やまもと‐は【山元派】
- デジタル大辞泉
- 浄土真宗十派の一。善鸞ぜんらんを祖とし、福井県鯖江市横越町(もと山元村)の証誠寺しょうじょうじを本山とする。越前三門徒の一で、明治11年(187…
やなぎ‐は【柳派】
- デジタル大辞泉
- 落語家の一派。麗麗亭柳橋を祖とし、一門は多く春風亭・柳亭りゅうてい・柳家やなぎやを名のった。
ミラノ派【ミラノは】
- 百科事典マイペディア
- ミラノを中心として15世紀末―16世紀前半に栄えたイタリアの画派。この地方では,初め装飾的で重厚な絵画が主流であったが,1500年前後にレオナルド・…
メノー派【メノーは】
- 百科事典マイペディア
- 再洗礼派に属するプロテスタント・キリスト教の一派。オランダの宗教改革者メノー・シモンスMenno Simons〔1496-1561〕が創始し,北米で教勢を伸ばし…
琳派【りんぱ】
- 百科事典マイペディア
- 桃山時代後期,京都に興った美術の流派。〈宗達光琳派〉ともいう。本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し,尾形光琳・尾形乾山によって大成。絵画をはじめ書…
マフディー派【マフディーは】
- 百科事典マイペディア
- 19世紀末東スーダン地域に興ったイスラム教団。1881年,ムハンマド・アフマドが自らを終末論的なマフディー(救世主)であると宣言,ジハード(聖戦…
バグダード派【バグダードは】
- 百科事典マイペディア
- 12世紀末―13世紀前半,イスラム・ミニアチュールの初期を代表する画派であるが,作家の個人名は未詳。シリアやビザンティンの影響の下にササン朝の伝…
パリサイ派【パリサイは】
- 百科事典マイペディア
- 前2世紀中葉,律法学者の指導下に興ったユダヤ教の一派。英語ではpharisees。パリサイとは元来〈分離派〉の意。イエスの時代にサドカイ派とならんで…
ルター‐は【ルター派】
- デジタル大辞泉
- ⇒ルーテル派
しみん‐は【市民派】
- デジタル大辞泉
- 市民の意見や要望を積極的に取り上げ、社会に反映しようとする人々。「市民派議員」「市民派弁護士」
ほそだ‐は【細田派】
- デジタル大辞泉
- 自由民主党の派閥の一。清和政策研究会の平成27年(2015)から令和3年(2021)における通称。会長は細田博之。→安倍派
タボル派 (タボルは) Táborité[チエコ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 15世紀前半,異端の罪で処刑されたボヘミアの宗教改革者フスの教説を守り,教皇側に立つ神聖ローマ皇帝に対し反乱を起こしたフス派内の急進的一派。…
山木派 やまきは
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 山田流箏曲の芸系の一派。山田検校門下の山木検校の名を継ぐ各代と,その門下中独立したものを含めて数家の家元がある。2世山木検校,1世山木千賀ら…
ルーベンス派 ルーベンスは Rubens school
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランドルの画家 P.ルーベンスのアトリエで,弟子もしくは共同制作者として制作に従事していた画家たち。ファン・ダイク,J.ヨルダーンス,ドゥ・ボ…
アドベンティスト派 あどべんてぃすとは Adventists
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- プロテスタントのなかで、イエス・キリストの再臨が急迫していると信じる諸教派。再臨派と訳される。キリスト再臨の教義は、社会の発展は改良によっ…
ネストリウス派 (ネストリウスは)
- 改訂新版 世界大百科事典
- エフェソス公会議(431)におけるネストリウス断罪に同意しなかったシリアのキリスト教徒が形成した教派。ペルシアを中心に,海路インド,陸路中央ア…
独立派 (どくりつは) Independents
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリス,ピューリタン革命において議会派の中核となった宗教・政治党派。宗教的には,エリザベス1世治世に出現した英国国教会からの分離派(ブラウ…
ナザレ派 (ナザレは) Nazarener
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツ・ロマン派の画家の一群。1809年オーバーベック,フォルFranz Pforr(1788-1812)らウィーン・アカデミーの学生6人がアカデミズムに反対して〈…
マロン派 (マロンは) Maronites
- 改訂新版 世界大百科事典
- 東方キリスト教の一宗派で,レバノンを中心とする東方典礼カトリック教会。アラビア語ではマールーニーMārūnī。5世紀にオロンテス河谷で独特のキリス…
ムータジラ派 (ムータジラは) Mu`tazila
- 改訂新版 世界大百科事典
- 8世紀中ごろから10世紀中ごろまで栄えたイスラム神学の先駆的一派。初期のムータジラ派は,イスラムの根本的な教義タウヒードを合理的な思惟によって…
ヤコブ派 (ヤコブは) Jacobites
- 改訂新版 世界大百科事典
- シリアで成立した単性論を奉じる一派。その教会は正式にはシリア正教会と呼ばれるが,6世紀の組織者ヤコブ・バラダイオスの名にちなんで一般にヤコブ…
アルビジョア派 あるびじょあは
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →カタリ派
アルマニャック派 あるまにゃっくは Les Armagnacs
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 百年戦争中に形成されたフランス貴族の党派。アルマニャックArmagnacはピレネー山脈北麓(ほくろく)の一フランス領地名。15世紀初頭、フランス王家バ…
イスマーイール派 いすまーいーるは Ismā‘īlīya
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イスラム教シーア派の一分派。七(しち)イマーム派ともよばれる。シーア派の第6代(イスマーイール派では第5代)イマーム(指導者)、ジャアファル・…
雲谷派 うんこくは
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 桃山時代の雲谷等顔(とうがん)を祖とし、江戸末期に至るまで300年の伝統を誇った画派。等顔が毛利(もうり)家の庇護(ひご)のもと雪舟(せっしゅう)の雲…
江西派 こうせいは
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、宋(そう)代の詩派。江西詩派、江西宗派ともいう。この名称は、呂本中(りょほんちゅう)が禅の宗派に倣って「江西詩社宗派図」をつくり、黄庭堅(…
サウラ派 さうらは Saura
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドの太陽神崇拝の一派で、8~9世紀ころには南インドに確かに存在していたようである。伝承によれば、この派は『リグ・ベーダ』以来の太陽神崇拝…
ジャコバン派 じゃこばんは Jacobins フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランス革命期の急進派の結社。元ジャコバン・クラブとして発足し、国民公会時代に山岳派(モンタニャール)議員の母体を形成、山岳派が、恐怖政治…
水平派 すいへいは
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →レベラーズ
スラブ派 すらぶは
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →スラボフィル
モンタヌス‐は【モンタヌス派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( モンタヌスは Montanus ) キリスト教の一派。二世紀中頃、小アジアのフリュギアのモンタヌスが創始したもの。世界の終末を預言し、厳格…
やましな‐は【山階派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 真言宗古義派の一派。京都市山科区の勧修寺を大本山とし、明治四〇年(一九〇七)に独立した。
ようめいがく‐は(ヤウメイガク‥)【陽明学派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陽明学を信奉した学派。知行合一に基づく実践実行を重視した。代表的人物は、中国では、王龍渓、王心斉、李卓吾ら、日本では、中江藤樹、…
りん‐ぱ【琳派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =こうりんは(光琳派)[初出の実例]「抱一は狩野も土佐も円山も修めて琳派に赴いたが」(出典:こしかたの記(1961)〈鏑木清方〉柴田是…
ワッハーブ‐は【ワッハーブ派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ワッハーブはWahhāb ) スンニー派、ハンバル学派に端を発し、急進的なイスラム改革を唱えた宗教、政治運動。一八世紀半ばアラビア半島…
うかい‐は(うかひ‥)【鵜飼派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 刀工の流派の一つ。鎌倉末期から南北朝時代にかけ、備前国宇甘(うかい)郷(岡山県岡山市御津宇甘)在住の刀工で、作風は備前物と異なり、…
うたまろ‐は【歌麿派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸中期の浮世絵師、喜多川歌麿を祖とする浮世絵の一派。→喜多川派
おおにし‐は(おほにし‥)【大西派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 茶道石州流の一派。石州流の祖、片桐石見守貞昌の家臣の大西閑斎がはじめたもの。
おおみや‐は(おほみや‥)【大宮派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 刀工の一派。文応(一二六〇‐六一)の頃の国盛を祖とするもの。国盛は、のちに備前国長船(岡山県瀬戸内市)に移住したが、はじめ山城国…
おおもり‐は(おほもり‥)【大森派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 装剣関係彫金の流派の一つ。大森重光を始祖とし江戸時代に活躍。二代英昌(てるまさ)、四代英秀(てるひで)など彫技精妙で知られ、英秀はい…
はなぶさ‐は【英派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 絵画の一派。江戸中期、英一蝶のはじめたもの。狩野派から出て、もっぱら市井(しせい)の風俗を描き、筆致の洒落(しゃらく)・軽快なもの。
たいはい‐は【頽廃派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一九世紀末のフランスを中心に現われた世紀末文芸の一傾向。また、その傾向を持つ文学者、美術家の仲間。一九世紀末懐疑思想の影響を受け…
せいとう‐は【正統派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 始祖の教義、学説などを最も忠実に受け継いだ一派。また、比喩的に、穏健妥当な考え方をする人。[初出の実例]「宗教上の持論の正統派の教…
そが‐は【曾我派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 水墨画の一派。室町末期、越前国(福井県)浅倉家の臣、曾我蛇足の始めたものといわれるが、詳細は全く不明。なお桃山時代に至り、曾我直…
ひしかわ‐は(ひしかは‥)【菱川派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 浮世絵の流派。寛文年間(一六六一‐七三)安房(千葉県)から江戸に出た菱川師宣が始めたもの。
ほんざん‐は【本山派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 修験道の一派。天台宗の僧円珍の法孫、増誉を祖とし、京都聖護院を本山とするもの。本山方とも。本山。[初出の実例]「聖護院御門下の山伏…
ふじ‐は【富士派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 日蓮宗の一派。日蓮の弟子日興を祖とし、静岡県富士宮市にある大石(たいせき)寺を総本山とするもの。明治三三年(一九〇〇)本門宗から大…
フレンド‐は【フレンド派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =フレンドきょうかい(━教会)
しょう‐は(セウ‥)【小派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小人数の党派。小さな流派。
しぜん‐は【自然派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 現実をありのままに、理想化を行なわないで写し取ることを主張する自然主義の立場に立つ作家の一派。[初出の実例]「自然派(シゼンハ)の虚…