「地震火山部」の検索結果

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かいじょう‐かざん(クヮイジャウクヮザン)【塊状火山】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 釣鐘状の山で噴火口は見当たらず、全山同一の粘性の強い溶岩からできている火山。鐘状火山。[初出の実例]「姫島は〈略〉宝来寺火山脈の働…

かざん‐でい(クヮザン‥)【火山泥】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 海洋性堆積物の一種。海底火山や火山島の火山噴出物が海底に堆積して泥土状となったもの。火山灰、軽石、粘土、石灰質の微生物遺体などの…

かざん‐とう(クヮザンタウ)【火山島】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 海底の火山作用によって海面上に現われた島。硫黄島、伊豆七島、小笠原諸島などがその例で、多く列状をなす。〔英和和英地学字彙(1914)…

アポ火山 あぽかざん Mount Apo

日本大百科全書(ニッポニカ)
フィリピン、ミンダナオ島ダバオ市の西方30キロメートルにある安山岩質活火山。標高2954メートルで同国の最高峰。別名ダバオ火山。噴火記録はないが…

エトナ火山 えとなかざん Etna Volcano

日本大百科全書(ニッポニカ)
イタリア、シチリア島東部、カターニア地方にある活火山。標高3323メートルで、ヨーロッパでは最大標高の活火山である。アルカリ岩質の玄武岩などか…

火山学 かざんがく

日本大百科全書(ニッポニカ)
火山現象の解明を目的とする、地球科学の一分野。地球内部でのマグマの発生・進化・移動、火山の噴火現象・噴出物・形態・構造・成因・分布・年代な…

火山弾 かざんだん

日本大百科全書(ニッポニカ)
火山爆発で噴出された溶岩片のなかで、特徴のある形や構造をもつ火山岩塊(直径64ミリメートル以上)や火山礫(れき)(直径64~2ミリメートル)をいう…

カトマイ火山 かとまいかざん Katmai Volcano

日本大百科全書(ニッポニカ)
アメリカ合衆国のアラスカ州にある活火山。標高2047メートル。アラスカ半島の基部に位置する。上部ジュラ系と花崗閃緑(かこうせんりょく)岩を基盤と…

マタバヌ火山 またばぬかざん Matavanu

日本大百科全書(ニッポニカ)
南太平洋中部、サモアのサバイイ島北東部にあるアルカリ橄欖(かんらん)石玄武岩の成層火山。標高708メートル(650メートルとする記録もある)。1905…

複合火山 ふくごうかざん

日本大百科全書(ニッポニカ)
複数の小さな火山体が寄り集まって、見かけ上一つの大きな火山体になったものをいう。実在する火山はほとんどこれである。それぞれ一つの小さな火山…

ヘイマエイ火山 へいまえいかざん Heimaey Volcano

日本大百科全書(ニッポニカ)
アイスランドの南岸から25キロメートル沖にある火山島。アイスランド中央部を横断する東火山帯の最南端に位置するウエストマン火山島群の一つで、火…

ベズイミアン火山 べずいみあんかざん Вулкан Безымянный/Vulkan Bezïmyannïy

日本大百科全書(ニッポニカ)
ロシア連邦極東、カムチャツカ半島中東部のクリュチェフスカヤ火山群に属する安山岩質の成層火山。標高2800メートル。1955年秋に有史以来初めて噴火…

デマベンド火山 でまべんどかざん

日本大百科全書(ニッポニカ)
→ダマバンド火山

ピナツボ火山 ぴなつぼかざん Pinatubo Volcano

日本大百科全書(ニッポニカ)
フィリピンのルソン島中部、マニラ市北西方約90キロメートルにある安山岩とデイサイトからなる活火山(標高1486メートル)。1991年に約500年ぶりに噴…

タウポ火山 たうぽかざん Taupo Volcano

日本大百科全書(ニッポニカ)
ニュージーランド北島のほぼ中央部に位置し、直径約35キロメートルのカルデラと、その周囲に堆積(たいせき)した流紋岩火砕流堆積物からなる火山。標…

タカナ火山 たかなかざん Volcán de Tacaná

日本大百科全書(ニッポニカ)
メキシコ南部、タバチュラ市の北東30キロメートル、グアテマラとの国境にそびえる安山岩の活火山。標高4092メートルの成層火山で、中央アメリカ第二…

きせい‐かざん(‥クヮザン)【寄生火山】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 大きな火山の中腹や山麓に新しくできた小火山。富士山における宝永山、浅間火山における小浅間山など。側火山(そくかざん)。〔英和和英地…

ラーキ火山 らーきかざん Laki

日本大百科全書(ニッポニカ)
アイスランド南部の玄武岩質の溶岩台地。標高853メートル。ラカギガルLakagigarともいう。900年ごろにも活動したと伝えられるが、1783~84年に大噴火…

せんぶちょうていしゅうは‐じしん〔センブテウテイシウハヂシン〕【浅部超低周波地震】

デジタル大辞泉
地殻のプレート境界の浅部で発生する低周波の地震。スロー地震の一種。10秒程度の非常に長い周期をもつ。プレートの沈み込みに伴い、堆積物がまだ軟…

じしんかさいひよう‐ほけんきん〔ヂシンクワサイヒヨウ‐〕【地震火災費用保険金】

デジタル大辞泉
地震保険付きではない火災保険で、一定の条件のもとに支払われる保険金。地震・噴火・津波が原因の火災で、建物が半焼以上または家財が全焼となった…

火山裂罅

岩石学辞典
多量の熔岩が爆発現象をほとんど伴わずに静かに流出して,広大な熔岩台地を形成する際に,その熔岩の噴出口となる地殻の裂け目.この裂罅に沿って爆…

複合火山

岩石学辞典
各種の火山が複合し複雑な火山体を形成したもので様々なものがある.成層火山の中央火口に火山丘ができる場合を中央火口丘(central cone)といいい…

陸上火山

岩石学辞典
陸上で形成された火山[Scrope : 1825].火口が空気中に開き,空気中で行なわれる噴火を陸上噴火(subaerial eruption)という[片山ほか : 1970]…

火山筒

岩石学辞典
火山で噴出物などが供給される通路.火山噴出物が通過する過程で管の中で固まって生じた円柱状の火山岩体.

準火山

岩石学辞典
地下の火山岩頚(volcanic neck)の複合体[Cloos : 1936].subは下の,下位の,真下のなどの意味に用いられる接頭語.

火山弧

岩石学辞典
島弧の中で火山島の列.火山性島弧ともいう.

火山弾

岩石学辞典
マグマ質物質の塊あるいは岩片で火山から放出されたもの.これらはマグマが空中に放出された時に一部または全部が完全には固化していないために,回…

複式火山【ふくしきかざん】

百科事典マイペディア
一つの火山の火口内にさらに小火山体ができたもの。二重式火山や三重式火山がそれでcomposite volcanoの訳。成層火山や数個の火山群を意味する場合も…

火山帯 かざんたい volcanic zone

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ほぼ同時代に生成した多数の火山が帯状に細長く分布する地域。顕著な例は,太平洋を断続的に取り巻く環太平洋火山帯で,南アメリカのアンデス山脈な…

寄生火山 きせいかざん parasitic volcano

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
大きな火山の側面に付随して生じた小火山体。側火山ともいう。マグマを地表に導く火道が分岐して側方に別の噴出口を生じたり,主火道の位置が移動し…

ベスビアス火山 ベスビアスかざん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

かざんれき【火山礫】

改訂新版 世界大百科事典

火山前線 かざんぜんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ふく‐かざん(‥クヮザン)【複火山】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =ふくしきかざん(複式火山)

たんしき‐かざん(‥クヮザン)【単式火山】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 火口が一つで、単純な円錐状の火山。富士山など。⇔複式火山

かざん‐さよう(クヮザン‥)【火山作用】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =かざんかつどう(火山活動)〔英和和英地学字彙(1914)〕

かざん‐ぜんせん(クヮザン‥)【火山前線】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 弧状列島に沿う火山帯の海溝に面する線のこと。これより大洋側には火山はない。火山フロント。

かざん‐ほう〔クワザンハフ〕【火山法】

デジタル大辞泉
「活動火山対策特別措置法」の略称。

複式火山 (ふくしきかざん) composite volcano

改訂新版 世界大百科事典
単純な形態と内部構造をもつ単式火山(成層火山,溶岩円頂丘,砕屑丘など)に対して,複数の単式火山が,古い火山体の破壊期をはさんで,重なって生…

トゥプンガト火山 とぅぷんがとかざん Cerro Tupungato

日本大百科全書(ニッポニカ)
南アメリカ、チリ中部にあるアンデス山脈の高峰。首都サンティアゴの東方約90キロメートル、アルゼンチンとの国境にそびえる。標高6800メートル。安…

タラウェラ火山 たらうぇらかざん Mount Tarawera

日本大百科全書(ニッポニカ)
ニュージーランド北島中部にある火山。楯(たて)状火山上に数個の流紋岩質溶岩円頂丘が群集している。標高1111メートル。1886年、長さ14キロメートル…

サラク火山 さらくかざん Gunung Salak

日本大百科全書(ニッポニカ)
インドネシア、ジャワ島西部にある火山。ボゴールの南西約20キロメートルに位置し標高2211メートル。有史以来噴火を繰り返したが、1699年の大噴火以…

火山ガス かざんがす

日本大百科全書(ニッポニカ)
地下のマグマに溶け込んでいた揮発性成分が、気体となって地表に噴出するもの。火山の噴火はその圧力を原動力として引き起こされ、それに伴って溶岩…

火山情報 かざんじょうほう

日本大百科全書(ニッポニカ)
火山の活動状況についての情報。日本では公式の火山情報は気象庁から発表される。気象庁は、「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山…

火山島 かざんとう

日本大百科全書(ニッポニカ)
海底火山の噴出によって海面上に現れた島。また、火山噴出物が堆積(たいせき)したり、海底の隆起によって、その頂部が水面上に現れ火山島になること…

イスタクシワトル火山 いすたくしわとるかざん Iztaccihuatl

日本大百科全書(ニッポニカ)
メキシコの首都メキシコ市の南東約50キロメートルにある火山。別名イスタシワトル火山。標高5286メートル。オリサバ火山、ポポカテペトル火山につぐ…

イラス火山 いらすかざん Volcán Irazú

日本大百科全書(ニッポニカ)
中央アメリカ、コスタリカにある安山岩質の複式火山。標高3432メートル。環太平洋火山帯の一部をなす中央アメリカの代表的活火山である。スペインが…

コリマ火山 こりまかざん Volcán de Colima

日本大百科全書(ニッポニカ)
メキシコ中西部のコリマ市北方30キロメートルにある安山岩質の成層火山。別名フエゴ火山。標高3960メートル。同国の代表的活火山で、古くは1576年、…

コンセプシオン火山 こんせぷしおんかざん Volcan Concepción

日本大百科全書(ニッポニカ)
中央アメリカ、ニカラグア南部、ニカラグア湖中のオメテペ島にある玄武岩質の成層・円錐(えんすい)火山。標高1610メートル。活火山であり、古くは188…

アバチンスカヤ火山 あばちんすかやかざん Авачинская сопка/Avachinskaya sopka

日本大百科全書(ニッポニカ)
ロシア連邦東部、カムチャツカ半島南東部、ペトロパブロフスク港の北東方にそびえる円錐(えんすい)形の活火山。標高2751メートル。溶岩は安山岩、玄…

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