アレクサンドロス石棺 アレクサンドロスせっかん Alexander sarcophagus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1887年,トルコの考古学者オスマン・ハムディが発見したシドン (現サイダ) の地下墓所より出土した石棺。墓所は7室より成り,17個の石棺があり,これ…
シャンルウルファ(Şanlıurfa)
- デジタル大辞泉
- トルコ南東部の都市。通称ウルファ。シリアとの国境付近に位置する。アレクサンドロス大王に命名され、紀元前よりエデッサと呼ばれた。預言者アブラ…
デマデス Dēmadēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前380頃[没]前319古代ギリシア,アテネの雄弁家,外交家。デモステネスの政敵。テーベ破壊後アレクサンドロス3世 (大王) がアテネに対して寛大な…
アレクサンドリア[古代] アレクサンドリア[こだい] Alexandria, ancient
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前334~前323年に,マケドニア王国のアレクサンドロス3世(大王)が各地に築いた都市。(1) トロアスのアレクサンドリア 前334年ヘレスポントス(ダ…
フィリスティア‐じん【フィリスティア人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( フィリスティアはPhilistia ) 古代パレスチナの民族。旧約聖書ではペリシテ人(パレスチナの語源)。紀元前一三世紀末、エーゲ海方面か…
イプソスの戦 (イプソスのたたかい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- アレクサンドロス大王死後の帝国領相続をめぐる後継者戦争期の重要な会戦。カッサンドロス(マケドニア),プトレマイオス1世(エジプト),リュシマ…
ピュテオス Pytheos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアの建築家。前4世紀頃,小アジアで活躍した。アレクサンドロス大王が献じた,新都市プリエネのアテナ・ポリアスの神殿を設計したと伝えられる…
カイバル峠 カイバルとうげ Khyber
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アフガニスタンのカブールとパキスタンのペシャワール(古名プルシャプラ)を結ぶ交通の要衝この峠は古来インドへの入り口として重要であった。アー…
イプソスの戦い イプソスのたたかい Battle of Ipsos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 301年アレクサンドロス3世 (大王)の後継者 (ディアドコイ ) たち,トラキア王リュシマコス,シリア王セレウコス1世,エジプト王プトレマイオス1世…
ガウガメラの戦い ガウガメラのたたかい Battle of Gaugamēla
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルベラの戦いとも呼ばれる。前 331年 10月1日に,マケドニアのアレクサンドロス3世 (大王)の率いるヘラス連盟軍とアケメネス朝ペルシアの王ダレイ…
アンチパトロス Antipatros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前397頃[没]前319頃古代マケドニアの将軍,摂政 (在位前 334~323) 。フィリッポス2世に仕え,2世の死後,その子アレクサンドロス3世 (大王)のマ…
歴山大王 れきざんたいおう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アレクサンドロス
マケドニア王国 まけどにあおうこく Makedonia
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシア北部の古代王国。住民はドーリス系ギリシア人に近い。アレクサンドロス大王を出した古マケドニアの王統(アルゲアダイ、別称テーメノス家。…
シリア王国(シリアおうこく)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アレクサンドロス大王の遺将セレウコス1世によって建設され,アンティオキアを首都とし,シリア,アナトリア,メソポタミア,イランにわたる広大な領…
ディデュマイオン Didymaion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアのアポロンの聖域で,小アジア半島 (現トルコ) のミレトスの南,ディデュマに建てられたイオニア式神殿。最初,前 540年頃に建設された…
キリキア Kilikia
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 小アジア南東部のキプロス島に面する海岸地方小アジアとシリアを結ぶ要地。アケメネス朝のキュロス2世により征服され,アレクサンドロス大王はこの…
アルビール(Arbīl)
- デジタル大辞泉
- イラク北部、アルビール州の都市。同州の州都。アッシリア人の古代都市アルベラに起源する。紀元前4世紀には、アレクサンドロス大王がアケメネス朝ペ…
カイセリ
- 百科事典マイペディア
- トルコ中部の古都で同名県の主都。アレクサンドロス大王時代にはカッパドキアの主都。古名はカエサレイア,マザカなど。トルコ縦貫鉄道上の要地で,…
gordien /ɡɔrdjε̃/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [形] trancher [couper] le nœud gordien 難題を一挙に解決する.注古代フリギアの王ゴルディオスの結んだ結び目を解く者はアジアの王になるとの伝承…
カンダハール
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Kandahar ) アフガニスタンの南東部にある商業都市。カブール、ヘラートからパキスタン、インドへのハイウエーが通じる、交通、交易の要地。アレク…
ガウガメラの戦い がうがめらのたたかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前331年に行われたペルシアのダリウス3世とアレクサンドロス大王との間の戦い。ガウガメラGaugamelaはギリシア地誌家によれば「らくだの家」の意…
デメトリオス(ファレロンの) Dēmētrios
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシアのアッティカの港ファレロンPhalēron生れの学者,政治家。生没年不詳。アリストテレスの弟子で哲学的業績で知られる。アレクサンドロス大王…
アレキサンダー(Alexander)
- デジタル大辞泉
- アレクサンドロスの英語名。
ヘブライ人 ヘブライじん Hebrews
- 旺文社世界史事典 三訂版
- セム語族の一派。みずからはイスラエル(「神が支配する」の意)と称した前2000年紀にユーフラテス川流域からシリアに移り,一部はエジプトに移った…
アレキサンダー大王 あれきさんだーだいおう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アレクサンドロス
アレクサンドリア(エジプト) あれくさんどりあ Alexandria
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- エジプト北部、ナイル川デルタの西端にある港湾都市。首都カイロの北西約180キロメートルに位置し、同市に次ぐ大都市である。人口333万9076(1996)…
ダリウス(3世) だりうす Darius Ⅲ (前381?―前330)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アケメネス朝ペルシアの王(在位前336~前330)。アルタクセルクセス1世の玄孫。宮廷闘争で同朝直系が絶えたのち、先王の暗殺者によって帝位につけら…
リュシッポス Lysippos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアの彫刻家。シキュオン出身で,前4世紀後半にアルゴス・シキュオン派の代表的な作家として活躍。ガイウス・プリニウス・セクンドゥスによ…
ハイバル峠(ハイバルとうげ) Khaybar[ペルシア],Khyber[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- カイバル峠ともいう。パキスタン北西端の峠。パキスタンのペシャーワルとアフガニスタンのカーブルを結ぶ交通・戦略上の要衝。第2次アフガン戦争で18…
帝国主義 ていこくしゅぎ imperialism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般的にはある国家が権威を背景とし,国境外の人々に対して支配権を及ぼそうとする膨張主義的政策をいう。 19世紀後半から使われた用語であるが,歴…
コリントス同盟【コリントスどうめい】
- 百科事典マイペディア
- ヘラス同盟とも。カイロネイアの戦の後,前337年マケドニア王フィリッポス2世がスパルタを除く全ギリシアをコリントスに召集して結成した同盟。各ポ…
ピドナの戦い ぴどなのたたかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前168年、第三マケドニア戦争でローマの将軍アエミリウス・パウルスがマケドニア王ペルセウスを決定的に撃破した戦い。その結果マケドニア王国は…
ヒストリエ
- デジタル大辞泉プラス
- 岩明均による漫画作品。紀元前4世紀の世界を舞台に、マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えた書記官エウメネスの生涯を描く。『アフタヌーン』…
タジキスタン Tojikiston
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 中央アジアのパミール高原とその西麓の地域。南部のアジナテッパに仏教遺跡,西北部のペンジケントにソグド人の遺跡がある。北部のフジャンド周辺は…
ピュロン Pyrrhōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前365頃.エリス[没]前275頃.エリスギリシアの哲学者。古懐疑学派の祖。デモクリトス学派のアナクサルコスに学び,アレクサンドロス大王のインド…
ポリュペルコン Polyperchōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前380頃[没]?古代マケドニアの将軍,政治家。最初前 333年のイッソスの戦いでアレクサンドロス3世 (大王) のマケドニア歩兵部隊を指揮して頭角を…
ピュジェ
- 百科事典マイペディア
- フランスの彫刻家。マルセイユ生れ。2度のイタリア旅行でベリーニ,ピエトロ・ダ・コルトナの影響を受けたが,より劇的な動感と精緻(せいち)な写実…
ムルターン
- 百科事典マイペディア
- パキスタン中部のパンジャーブ地方,チェナーブ川東岸に近い商業都市。小麦,綿花,皮革の集散地で,馬市が行われる。陶器,綿・絹織物,じゅうたん…
テオポンポス Theopompos 生没年:前378ころ-?
- 改訂新版 世界大百科事典
- キオス島に生まれたギリシアの歴史家。イソクラテスの弟子であり,マケドニア王家とも親密な関係をもった。アレクサンドロス大王の没後,エジプトに…
アペレス Apellēs
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシアの画家。前4世紀,小アジアのコロフォンに生まれ,その世紀の後半,アテナイ,エフェソス,テッサリアなどギリシア各地で活躍。アレクサンド…
アンティゴノス[1世] Antigonos Ⅰ 生没年:前382?-前301
- 改訂新版 世界大百科事典
- マケドニア,アンティゴノス朝の祖。在位,前306-前301年。〈モノフタルモス(独眼王)〉なる称号の由来は不明。アレクサンドロス大王の東征にコリン…
デメトリオス[1世] Dēmētrios Ⅰ 生没年:前337?-前283
- 改訂新版 世界大百科事典
- マケドニア王。在位,前294-前287年。アンティゴノス1世の子。〈ポリオルケテス(攻城者)〉と称される。父と共にアレクサンドロス大王の遺領統一支…
mag・no, na, [máǥ.no, -.na]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 大きい,偉大な;重要な,重大な.aulamagna|(大学の)大講堂.Alejandro Magno|アレクサンドロス大王.Carta Magna|(英国の)マグナ・カ…
ウィルケン うぃるけん Ulrich Wilcken (1862―1944)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの古代史家、パピルス学者。ブレスラウ、ウュルツブルク、ハレ、ライプツィヒ、ボン、ミュンヘン各大学教授を歴任後、1917~31年までベルリン…
シリア Syria
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 東地中海沿岸の北部地方の名称その範囲は時代により異なる。古来いくつかの王国による支配を受け,前333年アレクサンドロス大王の征服をへてセレウコ…
diàdoco
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)[複 -chi] 1 〘史〙ディアドコイ(アレクサンドロス大帝麾下(きか)の将軍たち. 大帝の死後大帝国を争奪した). 2 〘史〙(1973年までのギ…
ディアドコイ でぃあどこい diadochoi ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシア語で「後継者」の意。とくにアレクサンドロス大王の急逝(前323)後、それぞれ大王の後継者と呼号してその遺領を争ったマケドニアの部将たち…
ヘラート
- 百科事典マイペディア
- アフガニスタン北西部の都市。ハリー・ルード(ヘラート)川盆地にあり,イランやトルクメニスタン,ウズベキスタンへ通ずる要地。農産物集散地であ…
アンティパトロス あんてぃぱとろす Antipatros (前397―前319)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- マケドニア王家の重臣。ペルディッカス3世、フィリッポス2世、アレクサンドロス3世(大王)の3代に仕え、大王没後は帝国遺領の統一を維持しようとす…
アケメネス‐ちょう(‥テウ)【アケメネス朝】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( アケメネスは[ギリシア語] Akhaimenes [ペルシア語] Hakhamanish ) 古代ペルシアの王朝。アケメネスを祖として前七世紀頃おこり、前五五〇年メディ…