「H」の検索結果

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ワッケンローダー溶液 (ワッケンローダーようえき) Wackenroder's liquid(solution)

改訂新版 世界大百科事典
1845年,ドイツの薬学者,化学者のワッケンローダーHeinrich Wilhelm Ferdinand Wackenroder(1798-1854)によってつくられた,二酸化硫黄の濃厚な水…

ヴァイスの晶帯則【Weiss' law of zones】

法則の辞典
格子面 (h1,k1,l1) と (h2,k2,l2) で定まる晶帯を [UVW] としたとき ,U=k1l2-l1k2,V=l1h2-h1l2,W=h1k2-k1h2 である.この晶帯に属…

クラスターイオン クラスターイオン cluster ion

化学辞典 第2版
電荷をもつクラスター.イオンクラスターともいう.双極子モーメントの大きな分子がイオンに付加してできるクラスターイオン,たとえばH3O+ (H2O)3…

ホモ共役反応 ホモキョウヤクハンノウ homoconjugation reaction

化学辞典 第2版
酸HAの解離反応で生じた A- イオンの一部が,非解離の酸HAと反応してHA2-を生じる酸塩基反応の一種.たとえば,酢酸CH3COOHはアセトニトリル中では…

みなの

デジタル大辞泉プラス
埼玉県秩父郡皆野町にある道の駅。農産物の直売所、レストハウスなどがある。

トリテルペン triterpene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
炭素原子数 30のテルペン類。イソプレン C5H8 の六量体 (C5H8)6 を基本骨格とする化合物で,植物界に広く存在する。例としてウルソール酸 C30H48O3 …

アゼピン アゼピン azepin

化学辞典 第2版
C6H7N(93.13).8π電子系となる含窒素七員環共役分子(1H-)およびその構造異性体(2H-,3H-,4H-)の総称.赤色の油状の1H-アゼピンは容易に無色の3H-ア…

ボラン(データノート) ぼらんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ジボラン(6)化学式B2H6融点(℃)-164.85沸点(℃)-92.39テトラボラン(10)化学式B4H10融点(℃)-120.0沸点(℃)18ペンタボラン(9)化学式B5H9融点(…

プランク定数 プランクていすう Planck's constant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
量子論を特徴づける基本的な普遍定数。記号は h。h=6.62607015×10-34J・sℏ=h/2πをディラック定数と呼ぶことがある。h は 1900年マックス・プランク…

素反応 ソハンノウ elementary reaction

化学辞典 第2版
化学反応で原系から生成系に至る過程をできるだけ簡単ないくつかの反応に分けて考えるとき,その個々の反応を素反応という.化学反応がただ一つの素…

陽イオン酸 ヨウイオンサン cationic acid

化学辞典 第2版
陽イオンであってプロトン H+ を与えるもの.アンモニウムイオンNH4+,オキソニウムイオンH3O+などは次のように電離して H+ を放出するので陽イ…

テトラボラン テトラボラン tetraborane

化学辞典 第2版
B4H10(53.32).正確な名称は,arachno-テトラボラン(10).Mg3B2(MgBr2と,BまたはBCl3とから合成できる)にH3PO4などの酸を作用させるか,B2H6,また…

オキソニウムイオン オキソニウムイオン oxonium ion

化学辞典 第2版
H+ は,水溶液中では水和してH3O+をつくる.これをオキソニウムイオンまたはヒドロキソニウムイオンともいう.水和が重要でなければ単に水素イオン…

ヒドロゲナーゼ ヒドロゲナーゼ hydrogenase

化学辞典 第2版
酸化還元酵素の一種で,微生物界に広く存在する.基質となる水素のみに着目すれば,次の反応を触媒し,微生物による水素の発生と吸収にかかわる.H2 …

EDTA イーディーティーエー

化学辞典 第2版
ethylenediaminetetraacetic acid(エチレンジアミン四酢酸)の略称.C10H16N2O8.H4Yともしばしば略記される.この酸H4Yの四つの解離定数は次のような…

ワイスの晶帯則【Weiss' law of zones】

法則の辞典
格子面(h1,k1,l1)と(h2,k2,l2)で定まる晶帯を[UVW]としたとき,U=k1l2-l1k2,V=l1h2-h1l2,W=h1k2-k1h2 である.この晶帯に属する任意…

リオニウムイオン リオニウムイオン lyonium ion

化学辞典 第2版
N. Bjerumが命名したもので,溶媒分子と H+ が結合したイオンで,   H2O → H3O+(オキソニウムイオン)   NH3 → NH4+(アンモニウムイオン)な…

加水分解

栄養・生化学辞典
 水解ともいう.1分子の化合物に1分子の水が反応して2分子の化合物を生成する反応.高分子化合物の場合は,相当する1個所の結合についていう.環状…

タウリン(データノート) たうりんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
タウリンH2NCH2CH2SO3H分子式C2H7NO3S分子量125.1融点328℃(分解)沸点―[参照項目] | タウリン

崔忠献(さいちゅうけん) Ch‘oe Ch‘ung-h&obreve;n

山川 世界史小辞典 改訂新版
1149~1219高麗(こうらい)の武人政治家。1196年兵権を掌握し,翌年明宗を廃して以後神宗(しんそう),康宗,高宗を順次擁立し,私邸に文武官を候仕さ…

ヒドロニウムイオン

百科事典マイペディア
水溶液中の水素イオンH(+/)は実際には溶媒の水分子と結合しH3O(+/)となって存在している。このH3O(+/)をヒドロニウムイオン(ヒドロキソニウムイオン…

振り子秤 ふりこばかり pendulum balance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
常磁性体の磁化率 χm を測定する装置。試料を振り子のように糸でつるして,一様でない磁場に挿入したとき,これに働く力をてんびんや回転鏡などを用…

ミリシン ミリシン myricin

化学辞典 第2版
C46H92O2(677.2).C15H31COOC30H61.ミリシルアルコールのパルミチン酸エステルで,みつろうの主成分.白色の固体で,融点72 ℃.

過ヨウ(沃)素酸 (かようそさん) periodic acid

改訂新版 世界大百科事典
オルト過ヨウ素酸H5IO6と過ヨウ素酸HIO4(メタ過ヨウ素酸ともいう)がある。いずれも無色,吸湿性の化合物で,両者の間には H5IO6⇄H⁺+IO4⁻+2H2Oの…

風速換算表と高さによる風速値の補正 ふうそくかんさんひょうとたかさによるふうそくちのほせい

日本大百科全書(ニッポニカ)
風速/[表1]風速換算表1メートル/秒(m/s)1.944ノット(kn,Kt)2.237マイル/時(mile/h)3.281フィート/秒(ft/s)3.600キロメートル/時(km/h)1ノット…

ミラー指数 ミラーシスウ Miller indices

化学辞典 第2版
面指数ともいう.結晶面または格子面を,その面が各結晶軸となす傾きを用いて定義する指数.単位格子の各稜oa,ob,ocを,おのおのh,k,l等分した切…

ヒストン histone

改訂新版 世界大百科事典
塩基性の単純タンパク質で,DNAと結合した複合体ヌクレオヒストンの形で,ほとんどすべての真核細胞の核中に存在する。一般的に5種類の分子種(H1,H…

遷移確率 せんいかくりつ transition probability

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
量子力学系が摂動によって一つの定常状態から別の定常状態へ遷移する確率。摂動ハミルトニアン H ' によって始状態 a から終状態 b へ遷移するとき,…

線量率 センリョウリツ dose rate

化学辞典 第2版
放射線の強さ,すなわち単位時間に物質に照射または吸収される放射線量をいう.R h-1,rad h-1,eV g-1 h-1 などで表される.普通,放射線化学の…

アクア錯塩 あくあさくえん aqua complex salt

日本大百科全書(ニッポニカ)
水分子H2Oが配位している錯塩の総称。すなわちアクアイオンを有する塩をいう。古くはアコ錯塩といった。たとえば単塩の水和物とされていた硫酸マグネ…

2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル ジフェニルピクリルヒドラジル 2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl

化学辞典 第2版
C18H12N5O6(394.32).略称DPPH.1,1-ジフェニルヒドラジンに塩化ピクリルを作用させて,1,1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジンを合成し,さらにベンゼ…

オルト過ヨウ素酸 オルトカヨウソサン orthoperiodic acid

化学辞典 第2版
H5IO6(227.94).IⅦのオキソ酸としては,過ヨウ素酸HIO4より安定である.市販品では,この物質を過ヨウ素酸とよぶが,IUPACでは両者を区別している.…

エチレン系炭化水素【エチレンけいたんかすいそ】

百科事典マイペディア
アルケンまたはオレフィン系炭化水素とも。一般式C(/n)H2(/n)で表される脂肪族鎖式不飽和炭化水素。分子内に二重結合が1個あり,ハロゲン,水素など…

水性ガス【すいせいガス】

百科事典マイペディア
石炭やコークスを赤熱し,これに水蒸気を作用させて得られる,一酸化炭素と水素を主成分とするガス。 C+H2O→H2+CO一部は燃料ガスとして使うが,多…

ヘルツベルクの法則【Herberg's law】

法則の辞典
海岸地域の地下水における,淡水と海水の境界面についての法則.境界面が静水力学的に平衡を保つものだとすると,ρH=ρ0(H+h)となる.ただし,ρ0 …

ラジカル反応 ラジカルハンノウ radical reaction

化学辞典 第2版
遊離基の関与する反応.遊離基反応ともいう.化学反応は結合の切断とそれに伴う原子の再配列であるので,結合が非イオン的に切断して生じる遊離基の…

水素電極

栄養・生化学辞典
 2H++2e−→H2の反応を利用した半電池.

アルキルベンゼンスルフォン酸

栄養・生化学辞典
 RC6H4SO3H.アルキルアリルスルフォン酸ともいう.アニオン界面活性剤の一つ.ナトリウム塩はRC6H4SO3Naで表され,Rは,炭素数12程度のものが広く…

加水分解 カスイブンカイ hydrolysis

化学辞典 第2版
【Ⅰ】金属イオンあるいは有機塩などと水との酸塩基反応をいう.一般に可逆的であり,次のような例がある.  [Al(H2O)6]3+ + H2O [Al(H2O)5OH]2+…

ジエチルピロカーボネート

栄養・生化学辞典
 C6H10O5 (mw162.14).C2H5OOCOCOOC2H5.エトキシギ酸無水物ともいう.タンパク質のアミノ基やイミダゾール基をエトキシホルミル化する試薬として用…

フェロセン ferrocene

改訂新版 世界大百科事典
化学式[Fe(C5H5)2]。ビス(シクロペンタジエニル)鉄(Ⅱ)の通称。1951年イギリスのキーリーT.J.KealyとポーソンP.L.Pausonによってつくられた初…

ホスフィン酸 ホスフィンさん phosphinic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 HPH2O2 。次亜リン酸ともいわれていたが,これは誤称。四面体形の [PH2O2]- を含む一塩基酸。白リンをアルカリ液と熱するとホスフィンを発生…

水和異性 スイワイセイ hydration isomerism

化学辞典 第2版
イオン化異性の特別の場合で,水分子が配位子として配位式の[ ]の中にあるか,結晶水として外にあるかの違いで起こる異性現象.たとえば,CrCl3・6H2…

ジシクロペンタジエニルチタンジクロリド ジシクロペンタジエニルチタンジクロリド dicyclopentadienyltitanium dichloride

化学辞典 第2版
[Ti(η5-C5H5)2]Cl2.テトラヒドロフランまたは1,2-ジメトキシエタン中で合成したC5H5NaをTiCl4のベンゼン溶液に滴下することによって得られる.2C5H5…

フリッツ・アンド・ドロレス・ラス賞 ふりっつあんどどろれすらすしょう Fritz J. and Dolores H. Russ Prize

日本大百科全書(ニッポニカ)
生物工学分野の研究者に贈られる世界的に権威のある賞の一つ。アメリカの民間非営利研究機関である全米工学アカデミーUnited States National Academ…

ラシッヒ法 ラシッヒほう Raschig process

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ベンゼンと塩化水素からフェノールを合成する工業的方法。塩素化法ともいう。 C6H6 +HCl+O→ C6H5 Cl+ H2O ,C6H5 Cl+ H2O → C6H5 OH+HClのよう…

チオピラン チオピラン thiopyran

化学辞典 第2版
C5H6S(98.17).ピランのOをSで置換した複素環式化合物で,2H-,4H-チオピランの2種類の異性体がある.【Ⅰ】2H-チオピラン(2H-thiopyran):エチルビニ…

びぶん‐けいすう【微分係数】

デジタル大辞泉
関数y=f(x)のx=x1からx=x1+hまでの平均変化率[f(x1+h)-f(x1)]/hで、hを0に近づけるときのこの極限値。f′(x1)と表す。

共有結合 きょうゆうけつごう covalent bond

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
電子対結合,等極結合,無極結合ともいう。2個の原子がスピンの逆向きの2個の電子を共有することによって形成される結合という意味合い。電子対によ…

実体振り子 じったいふりこ

日本大百科全書(ニッポニカ)
剛体に軸を貫き通し、この軸を水平な軸受で支えて振り子としたもの、または剛体に懸垂用のナイフ・エッジを取り付け、ナイフ・エッジの先端を水平な…

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