「アッシリア」の検索結果

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アッカド語 アッカドご Akkadian language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
前 3000年頃から紀元頃まで,メソポタミアで用いられていた言語。アフロ=アジア語族のセム語派に属し,単独で北東セム語をなす。前 2000年頃からア…

バビロニア語 バビロニアご Babylonian language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代メソポタミア南部のバビロニアの言語。セム語族に属し,アッシリア語と並ぶ,アッカド語の二大方言の一つ。前 2000年頃から行われ,前9世紀頃に…

アマルナ文書(アマルナもんじょ)

山川 世界史小辞典 改訂新版
テル・エル・アマルナ遺跡から発見(1887年)された世界最古の外交文書。アメンヘテプ3世,アメンヘテプ4世,ツタンカーメンの治世にヒッタイト,ミタ…

あっしりあほうてん【アッシリア法典】

改訂新版 世界大百科事典

カルカル Karkar; Qarqar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
シリアのハマテの北西 25kmのオロンテス川中流東岸の古代の要塞。現キルベドカルクール。前 853年にアッシリアのシャルマネゼル3世とダマスカスを盟…

トラヤヌス(Marcus Ulpius Trajanus)

デジタル大辞泉
[53~117]古代ローマ皇帝。在位98~117。五賢帝の一人。元老院と協調して内政を安定させるとともに、対外進出をはかってアルメニア・アッシリア・…

ジッグラト

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [アッシリア語] ziggurat ) 古代メソポタミアの諸都市に設けられた、階段状の塔の形をした建築物。順次小さくなる方形の壇を三~七層か…

カネシュ Kanesh

山川 世界史小辞典 改訂新版
トルコ,カッパドキア地方の古代都市。現在のキュルテペ。前20~前19世紀メソポタミアの商品(織物,錫(すず))とアナトリアの物資(銀)を交換するアッ…

アラム語(アラムご) Aramaic

山川 世界史小辞典 改訂新版
北西セム語派に属し,アラム人の商業活動によって,前9世紀頃国際商業語となり,アッシリアとアケメネス朝では公用語として採用され,パレスチナでは…

カラク Kalach; Calah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
カラフとも呼ばれる。アッシリアの古代都市。現イラク北部のマウシル州ニムルード。前 13世紀にアッシリア王シャルマネゼル1世 (在位前 1275~45) に…

キュルテペ遺跡 キュルテペいせき Kültepe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
トルコ中央高原地帯カイセリー (カエサレア) の北東 20kmにある青銅器時代のテル。遺跡は直径約 1.5kmの円形を呈し,前期青銅器時代末 (前 2300頃) …

ニニブ Ninib

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バビロニア=アッシリア神話の神。大気の神エンリルの長子。旺盛な行動力をもち,春の太陽神マルドゥクに対し,彼は夏と日中の太陽の神である。アッ…

バビロニア語【バビロニアご】

百科事典マイペディア
アッカド語の南方方言で死語。南メソポタミアに前20世紀から前1世紀の間の楔形(くさびがた)文字による記録があるが,前6世紀以後は次第にアラム語…

ナボポラッサル

百科事典マイペディア
新バビロニア(カルデア)初代の王(在位,前625年―前605年)。メディア王国と連合して前612年ニネベを攻略してアッシリア帝国を滅亡させ,次王ネブ…

ナホム書 なほむしょ The book of Nahum

日本大百科全書(ニッポニカ)
『旧約聖書』中の十二小預言書に属し、ユダの地エルコシ出身の預言者ナホムによる、アッシリアの首都ニネベ滅亡(前612年)の託宣預言である。わずか…

シドン

精選版 日本国語大辞典
( Sidon ) フェニキア最古の都市。前一三世紀から地中海の海上権を握り、商工業が栄えた。前一一〇〇年アッシリアに敗れてティルスに覇権を譲り、つ…

センナケリブ Sennacherib

山川 世界史小辞典 改訂新版
(在位前704~前681)アッシリア王,サルゴン2世の子。パレスチナに遠征してイェルサレムを攻囲する一方で,エラムと結んだバビロニアの反乱を制圧し,…

サルゴン

精選版 日本国語大辞典
( Sargon )[ 一 ] ( 一世 ) 古代オリエントのアッカドの王。通称アッカドのサルゴン。前二三五〇年頃、メソポタミアに最初の統一王朝(アッカド朝)…

しん‐バビロニアおうこく〔‐ワウコク〕【新バビロニア王国】

デジタル大辞泉
前625年、アッシリアの滅亡後、セム系のカルデア人がバビロニア地方に建てた王国。都はバビロン。前6世紀前半ネブカドネザル2世のもとで繁栄したが、…

エサルハッドン えさるはっどん Esarhaddon

日本大百科全書(ニッポニカ)
生没年不詳。古代のアッシリア王(在位前681/680~前669)。父王センナケリブがその子らに暗殺されたのち、兄弟たちと王位を争い、内乱を鎮圧して、…

カルデア人 カルデアじん Chaldeans

旺文社世界史事典 三訂版
新バビロニア(カルデア)王国を建てたセム語族系の民族前7世紀後半のナボポラッサル王のとき,アッシリアを滅ぼした。バビロン捕囚とバベルの塔で…

キャクサレス Kyaxarēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]前585メディア王 (在位前 625~585頃) 。ペルシア名バクシュトラ。戦死した父フラオルテスの跡を継いで,軍制改革に尽力,メディア王国の最…

エラム Elam

山川 世界史小辞典 改訂新版
イラン高原のスーサやアンシャンを中心とした地域と言語の呼称。エラム語の語族は不詳。独自の文字を発明するなどメソポタミアと並行して文明を育て…

アッシュール Assur

旺文社世界史事典 三訂版
ティグリス川中流域に位置したアッシリアの古代都市シュメール人が建設。西アジアの通商路にあるため発展し,前3000年紀末から首都として栄えた。前…

カルケミシェ かるけみしぇ Carchemish

日本大百科全書(ニッポニカ)
北シリアのジャラブルスの北1キロメートル、トルコ領内の南国境沿い、ユーフラテス川右岸に位置する古代城砦(じょうさい)都市。北メソポタミアから地…

ヌサイビン Nusaybin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代のニシビス。トルコ南東部の町。マルディンの南東 51km,シリア国境に位置し,シリアのカーミシュリーと向合っている。小アジアからシリアに通じ…

マガン Magan/Makkan

山川 世界史小辞典 改訂新版
シュメール期から古バビロニア時代の文書のなかで銅の産地として言及される場合は,オマーン半島とその対岸のイラン南東部に比定される。前1千年紀の…

アッシュールバニパル Assurbanipal Ashurbanipal

改訂新版 世界大百科事典
古代アッシリア,新アッシリア帝国最盛を飾るサルゴン朝の最後の王。在位,前668-前627年。正しくは,アッシュール・バーニ・アプリAššur-bani-apli…

アッシュール=バニパル Assur-banipal

旺文社世界史事典 三訂版
?〜前626アッシリア末期の王(在位前669〜前626)エジプト・エラム・アラビアを支配したが,王国は衰退期にはいった。王は首都ニネヴェに壮麗な王宮…

メソポタミア(Mesopotamia)

デジタル大辞泉
《二つの川の間の土地の意》西アジアのチグリス川とユーフラテス川の流域地方。大部分がイラクに属する。バグダッド付近を境に、北部の台地はアッシ…

ローリンソン Henry Creswicke Rawlinson

山川 世界史小辞典 改訂新版
1810~95イギリスの東洋学者。楔形文字解読の功労者。軍人,外交官としてインド,中東に活躍。有名なダレイオス1世のベヒストゥーン碑文を解読し,多…

サモサタ Samosata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ユーフラテス川上流の右岸にあった古代城塞の町。現トルコのサムサト。ヒッタイト起源と思われ,前 708年アッシリアの支配下に入る。前2世紀シリアに…

楔形文字【くさびがたもじ】

百科事典マイペディア
〈せっけいもじ〉とも読む。シュメール,アッシリア,ヒッタイト,古代ペルシアなどの古代オリエントで広く使用された文字。多く粘土板に角のある棒…

セミラミス せみらみす Semiramis

日本大百科全書(ニッポニカ)
伝説的なバビロンの女王。シリアの女神デルケトとカユストロスとの間に生まれたが、すぐに捨て子にされ、鳩(はと)と羊飼いに育てられた。成長後はそ…

メソポタミア Mesopotamia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
世界最古の文明発祥地の一つ。メソポタミアとは「二つの川 (チグリス川,ユーフラテス川 ) の間の土地」を意味するギリシア語。広義のメソポタミアは…

サマリア(Samaria)

デジタル大辞泉
パレスチナ中部にあった古代都市、のちに地方名。前9世紀初めイスラエル王オムリが北王朝の首都として建設。北王朝は前721年アッシリアに滅ぼされ属…

フロズニー

百科事典マイペディア
チェコのアッシリア学者。ウィーン,ベルリンに学び,プラハ大学教授(1919年―1952年)となる。ボアズキョイ出土の楔形(くさびがた)文書を研究し,ヒ…

ニネベ にねべ Nineveh

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラク北部、モスルのティグリス川を挟んだ対岸に位置する都市遺跡。古名はニヌア。聖書にその名を残すことから古来多くの旅行者がここを訪れている…

テル・ハラフ てるはらふ Tell Halaf

日本大百科全書(ニッポニカ)
シリアのトルコ国境に近いメソポタミア北部にある遺跡。ユーフラテス川に注ぐハーブール川が、平原で大きく北東に湾曲した所に位置する。紀元前5000…

アラム語【アラムご】

百科事典マイペディア
カナン語とともに北西セム語に属する言語群。Aramaic。最古の碑文は前9世紀のもの。前7世紀から前4世紀にペルシア帝国,メソポタミア,パレスティ…

バビロニア ばびろにあ Babylonia

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代メソポタミア南部のシュメール・アッカド地方に対する後代の呼称。イラン高原の南西部を縁どるザーグロス山脈とアラビア台地との間に展開する肥…

ゼパニヤ書 ぜぱにやしょ ephanyāh ヘブライ語 Zephania ラテン語 Zephaniah 英語

日本大百科全書(ニッポニカ)
『旧約聖書』中の十二小預言書の一つで、3章からなる短いもの。ユダ王国中興の王ヨシヤの宗教改革(前622)に先だつ時期に、ユダ王国がアッシリア帝…

あっしりあきょうかい【アッシリア教会】

改訂新版 世界大百科事典

サルダナパロス Sardanapalos; Sardanapallus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッシリアの 30人の王の最後の人物。古代ローマの歴史家ディオドルス・シクルスによって言及される。彼以前のどの王よりも奢侈な生活をしたとされる…

アレッポ

百科事典マイペディア
シリア北部の商業の中心都市。アラビア名はハラブ。古くから東西交通の要地で,鉄道の分岐点。綿花の大集散地で絹・綿織物取引が盛ん。古代エジプト…

テュロス

百科事典マイペディア
シドンと並ぶ古代フェニキアの港市。現在名スールSur,聖書ではツロ。前16世紀から紫色染料(貝紫,シリア紫)の積出港,イスラエルとの交易,カルタ…

イザヤ Esaias

旺文社世界史事典 三訂版
生没年不詳前8世紀に活躍したユダ王国の預言者アッシリアの攻撃に際し,ユダヤ人を奮起させた。『旧約聖書』の「イザヤ書」は格調が高く,『新約聖…

セム語族 セムごぞく Semites

旺文社世界史事典 三訂版
セム系の言語を話す民族の総称セムとは,元来『旧約聖書』に見えるノアの3子ハム・セム・ヤペテのひとりセムの子孫を意味した。古代バビロニア語・…

テル・ハラフ

百科事典マイペディア
シリア北東部,トルコとの国境近くにある初期農耕遺跡。麦の栽培,牛,羊などの家畜の飼育,装飾品としての銅の使用の始まりなどが特徴。赤,黒,白…

サバー王国 サバーおうこく Saba

旺文社世界史事典 三訂版
アラビア半島南部でセム系民族のサバ族の建てた王国前950年ごろに成立したと考えられ,アッシリアの碑文に残るほか,近年多数の金石文が発見されてそ…

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