ディナール人 でぃなーるじん Dinaric race
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- コーカソイド(白色人種系)の一亜人種。ディナール人種ともよばれる。短頭であるが、それは頭幅が広いというより、後頭部が平らな、いわゆる絶壁頭…
人返 ひとがえし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 「人返」の語には日本史上、時代・内容の異なる二義が存する。第一には、領主の支配下にあった百姓(ひゃくしょう)や下人(げにん)が他領へ欠落(かけお…
ベンガル人 べんがるじん Bengalese
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドの西ベンガル州とバングラデシュ共和国のイスラム教徒、ヒンドゥーの総称。形質的にも、言語的にも北インド平原のヒンドゥー、イスラム教徒と…
保証人 ほしょうにん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 主たる債務者が債務を履行しない場合に、その者にかわって履行すべき債務(保証債務)を負う者を保証人という(民法446条以下)が、より広く、雇用契…
モーア人 もーあじん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →ムーア人
ヘブライ人 へぶらいじん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代イスラエル人の別名。ヘブライ語のイブリーに由来し、「進みゆく」「越えてゆく」などの意味をもつ動詞イブルから転じて、「(ユーフラテス)川…
アルフール人 あるふーるじん Alfoers
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドネシア東部にあるモルッカ(マルク)諸島、とくにハルマヘラ島に住む民族。島は赤道直下にあって、火山が多く、火山土壌の堆積(たいせき)によ…
カルデア人 カルデアじん Chardeans
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 新バビロニア (カルデア) 帝国を建設したセム系遊牧民の一つ。前 1100年頃バビロニア南部に定着し,前8世紀末に部族統一国家を形成,前 625年ナボポ…
人掃 ひとばらい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天正 19 (1591) 年に豊臣秀吉が行なった戸口調査。人払とも書く。その前年に全国を統一した秀吉が,全国の大名に命じてその所領の家数,人数,老若男…
ヒュペルボレオイ人 ヒュペルボレオイじん Hyperboreoi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア神話で世界の北のはてに住むとされる民族。夜のない,常に昼間の,穏和な気候に恵まれた理想郷で至福な生活をおくる。アポロンは生後デルフ…
カフィル人 カフィルじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ガリラヤ人 ガリラヤじん Galileans
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イスラエル北部のガリラヤ地方に住んでいた人々。イエスもガリラヤのナザレ出身であり,その弟子の大部分もガリラヤ人であった。
審判人 しんぱんにん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
本省人 ほんしょうじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 第2次世界大戦前より台湾に居住する台湾人。第2次世界大戦後に台湾に移住した大陸人 (外省人) と区別するために用いられ,つい最近まで台湾の住民登…
人車 じんしゃ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鉱山や炭鉱などの採掘場で使用される鉱車で,もっぱら労働人員を輸送するために用いられるもの。車箱は木製と鋼板製とがある。使用場所によって多種…
アウルンキ人 アウルンキじん Aurunci
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代イタリアのカンパニア (カンパーニャ) に住み,イタリア方言を語る部族。前 295年にローマ人によって滅ぼされた。
アカイア人 アカイアじん Achaioi; Achaeans
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアの一種族。ホメロスの詩篇で,ダナオイ,アルゲイオイなどとともに用いられたトロイ遠征のギリシア人の呼称。ただし,アキレウスの国の…
アムッド人 アムッドじん Amud man
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イスラエルのアムッド洞窟から 1961~64年に鈴木尚を団長とする東京大学調査団により発見された更新世後期のネアンデルタール人 (旧人) 。1号人骨は…
アモリ人 アモリじん Amorites; Amurru
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 2000年頃から前 1600年頃までメソポタミア,シリア,パレスチナを支配した西セム系種族。アムル人とも呼ばれる。初期王朝時代以来,手に負えない…
ベルガエ人 ベルガエじん Belgae
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ローマの政治家ユリウス・カエサルによってガリアの北方地域のセーヌ川,マルヌ川の住人に与えられた名称。文化的に北と南に区別され,南からは…
包丁人 ほうちょうにん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 庖厨 (台所) にあって魚,鳥を料理する人。もとは中国の有名な料理人の名前という。『徒然草』によると,包丁者の初めは山蔭中納言ということになる…
人返し ひとがえし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 江戸時代中期以降,農民の都市流入,農村荒廃に対してとられた帰農策。商業資本の農村浸透,過酷な貢租負担などにより,農民の離村,都市集中が行わ…
ドーリス人 ドーリスじん Dōrieis; Dorians
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 1100年頃から前 1000年頃にかけて,最も遅れてギリシアに侵入してきたとされている古代ギリシア民族の一派。エリス,ラコニア,アルゴス,コリン…
トンガ人 トンガじん Tongan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 南西太平洋トンガ諸島のポリネシア系住民。皮膚は褐色,髪は黒色で波状毛,背が非常に高く肥満の傾向がある。言語をはじめ,その他の文化の面で,サ…
南人 なんじん nan-ren; nan-jên
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 蛮人,南家子ともいう。中国,金・元代にその治下に編入された宋の民に対する称。金では河南,山東の北宋の遺民,元では江南の南宋の遺民をいう。こ…
ブルッチ人 ブルッチじん Bruttii; Brouttioi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代イタリアの南西部カラブリアにいた諸族の総称。前 356年頃サベリ人の一派ルカニ人の影響下から離れて独立。以後ブルッチと呼ばれるにいたる。海…
チェレミス人 チェレミスじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イベリア人 イベリアじん Iberians
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- スペイン南東部の青銅器時代人。人類学的には地中海人種に属し,古代ギリシア人はエブロ川 (イベルス) にちなんでイベリア人と呼んだ。前 900年頃か…
ウォルカイ人 ウォルカイじん Volcae
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ケルト人の一派。ガロンヌ川上流のテクトサゲス族とローヌ川沿岸のアレコミキ族に分れる。いずれも前 121年ローマ属州領に入った。その一部は3世紀に…
ウクライナ人 ウクライナじん Ukrainian
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ウクライナの基幹住民。自称は複数形でウクラインツィ Ukrajintsy。ウクライナにおける人口は約 3800万で,同国人口の 70%以上を占める。旧ソ連諸国…
牛川人 うしかわじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 愛知県豊橋市牛川町の石灰岩の割れ目の堆積物中から発見された更新世人類。左上腕骨の破片と左大腿骨頭から成る。鈴木尚により,1957,59年に鑑定さ…
沙汰人 さたにん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中世から近世にかけて沙汰 (裁判,命令,判決など) の執行にあたった人。おもに役所の雑用を司る者をいい,また荘園で年貢徴収その他の事務をとった…
ギリシア人 ギリシアじん Greek
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアと地中海地域に居住し,インド=ヨーロッパ語族に属するギリシア語を話す民族。形質的にはコーカソイドの地中海型地方人種に属する。古代ギ…
金人 きんじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 金色の人の意。仏陀や仏像のこと。『魏書釈老志』には,霍去病 (かっきょへい) が匈奴を討伐したとき,丈余の金人を手に入れ,それを漢の武帝が拝し…
クマン人 クマンじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
管財人 かんざいにん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 更生管財人 trustee in reorganization 会社更生手続きにおいて更生会社の財産の管理,事業の経営,更生計画の立案などを担当する者。更生手続…
寒人 かんじん han-ren; han-jên
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,南朝 (→南北朝) の官界で活躍した門地の低い層出身の官僚。その属する一族を寒門と呼ぶ。六朝時代に身分制が固定化するに従い,家格の高い貴族…
エドム人 エドムびと Edomites
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 旧約聖書 (創世記) において,エサウの子孫といわれ,イスラエル人と人種的に近い関係にあるが,北アラビアのセム系遊牧民。イスラエル人と同じ頃,…
オセチヤ人 オセチヤじん Osetin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- オセット人ともいう。自称イロン,北西部ではディゴロン。ロシアの北オセチヤ共和国とジョージア(グルジア)の南オセチヤ自治州の構成民族。ロシア…
オセット人 オセットじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
代言人 だいげんにん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 明治前半期における弁護士の称。代言人の制は明治5 (1872) 年の司法職務定制 (太政官布告) によって初めて設けられた。次いで 1876年の代言人規則 (…
ダイラム人 ダイラムじん Daylamīs; Daylamiyān
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イラン北部,エルブルズ山中のダイラム地方に住んだ山岳民。元来非イラン系先住民に属し,前2世紀のギリシア語文献にデルマイオイ Delumaioiとして現…
タジク人 タジクじん Tadzhik
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アフガニスタンとトルキスタンのイラン系住民で,タジキスタンの基幹住民。タジキスタンとアフガニスタンにそれぞれ約 350万人,ウズベキスタンに約 …
コプト人 コプトじん Copts
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- キリスト単性説を奉じるエジプト人キリスト教徒。アラビア語で qubt。ビザンチン時代には古代エジプト語をギリシア文字で記し,エジプト的要素とヘレ…
モンゴル人 モンゴルじん Mongol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 蒙古人のこと。モンゴルや中国の内モンゴル自治区を中心に居住する民族。総人口 600万以上。中国領に最も多く,約 475万人が居住する。形質的には中…
モンテネグロ人 モンテネグロじん Montenegrin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- モンテネグロの基幹住民。セルビア系で,セルボ=クロアチア語を話す。 15世紀にはトルコ人とアルバニア人の侵略に対し,黒い山と呼ばれるディナル山…
ラテン人 ラテンじん Latini
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代イタリア,ラチウム地方にいたインド=ヨーロッパ系人種。先史時代の先住民族に後代の侵入民族が混交 (こんこう) したものらしい。小共同体が前7…
牢人 ろうにん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 主人を失い秩禄のなくなった武士,いわば牢籠人の略。音通から「浪人」とも書く。律令時代の浪人は浮浪人,逃亡者をいう。牢人は封建社会の成立後に…
ロクロイ人 ロクロイじん Lokroi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアのドーリア系住民。パルナソス山をはさんで,エウボイア湾に面する北東地域 (ロクリス・オプンチア) と,コリント湾に面する南東地域 (…
アフガン人 アフガンじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典