世 (大帝)の第3子。大帝の死後,内紛で一族の者を数…

レミギウス Remigius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]437頃[没]533頃メロビング朝時代のフランク王国の聖職者。ランスの司教。聖人。普通サン・レミとして知られる。 496年フランク王クロービスを正…

リキメル りきめる Flavius Ricimer (?―472)

日本大百科全書(ニッポニカ)
末期西ローマ帝国の将軍で実力者。スエビ人首長の子でアリウス派キリスト教徒。456年アウィトゥス帝に任じられてバンダル人のシチリア侵入を撃退。ま…

A・ri・us /éəriəs, əráiəs/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]アリウス(◇256?-336;キリストの神性を否定したアリウス主義の主唱者).

シンマクス Symmachus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]? サルジニア[没]514.7.19. ローマサルジニア出身の教皇 (在位 498~514) ,聖人。ビザンチン派が擁立した対立教皇ラウレンチウスとの間に離教…

エウノミオス派 エウノミオスは Eunomianism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
キュジコスの司教で後期アリウス派の指導者,エウノミオス (335頃~394頃) の異端説を奉じる一派。エウノミオスは師アエティオスとともにアノモイオ…

アリウス

精選版 日本国語大辞典
( Arīus ) 四世紀初めのアレクサンドリアの神学者。アリウス主義の祖。キリストの神性を否定する仮現説を主張し、ニカイアの公会議(三二五年)で異…

グレゴリオス

精選版 日本国語大辞典
( [ラテン語] Grēgorios )[ 一 ] ギリシアの神学者。東方教会の四大博士の一人。カッパドキアのナジアンゾスに生まれる。コンスタンチノープルの主教…

エウセビオス[ニコメディア] Eusebios of Nicomedia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]342頃4世紀初頭のアリウス派の神学者,教会政治家。ニコメディアの司教。アンチオキアのルキアノスの弟子。父 (神) とキリスト (子) は同質…

メロヴィング朝 メロヴィングちょう Merowinger

旺文社世界史事典 三訂版
481〜751フランク王国最初の王朝その名はゲルマン人の一派サリ族の長メローヴィスに由来。5世紀後半,クローヴィスがガリア全域を支配するフランク…

コンスタンティヌス‐いっせい【コンスタンティヌス一世】

デジタル大辞泉
《Flavius Valerius Constantinus Ⅰ》[274?~337]ローマの皇帝。在位306~337年。混乱した帝国を再統一し、専制体制を確立。313年ミラノ勅令を発し…

バシレイオス

百科事典マイペディア
ギリシア教父,聖人,カエサリア主教。ラテン名バシリウスBasilius。弟ニュッサのグレゴリオス,ナジアンゾスのグレゴリオスの並ぶ〈カッパドキア三…

be・ren・ga・rio, ria, [be.reŋ.ɡá.rjo, -.rja;ƀe.-]

小学館 西和中辞典 第2版
[形] (フランスの神学者の)トゥールのベレンガリウスの唱えた説を支持する.━[男] [女] ベレンガリウス派の人.

アレクサンドロス Alexandros 生没年:250ころ-328

改訂新版 世界大百科事典
アレクサンドリア主教(312-328)。319年ころキリストの真の神性を危うくするアリウスの教えに接し,321年ころアレクサンドリアの主教会議でアリウス…

ティモテオス[1世] Timotheos Ⅰ 生没年:728-823

改訂新版 世界大百科事典
ネストリウス派のカトリコス。在位780-823年。ネストリウス派教会の黄金時代を実現させた。アッバース朝の厚遇のもとでともすれば腐敗に陥りがちな教…

クロービス1世 クロービスいっせい Clovis I; Chlodwig I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]466頃.ツルネイ[没]511.11.27. ルテチア初代のフランク王 (在位 481~511) 。父ヒルデリヒ1世を継ぎ,領土拡大に努力。ローマのガリア総督シアグ…

グントラム Guntram 生没年:525ころ-593

改訂新版 世界大百科事典
メロビング朝のフランク王。在位561-593年。ブルグント分国を支配する。中央集権的なローマ政治理念とメロビング王家への帰属意識のもとに,アウスト…

ヴァンダル Vandal

山川 世界史小辞典 改訂新版
東ゲルマンの一部族。48年頃オーデル川,ヴィストゥラ川間のバルティック海沿岸に定住し(原住地はアゾフ海沿岸か),4世紀前半コンスタンティヌス大帝…

プルケリア Pulcheria, Augusta Aelia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]399.1.19. コンスタンチノープル[没]453. コンスタンチノープル東ローマ皇帝マルキアヌスの妃。皇帝アルカディウスの娘。テオドシウス2世の姉と…

グレゴリウス[ナジアンズ] Gregorius of Nazianzus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]330頃.カッパドキア,ナジアンズ近郊[没]389頃.カッパドキア,ナジアンズ近郊聖人。東方の四大博士,カッパドキアの3教父の一人。バシレイオスの…

レオビギルド Leovigild

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]586. トレド西ゴート王 (在位 568~586) 。西ゴート王国で最後のアリウス派信仰の王。王国の発展に努め,南ヒスパニアの回復,スエビ王国の…

a・rria・nis・mo, [a.r̃ja.nís.mo]

小学館 西和中辞典 第2版
[男] 〖神〗 アリウス主義:アレキサンドリアの聖職者アリウス Arrio(250?-336?)の主唱したキリスト教異端説.

ペラギウス Pelagius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]354頃[没]418以後イギリス生れの神学者。ペラギウス説の始祖。長らくローマに住み,おそらく法学を研究した。 380年頃洗礼を受け,世俗的学問を…

トレド教会会議 トレドきょうかいかいぎ Councils of Toledo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
スペインのトレドで5~16世紀の間に開かれた教会会議。都合 30回にわたる。世俗勢力も参加してスペインの政治上の決定もなされた。第1回は 400年で,…

ネストリウス派 ねすとりうすは Nestorians Nestorianism

日本大百科全書(ニッポニカ)
神学者イバスなどを中心とするネストリウスのキリスト論の共鳴者。キリストの神性と人性を区分するネストリウスを異端と断罪したエフェソス公会議(4…

グレゴリオス(ナジアンゾスの)【グレゴリオス】

百科事典マイペディア
ギリシア教父。〈カッパドキア三星〉の一人。ナジアンゾスNazianzos主教の子として生まれ,アテナイに学んでバシレイオスと知遇を得た。対アリウス派…

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