量子暗号
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- 量子力学の不確定性原理を利用した暗号技術。第三者が盗聴しようとすると内容が変化し、さらに盗聴されたことが必ず判明する。
自由エネルギー じゆうエネルギー free energy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 熱力学的関数の1つで,物理学や化学の多くの分野で用いられている。ギブズ自由エネルギーとヘルムホルツ自由エネルギーとがある。
スピノル spinor
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 空間の回転に伴って変換する複素数の 2成分の量。3成分をもつベクトルよりも,回転に対して基本的な性質を表現する。また相対性理論でのローレンツ変…
ガモフのα崩壊の理論 ガモフノアルファホウカイノリロン Gamow theory of α-disintergration
- 化学辞典 第2版
- 原子核のα崩壊の現象を,G. Gamowがはじめて量子力学により説明した理論.ガモフ-コンドン-ガーニー(Gamow-Condon-Gurney)の理論ともいう.いま,半…
リフシッツ りふしっつ Евгений Михайлович Лифшиц/Evgeniy Mihaylovich Lifshits (1915―1985)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ソ連の物性理論物理学者。1930年代なかば、ヨーロッパから帰国したランダウがウクライナ物理工学研究所(現、ハルキウ物理工学研究所)の理論部門の…
こうぞう‐せいぶつがく〔コウザウ‐〕【構造生物学】
- デジタル大辞泉
- たんぱく質などの生体高分子の立体構造を調べることにより、その役割や機能を理解する生物学の一分野。X線回折・NMR・電子顕微鏡などで構造解析が行…
カークウッド かーくうっど John Gamble Kirkwood (1907―1959)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの物理学者、理論化学者。液体、溶液の統計力学の発展に貢献。オクラホマ州ガテボに生まれる。マサチューセッツ工科大学を卒業。1938年コー…
スポーツ‐バイオメカニクス(sports biomechanics)
- デジタル大辞泉
- 解剖学・生理学・力学を応用して、身体の動きの巧みさ、美しさ、また効率的な動きを解明しようというスポーツ科学の一分野。
コーン Kohn, Walter
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1923.3.9. オーストリア,ウィーン[没]2016.4.19. アメリカ合衆国,カリフォルニア,サンタバーバラオーストリア生まれのアメリカ合衆国の理論物…
かがくどうりきがく【化学動力学】
- 改訂新版 世界大百科事典
モレラの定理【Morera's theorem】
- 法則の辞典
- 複素変数の関数で,単連結領域 D で連続で,かつ D のすべての単連結曲線についての積分が0となるならば,その関数は D において解析的である.
ゾンマーフェルト ぞんまーふぇると Arnold Johannes Wilhelm Sommerfeld (1868―1951)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの理論物理学者。ケーニヒスベルク(現、ロシア領カリーニングラード)に生まれ、ゲッティンゲン大学に学んだ。1895年同大学私講師となり、190…
最小ポテンシャルエネルギーの原理【principle of least potential energy】
- 法則の辞典
- 構造解析に応用されるエネルギー原理の一つ.外力の作用を受けて釣合状態にある構造物の変位場として,そのポテンシャルエネルギーを最小とする変位…
堆積動力学
- 岩石学辞典
- 堆積物の堆積作用,濃集作用,続成作用を含む過程と結果の学問[Payne : 1942].
分子動力学 ぶんしどうりょくがく molecular dynamics
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 分子の動的な過程を研究する分野。分子の電子状態,振動状態,回転状態および並進状態の変化,分子間衝突に伴う化学反応,さらに分子と光子との…
絶対温度 (ぜったいおんど) absolute temperature
- 改訂新版 世界大百科事典
- 熱力学的温度ともいい,また1848年にケルビン(W. トムソン)によって導入されたことからケルビン温度とも呼ばれる。熱力学の第1,第2法則に基づいて…
だんねつ‐ぼうちょう〔‐バウチヤウ〕【断熱膨張】
- デジタル大辞泉
- 熱力学で、気体が外部との熱のやりとりなしに膨張する現象。断熱変化の一つで、このとき気体は外部に仕事をして温度が下がる。→断熱圧縮
ざいりょう‐しけん〔ザイレウ‐〕【材料試験】
- デジタル大辞泉
- 工業材料の特性を測定するために行う試験。引っ張り・圧縮・曲げ・衝撃・ねじり・硬度などの力学的試験のほか化学的な腐食試験などがある。
イヴォン‐ボルン‐グリーンの方程式【Yvon-Born-Green equation】
- 法則の辞典
- 液体の統計力学理論で,動径分布関数 &scriptg;(r) を表す積分方程式.三体密度関数を二体密度関数の積で近似して計算する.
涅槃原則【nirvana principle】
- 法則の辞典
- 熱力学の第二法則*の別名である.エントロピーが増大の一歩を辿る結果として,あらゆるものは「一切空」の状態に到達するからである.
ボルツマン Ludwig Boltzmann 生没年:1844-1906
- 改訂新版 世界大百科事典
- オーストリアの理論物理学者。ウィーンの生れ。ウィーン大学に学び,1866年に卒業後2年間J.シュテファンの助手をつとめる。グラーツ,ウィーン,ミュ…
佐藤幹夫 さとうみきお
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1928.4.18. 東京[没]2023.1.9. 京都,京都数学者。代数解析学の開拓者で,「佐藤超関数」の理論でも知られる。東京大学理学部の物理学科と数学科…
バナッハ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Stefan Banach ステファン━ ) ポーランドの数学者。関数解析学の創始者の一人で、バナッハ空間とよばれる抽象的な線形空間を定義。著「線形作用素…
ちかくきんこう‐せつ(チカクキンカウ‥)【地殻均衡説】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地下のある一定の深さでは圧力がほぼ等しく、地殻は全体として力学的な均衡を保っているという説。アイソスタシー。地殻平衡説。
プリゴジン プリゴジン Prigogine, Ilya
- 化学辞典 第2版
- モスクワ生まれのユダヤ系で,ベルギー国籍の理論物理化学者.ブリュッセル自由大学を卒業後,1951年同大学教授.1967年アメリカのテキサス大学統計…
フォトグラメトリー(photogrammetry)
- デジタル大辞泉
- 写真測量と同じ原理により、複数の視点から撮影した写真の視差情報を解析し、対象物の位置・大きさ・形状を調べる手法。また、それにより三次元グラ…
ハミルトン William Rowan Hamilton 生没年:1805-65
- 改訂新版 世界大百科事典
- アイルランドの数学者,物理学者。ダブリンに生まれ,数学,光学,力学を一体のものとして研究し,新生面を開いた。幼時から数学に優れた才能を発揮…
ボーア
- 百科事典マイペディア
- デンマークの物理学者。コペンハーゲン大学を出て渡英し,J.J.トムソン,ラザフォードに学び,1916年コペンハーゲン大学教授,1920年新設のコペンハ…
判別分析
- ブランド用語集
- 判別分析とはいくつかの変数がありそれらが2つまたはそれ以上のグループに分かれているとき、グループ間の境界線を見出し、グループ間の違いを見分け…
ポートミラーリング
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- スイッチングハブなどに搭載されている機能で、ネットワークを流れるデータを別の回線にコピーして送信する機能。コピーしたデータを利用して、通信…
逆ポーランド記法
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- 数式を記述する方法のひとつで、被演算子の後に演算子を配置する。後置記法とも呼ぶ。たとえば、a+bという数式は、ab+と表現する。コンパイラーが演…
デバイシェラー‐ほう〔‐ハフ〕【デバイシェラー法】
- デジタル大辞泉
- X線回折を利用した構造解析の手法の一。粉末や多結晶の試料にX線を照射するとブラッグ反射による物質に固有な環状の回折像が得られる。この像を標準…
にしかわ‐しょうじ【西川正治】
- 精選版 日本国語大辞典
- 物理学者。東京都出身。X線による物質の構造解析の研究を開拓。のち原子核の研究に進んだ。日本結晶学会を創立。昭和二六年(一九五一)、文化勲章…
ベイジアン‐フィルター(Bayesian filter)
- デジタル大辞泉
- ベイズ推定という確率論的手法を用いた解析・学習に基づき、対象となるデータを分類する手法。電子メールソフトで迷惑メールの判別に用いられる。ベ…
静的
- 小学館 和西辞典
- 静的なestático[ca]静的解析análisis m.[=pl.] estático静的試験ensayo m. estático
ダウンフォース(downforce)
- デジタル大辞泉
- F1 などのレーシングカーで、駆動力を強め、操縦性を高めるために車体を路面に押しつける空気力学的な力。マイナスのリフト(負の揚力)。
ナノポア(nanopore)
- デジタル大辞泉
- 膜たんぱく質や人工的に合成された薄膜にある数ナノメートル程度の極小の穴。DNA(デオキシリボ核酸)を1本に分離してこの穴に通し、塩基配列を高速…
クッタ‐ジューコフスキの定理【Kutta-Joukowski's theorem】
- 法則の辞典
- 完全流体中の物体に作用する揚力 L は,物体のまわりの循環 Γ と,流速 U と流体の密度 ρ の積で表される.つまり L=ρUΓ である.これはマグヌス効…
双対原理【duality principle,principle of duality】
- 法則の辞典
- 電気回路解析において,どの定理においても,ある量を双対な量に置き換えても同じように成立する.双対な二つの量とは,電流と電圧,インピーダンス…
モンテカルロ法
- 会計用語キーワード辞典
- 乱数を用いて膨大なシュミレーションを行うことによって近似解を導き出す方法。複雑なオプションで解析式が存在しないようなタイプのものの価値を算…
меха́ник
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [男2]①力学[機械工学]専門家②機械工,整備士,修理工;メカニック,オペレーター//меха́ник по обслу́живанию автомоби́лей|自動車…
きしゃく‐れいとう【希釈冷凍】
- デジタル大辞泉
- ヘリウム3とヘリウム4の混合液が示す量子力学的な効果により、1ケルビンから10-3ケルビン程度の極低温を得る冷却法。
すいめん‐こうか〔‐カウクワ〕【水面効果】
- デジタル大辞泉
- 水面の近くを飛行する航空機が、水面から受ける流体力学的な影響。自由大気中の飛行と異なり、翼が受ける揚力が大きくなる。
クレプシュ‐ゴルダン係数【Clebsch-Gordan coefficient】
- 法則の辞典
- 量子力学で角運動量を取り扱う際に,二つの角運動量(J1,J2)の和(J)の固有関数を得るために必要となる係数をいう.
ケルヴィン温度目盛【Kelvin temperature】
- 法則の辞典
- 熱力学的に導かれた絶対温度.記号はKである.水の三重点を273.16Kとして目盛るが,目盛幅は摂氏温度目盛と同じである.
熱化学 ネツカガク thermochemistry
- 化学辞典 第2版
- 化学反応に伴う熱の放出・吸収を取り扱うもので,その大部分はエネルギー保存則,あるいは熱力学第一法則に基礎をおいている.
ディリクレ(Peter Gustav Lejeune Dirichlet)
- デジタル大辞泉
- [1805~1859]ドイツの数学者。パリに学び、のちベルリン大学教授、ゲッティンゲン大学教授。ディリクレの素数定理、フーリエ級数の収束定理など数…
ハートリーの近似【Hartree's approximation】
- 法則の辞典
- 多電子系などの量子力学上の多体問題を,単体の集合として近似する方法.全系の波動関数 Ψ を個々の粒子の波動関数の積として近似する.
モノー(Jacques Lucien Monod)
- デジタル大辞泉
- [1910~1976]フランスの分子生物学者。細菌の適応酵素を研究。たんぱく質生成の遺伝的制御を解析し、フランソワ=ジャコブとともにオペロン説を提…
ポール・ピエール レビ Paul Pierre Lévy
- 20世紀西洋人名事典
- 1886.9.15 - 1971.12.15 フランスの数学者。 元・エコール・ポリテクニク教授。 学生時代から解析学の論文を発表。1913〜20年までエコール・ポリテ…