ヨウ化アルキル ようかあるきる alkyl iodide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 飽和炭化水素の水素原子1個をヨウ素原子で置換した化合物の総称で、CnH2n+1Iの組成をもつ。反応式中では、アルキル基をRと略記して、一般式RIで表す…
アルコキシ アルコキシ alkoxy
- 化学辞典 第2版
- アルキル基が酸素原子と結合した形CnH2n+1O-の一価基.RO-と略記される.アルキル基Rの名をとってCH3O-メトキシ,C2H5O-エトキシなどという.アルコ…
微積分学 (びせきぶんがく) differential and integral calculus
- 改訂新版 世界大百科事典
- 微積分学は微分学(微分法)と積分学(積分法)とを合わせた名称であるが,この二つは別々に考えるべきではなく,いっしょに考えるべき数学の体系で…
ウィリアムソン反応 (ウィリアムソンはんのう) Williamson reaction
- 改訂新版 世界大百科事典
- ハロゲン化アルキルまたはジアルキル硫酸によってアルコキシドまたはフェノキシドをアルキル化してエーテル類を合成する反応。 RONa+R′X─→ROR′+Na…
ガニメデス がにめです Ganymēdēs
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシア神話で、トロヤのトロス(またはラオメドン)の子。非常な美少年であったため、ゼウスは彼を天上にさらって神々の宴席にはべる酌取りとし、…
グリニャール試薬【グリニャールしやく】
- 百科事典マイペディア
- フランスの有機化学者グリニャールによって発見された有機金属化合物,ハロゲン化アルキルマグネシウムRMgX(Rはアルキル基などの有機原子団,XはCl…
フリーデル=クラフツ反応 (フリーデルクラフツはんのう) Friedel-Crafts reaction
- 改訂新版 世界大百科事典
- 芳香族化合物にアルキル基またはアシル基RCO-を導入する反応。1877年,フランスのフリーデルCharles Friedel(1832-99)とアメリカのクラフツJames …
アルキルベンゼン あるきるべんぜん alkylbenzene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベンゼンC6H6のアルキル置換体の総称。ベンゼン環にアルキル基が結合した芳香族炭化水素をいう。アレーンareneともいう。アルキル基の数に応じてモノ…
アルキャン・アルミニウム[会社]【アルキャンアルミニウム】
- 百科事典マイペディア
- →アルキャン[会社]
princípio /prĩˈsipiu/
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
- [男]❶ 始め,冒頭,初期(⇔fim)do princípio ao fim|初めから最後までprincípio do fim|終わりの始まり.❷ 原理,原…
水素化脱アルキル スイソカダツアルキル hydrodealkylation
- 化学辞典 第2版
- アルキルベンゼン類を数十 atm の水素加圧下,無触媒で700~800 ℃ に加熱するか,アルミナに担持したCr,MoあるいはCo触媒を用いて500~650 ℃ で反応…
アセチレン系炭化水素 あせちれんけいたんかすいそ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アルキン
みずがめ‐ざ(みづがめ‥)【水瓶座】
- 精選版 日本国語大辞典
- 南天の星座。黄道十二星座の一つ。わし座の東にある。輝星に乏しい。ギリシア神話におけるゼウスの侍童ガニュメデスが酒がめを担う姿。
脱アルキル ダツアルキル dealkylation
- 化学辞典 第2版
- 有機化合物中のアルキル基がもとの分子から脱離する反応をいう.エチルシクロヘキサンを例にとると,脱離には(1)のように水素添加分解が起こる場合と…
Gan・y・mede /ɡǽnəmìːd/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 《ギリシャ神話》ガニュメデス(◇ゼウスの酒の酌(しゃく)をしたトロイの美少年).2 《天文》ガニメーデ(◇木星の最大の衛星).
ゴルギアス(Gorgias)
- デジタル大辞泉
- [前483ころ~前375ころ]古代ギリシャの雄弁家。シチリア島生まれ。アテネを訪れ、外交政策の転換に成功。著「パラメデス論」「非存在論」など。
第三級アミン ダイサンキュウアミン tertiary amine
- 化学辞典 第2版
- 一般式RR′R″N(R,R′,R″はアルキル基,アリール基など)で示される化合物の総称.(1)N,N-ジアルキルアミドの還元,(2)カルボニル化合物と第二級アミン…
フリーデル=クラフツ反応 フリーデル=クラフツはんのう FriedelCrafts reaction
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 芳香族化合物に,塩化アルミニウムなどのルイス酸を触媒として,ハロゲン化アルキル,アルコール,ハロゲン化アシル,あるいは酸無水物を作用させて…
フリーデル‐クラフツ反応 ふりーでるくらふつはんのう Friedel-Crafts reaction
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベンゼンなどの芳香環を、無水塩化アルミニウムの存在下でハロゲン化アルキルによりアルキル化する反応(式(1))、およびハロゲン化アシルによりアシ…
ホスフィン酸 ほすふぃんさん phosphinic acid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 酸化数Ⅰのリンのオキシ酸で、(HO)PH2(=O)の式で表され、P-H結合とホスホリル基P=Oをもつ無機リン化合物である。図Aに示すように、次亜リン酸とは互変…
非イオン界面活性剤 ヒイオンカイメンカッセイザイ nonionic surfactant, nonionic surface active agent
- 化学辞典 第2版
- 非イオン表面活性剤ともいう.水溶液中でイオンに解離することなく界面活性を示す界面活性剤をいう.分子中にヒドロキシ基-OH,エーテル結合-O-,エ…
臭化アルキル しゅうかあるきる alkyl bromide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルカン(鎖式飽和炭化水素)RHの水素原子1個を臭素原子で置換した化合物RBrのことをいう。正しくはブロモアルカンという。アルコールに臭化水素、…
アルキド樹脂 アルキドじゅし alkyd resin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 無水フタル酸などの多塩基酸とグリセリンなどの多価アルコールとの縮合体を骨格とする樹脂。アルキド樹脂の代表的な例は,主原料として無水フタル酸…
チオシアン酸エステル チオシアンサンエステル thiocyanic ester
- 化学辞典 第2版
- チオシアン酸(HSC≡N)のアルキルまたはアリール置換体でRSC≡Nで表され,イソチオシアン酸エステルの異性体である.チオシアン酸カリウムとハロゲン化…
四アルキル鉛 しあるきるなまり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →テトラアルキル鉛
アルキルか‐ざい〔‐クワ‐〕【アルキル化剤】
- デジタル大辞泉
- 《alkylating agents》有機化合物の水素原子をアルキル基で置換させる化合物のこと。この化合物の一部は、癌がん細胞のDNAをアルキル化し細胞増殖を…
Alkyone
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- ❶ 〘ギリシャ神〙アルキュオネ(Äolusの娘;難破して死んだ夫のあとを追ってカワセミに変身した).❷ [女] (―/) 〘天〙アルキュ…
アルキロコス
- 百科事典マイペディア
- 前8世紀後半から前7世紀前半のギリシアの詩人。パロス島の貴族の私生児として恵まれぬ失意の生涯を送り,傭(よう)兵となって戦死。特に彼の名を高…
アセチレン系炭化水素 (アセチレンけいたんかすいそ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →アルキン
重合ガソリン ジュウゴウガソリン polymerization gasoline, polymer gasoline
- 化学辞典 第2版
- 石油精製において,接触分解,熱分解などで副生したプロペン,ブテンなどの軽質オレフィン系炭化水素からガソリン留分を製造する方法には,アルキル…
alcyne
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [男]〚化〛アルキン.
アルキレート あるきれーと alkylate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広義にはアルキル化反応生成物の総称であるが、一般にはアルキル化操作による合成高オクタン価ガソリンをさす。主要なものは、イソブタンをプロピレ…
アルキル水銀 (アルキルすいぎん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →有機水銀化合物
アルキル基【アルキルき】
- 百科事典マイペディア
- メタン系炭化水素(脂肪族飽和炭化水素)C(/n)H2(/n)(/+)2から水素1原子を除いた原子団−C(/n)H2(/n)(/+)1(しばしば−Rと略記される)。メチル基−CH3…
アルシン酸 アルシンサン arsinic acid
- 化学辞典 第2版
- 五価ヒ素のオキシ酸誘導体の一つで,R2AsO(OH)で示される一連の化合物(Rはアルキル基).亜ヒ酸の三アルカリ塩とハロゲン化アルキルとから合成される…
プレアデス星団 プレアデスせいだん Pleiades star cluster
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- おうし座にある散開星団。略号 M45。地球からの距離は約 410光年。肉眼でも見分けられる 3~5等級の星 9個(通常 6~7個)を中心に,数百個の恒星が…
アルキビアデス Alkibiadēs 生没年:前450ころ-前404
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代アテナイの将軍,政治家。ペリクレスの後見のもとに育つ。才能あふれる美男子であり,ソクラテスに愛された。前420年に過激民主派の指導者となる…
アセチレン系炭化水素 アセチレンケイタンカスイソ hydrocarbons of acetylene series
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]アルキン
ハロアルカン はろあるかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →ハロゲン化アルキル
アルドケテン aldoketene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- モノアルキルケテン誘導体の総称。 R-CH=C=O の一般式を有し,反応性の高い化合物で,合成中間体として重要である。通常無色の液体または気体で不…
メチル基 めちるき methyl group
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルキル基CnH2n+1-のうちもっとも簡単なもの。メタンCH4の水素原子一個を除いた一価の基CH3-をいう。場合によってメチルラジカルCH3・をよぶことも…
ガブリエル合成 ガブリエルごうせい Gabriel synthesis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 第一アミンを合成する方法。フタルイミドカリウムにハロゲン化アルキルを作用させると N -アルキルフタルイミドを生じる。これを加水分解すると第二…
わし(鷲)座 (わしざ) Aquila
- 改訂新版 世界大百科事典
- 略号はAql。天の川沿いに見える初夏の星座。ギリシア神話では大神ゼウスがトロイアの美少年ガニュメデスをさらうために化身した大鷲の姿で,ガニュメ…
シクロホスファミド cyclophosphamid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ナイトロジェン・マスタード誘導体の一種。核酸やその他の細胞構成成分をアルキル化して細胞の代謝を阻害し,特に腫瘍細胞を死にいたらしめる。こう…
アルキルアリルスルフォン酸
- 栄養・生化学辞典
- →アルキルベンゼンスルフォン酸
alkyláting àgent
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- 《薬学》アルキル化剤(◇抗がん用).
合成洗剤【ごうせいせんざい】
- 百科事典マイペディア
- セッケンは天然油脂を原料とするが,石油などの油脂以外の原料を用いて合成される洗剤を合成洗剤という。硬水でも不溶性沈殿を生成せず,溶解性が大…
アルキル水銀
- 栄養・生化学辞典
- ⇒アルキル水銀塩
ニコメディア Nicomedia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 小アジアの北西岸の都市。前264年頃ビティニア王ニコメデス1世が建設した。ローマ支配のもとで繁栄し,ディオクレティアヌス帝の四分統治のもとでは…
無限 (むげん) infinity
- 改訂新版 世界大百科事典
- 有限に対する概念で,一般には限りがないことを意味する。とりわけヨーロッパにおいて哲学的・数学的に主題化され,〈無限論〉として展開された。無…