ふ‐りょく【浮力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 静止している液体や気体の中にある物体がその液体・気体から上方へ引き上げるように受ける力。アルキメデスの原理により、物体が排除する…
ムセイオン Museion
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 一般にはアレクサンドリアの王立研究所をさす本来,ギリシア語で「ミューズ(学芸の女神)」の聖域を意味するが,歴史上有名なものは,プトレマイオ…
渦巻線 うずまきせん spiral
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 平面曲線のうち,1点のまわりをぐるぐる回る曲線をいい,渦線,螺旋,スパイラルなどという。極座標 (r,θ) で表わす。 (1) r=aθ を正渦線,または…
比重天秤 ひじゅうてんびん specific-gravity balance
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 液体中にある物体はその物体が排除する液体の重量に等しい浮力を受ける、というアルキメデスの原理を利用して、液体または固体の密度、比重(密度の…
あるきめですごう【アルキメデス号】
- 改訂新版 世界大百科事典
アルキメデス Archimēdēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前287頃.シラクーザ[没]前212頃.シラクーザ古代ギリシアの数学者,発明家。当時の学問の中心地であったアレクサンドリアに学んだのち,生地に戻…
アルキメデスのスパイラル spiral of Archimedes
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルキメデスの渦巻線または螺線ともいう。原点Oを極とし,x 軸を始線とする極座標系に関して,方程式 rm=amθ で与えられる曲線のうち,m=1 の場合…
アルキメデス Archimedes
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前287頃~前212古代における最大の物理学者,数学者,技師。シラクサの人。一時アレクサンドリアに学び,帰国後,僭主(せんしゅ)ヒエロン2世と親交を…
π
- 知恵蔵
- 円の周囲の長さと直径の比として与えられる数。3.14……。紀元前2000年のバビロニア、古代エジプトでは少数点以下1位まで、紀元前1200年の中国では整数…
小峰元 (こみね-はじめ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1921-1994 昭和後期-平成時代の推理作家。大正10年3月24日生まれ。昭和18年毎日新聞社にはいり,51年退社。その間の48年「アルキメデスは手を汚さな…
円周率
- 知恵蔵
- 円の周囲の長さと直径の比として与えられる数。3.14……。紀元前2000年のバビロニア、古代エジプトでは少数点以下1位まで、紀元前1200年の中国では整数…
砂粒かぞえ さりゅうかぞえ The Sand Reckoner
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 砂計算ともいう。アルキメデスが,シラクサの王ヒエロンの長子ゲロンにあてて書いた小論文で,数の「並び」や「繰返し」の考えを用いて,天文学的に…
ギヨーム(ムールベーカの) Guillaume de Moerbeke 生没年:1215ころ-86ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランドル出身のドミニコ会士。1272-78年まで教皇の礼拝堂付き司祭および聴罪司祭を務め,78年コリント大司教に任ぜられ没するまでその要職にあった…
あるきめですのすう【アルキメデスの数】
- 改訂新版 世界大百科事典
螺線 らせん spiral helix
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 渦巻き状の平面曲線(渦巻線)、およびつるまき状の空間曲線(つるまき線)を総称して螺線という。螺旋とも書く。平面上の螺線の多くは極座標(r,θ…
ヒエロン(2世) ひえろん Hieron Ⅱ (前306ころ―前215)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代シラクサの王。紀元前275年将軍に選ばれ、前269年に北東シチリアを支配していたカンパニア人傭兵(ようへい)(マメルティニ)を破ったのち、シラ…
マルケルス Marcellus, Marcus Claudius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前268頃[没]前208. ウェヌシア近郊古代ローマのクラウディウス家出身の軍人,政治家。5度執政官 (コンスル ) を経験。執政官在任中,ローマ軍を…
うきばかり ウキバカリ hydrometer, areometer
- 化学辞典 第2版
- アルキメデスの原理にもとづき,浮力を利用して液体の比重を測る簡単な比重計.単に比重計ともいう.目盛をほどこした管径の一様な細いガラス管の部…
螺旋(螺線)【らせん】
- 百科事典マイペディア
- (1)渦巻線とも。極座標でr=f(θ)(fは単調連続関数)と表される平面曲線。r=aθ(aは正の定数)で表されるアルキメデスの螺線,r=ke(a/)θの対…
ヒエロン[2世] Hierōn Ⅱ 生没年:前306ころ-前215
- 改訂新版 世界大百科事典
- シラクサの王。在位,前269-前215年。マメルティニ一族に対する勝利により王位につく。ローマの進出に対して初めカルタゴと同盟するが,前263年以降…
あるきめですぽんぷ【アルキメデスポンプ】
- 改訂新版 世界大百科事典
アルキメデスは手を汚さない
- デジタル大辞泉プラス
- 小峰元の小説。1973年、第19回江戸川乱歩賞受賞。
FAMOUS計画 (フェイマスけいかく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1974年に実施されたフランス・アメリカの合同チームによる大西洋中央海嶺中軸部の精密調査事業。French-American Mid-Ocean Undersea Studyの略。海…
あるきめですのらせん【アルキメデスの螺線】
- 改訂新版 世界大百科事典
コノイド conoid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 円錐曲線体ともいう。円錐曲線をその軸のまわりに回転させてできる曲面 (内部も考えるときは立体) のことで,球,回転楕円面,回転放物面,回転…
アルキメデスの原理 (アルキメデスのげんり) Archimedes' principle
- 改訂新版 世界大百科事典
- 重力のもとで静止した流体中に置かれた物体は,そのおしのけた流体の重さに等しい浮力を受けて軽くなるという原理。伝説によれば,シチリア島シラク…
膨張計 ボウチョウケイ dilatometer
- 化学辞典 第2版
- 固体,液体,気体の膨張率を測定する器械の総称.固体の線膨張率を求めるには,長さを精密に測ることのできる測微顕微鏡や,コンパレーターなどを用…
あるきめですのこうり【アルキメデスの公理】
- 改訂新版 世界大百科事典
原理
- 小学館 和西辞典
- principio m.アルキメデスの原理|principio m. de Arquímedesてこの原理|principio m. de la palanca多数決の原理|regla m. de la mayor…
あるきめですてきそくぐん【アルキメデス的束群】
- 改訂新版 世界大百科事典
密度計 みつどけい density meter
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 密度をはかる装置。特に液体用の密度浮き秤をさすことが多い。浮き秤の浮力はその重量に等しいから,浮き秤の沈んだ深さは,浮き秤の質量と同じ質量…
アイソン Aison
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア神話の人物。イオルコスの王クレテウスの子。父の王位を継ぎ,アルキメデと結婚して息子イアソンをもうけたが,母のテュロがポセイドンによ…
スミス Smith, Sir Francis Pettit
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1808.2.9. ケント,ヒース近郊[没]1874.2.12. サウスケンジントンフランシス・ペティット・スミス。イギリスの発明家。船のスクリュープロペラの…
スミス(Sir Francis Pettit Smith) すみす Sir Francis Pettit Smith (1808―1874)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの発明家。初等教育を終えたあと、農夫となる。趣味で小さな模型の船をつくるのが得意だったが、その際、船の推進方法について、これまでの…
微分積分学【びぶんせきぶんがく】
- 百科事典マイペディア
- 微積分学とも。積分の考え方はすでにギリシアのエウドクソスやアルキメデスの取尽しの方法にみられるが,これを逆演算である微分と合わせ体系化した…
マックス デーン Max Dehn
- 20世紀西洋人名事典
- 1878.11.13 - 1952.6.27 米国の数学者。 元・フランクフルト大学教授。 ハンブルク生まれ。 ゲッティンゲン大学で学び、1900年に学位を取得。第一…
流体力学【りゅうたいりきがく】
- 百科事典マイペディア
- 流体の静止・運動状態,他の物体へ及ぼす力などを研究する力学の一部門。静止状態を扱う流体静力学と,運動を扱う流体動力学がある。前者はアルキメ…
シラクーサ
- 世界遺産情報
- シチリア島南西部のシラクーサは、古代の繁栄をしのばせる街です。古代ギリシア時代にはアテネと勢力を競い合ったほどの街で、幾何学者アルキメデス…
ヒエロン2世 ヒエロンにせい Hierōn II
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前306?[没]前216/前215古代シチリア,シラクサ (シラクーザ ) の王 (在位前 270頃~216/5) 。エピルス王ピュロスの侵入に対抗,さらに前王アガト…
―アルキメデスの原理 アルキメデスのげんり
- 日中辞典 第3版
- 〈物理〉阿基米得定律Ājīmǐdé dìnglǜ.
アルキメデスの原理【Archimedean principle,law of flotation】
- 法則の辞典
- 全部,もしくは一部が液体中に浸って静止している物体は,その物体に働く浮力の大きさのぶんだけ軽くなる.浮力の大きさは,その物体が排除した体積…
Arúkímédesu no génri, アルキメデスのげんり, アルキメデスの原理
- 現代日葡辞典
- 【Fís.】 O princípio de Arquimedes.
スミス Francis Pettit Smith 生没年:1808-74
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの発明家。1836年,二つのねじ山をもった木ねじ型のスクリュープロペラで特許を得,同年,10トンの汽船フランシス・スミス号を造り,この木…
ゲラルド(クレモナの) Gherardo 生没年:1114ころ-87
- 改訂新版 世界大百科事典
- 12世紀にギリシアやアラビアの科学文献を,アラビア語からラテン訳した最大の翻訳者。ラテン名ゲラルドゥスGerardus。スペイン語読みでヘラルドとも…
*tor・ni・llo, [tor.ní.ʝo∥-.ʎo]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男]1 ねじ,ボルト,ねじくぎ.tornillo cruciforme|プラスねじくぎ.tornillo de orejas [mariposa]|蝶(ちょう)ねじ.tornillo de Arquím…
ニコルソンの浮き秤 ニコルソンのうきばかり Nicholson's areometer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 比重計の1種。図のように浮きの役をする中空円筒Bの上から支柱を立て,その上に上皿Aをつけ,Bの下には物体を入れる小さな容器Cをつける。AとBの間の…
ガウス Gauss, Carl Friedrich
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1777.4.30. ブラウンシュワイク[没]1855.2.23. ゲッティンゲンドイツの数学者。アルキメデス,アイザック・ニュートンと並び称される学者で,近…
流体力学 りゅうたいりきがく fluid mechanics; hydrodynamics
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 流体に働く力,流体の運動状態,流体がその中の物体に及ぼす力などを論じる物理学の部門。静止状態を取扱う流体静力学は,アルキメデスの原理,パス…
エウドクソス Eudoxos 生没年:前400ころ-前347ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代ギリシアの数学者,天文学者。アルキメデスに次ぐ独創性の持主で,地理学者,哲学者,立法家としても活躍。クニドスの人。アルキュタスに幾何学…
円周率 えんしゅうりつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 円の直径の長さに対する円周の長さの比は一定で、この比の値を円周率という。円周率をギリシア文字π(パイ)で表す。πの値は大型コンピュータにより小…