だんせい‐ホルモン【男性ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 男性の生殖器官の発達や第二次性徴の発現などを支配する内分泌物質。おもに睾丸の間質細胞から分泌され…
しんけい‐ホルモン【神経ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 神経細胞から血液中に分泌され、血流にのって運ばれ、目的の器官に作用を及ぼす物質。オキシトシンやバ…
性周期 せいしゅうき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 動物にみられる発情周期または月経周期の総称。動物が交尾衝動の高い生理状態にあることを発情という。ヒト以外は繁殖期に限って発情する。繁殖期中…
アラタ体ホルモン あらたたいほるもん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 昆虫のアラタ体から分泌されるホルモン。幼若ホルモンともよばれる。化学的にはテルペンの類とされる。昆虫の幼虫期における幼虫形質の維持と成虫時…
黄体ホルモン【おうたいホルモン】
- 百科事典マイペディア
- 女性ホルモンの一種。物質名はプロゲステロン。C21ステロイドの一つで,α型とβ型とがあるが,生理作用には大差がない。主として黄体から分泌され,雌…
ほるもんのびょうきとぜんしんのほねのへんか【ホルモンの病気と全身の骨の変化】
- 家庭医学館
- 骨の形成や維持、あるいは骨の成長に必要なホルモンがいくつかありますが、その代表的なものを表「ホルモンの病気と全身の骨の変化」に示してみま…
LHRH
- 内科学 第10版
- luteinizing hormone-releasing hormone,黄体形成ホルモン放出ホルモン
グレリン
- 栄養・生化学辞典
- 成長ホルモン分泌促進因子として胃から分離されたアミノ酸28個のペプチドホルモン.食欲促進作用がある.
幼若ホルモン ようにゃくホルモン juvenile hormone
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 昆虫ホルモンの一つで,アラタ体から分泌され,幼虫形質を維持し,蛹化を押える。セスキテルペノイドのある種の誘導体であって,ファルネゾルとも呼…
卵胞嚢腫 らんぽうのうしゅ follicular cyst
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 卵巣嚢腫ともいう。卵胞が正常卵胞の発育限度をこえて異常に大きくなり,長く卵巣内にとどまる病気。1つが萎縮退行しても次々と新しい嚢腫が発生して…
ナトリウム利尿ホルモン
- 栄養・生化学辞典
- ナトリウムを排泄させるホルモン.通常ナトリウム利尿ペプチドをいう.視床下部,心房などから分泌される.これらはペプチドホルモン.
ソマトスタチン(somatostatin)
- デジタル大辞泉
- 成長ホルモンの分泌抑制作用などを有するホルモン。視床下部・脳下垂体や膵臓のランゲルハンス島δデルタ細胞などで産生される。
成長ホルモン分泌不全性低身長症(視床下部・下垂体)
- 内科学 第10版
- 概念 成長ホルモン(growth hormone:GH)分泌不全性低身長症(小児成長ホルモン分泌不全症(growth hormone deficiency:GHD))は下垂体からの成…
しょくぶつ‐ホルモン【植物ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 植物の体内で合成され、形態形成や生長などを促進したり、抑制調整したりする有機物。オーキシン、ジベ…
ホルモン‐ざい【ホルモン剤】
- デジタル大辞泉
- ホルモンを医薬用の製剤にしたもの。化学合成もされる。分泌機能に障害のある場合に用いられる。抗炎症・免疫抑制作用をもつものもある。
ホルモンとは(内分泌系の疾患の総論)
- 内科学 第10版
- (1)ホルモンの定義 「ホルモン(hormone)」という用語は,Starlingが1905年,「内分泌腺で作られた物質が血流を介して運搬されて,標的臓器を刺…
経口避妊薬 ケイコウヒニンヤク oral contraceptive
- 化学辞典 第2版
- 通常はピルといわれる.ピルとは単に錠剤という意味であるが,今日では錠剤化された経口避妊薬をさす.ピル1錠中には,女性の卵巣から分泌されるエス…
甲状腺刺激ホルモン こうじょうせんしげきホルモン thyroid stimulating hormone; TSH
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 向甲状腺ホルモン thyrotrophic hormone; thyrotropinともいう。下垂体前葉から分泌され,甲状腺の機能を促進するホルモン。甲状腺ホルモンは下垂体…
副甲状腺ホルモン関連ペプチド
- 栄養・生化学辞典
- 上皮小体ホルモン関連ペプチド,パラトルモン関連ペプチドともいう.副甲状腺ホルモン類似の血中カルシウム上昇作用のほか,胎盤を介しての胎児へ…
とうしつ‐コルチコイド〔タウシツ‐〕【糖質コルチコイド】
- デジタル大辞泉
- 副腎皮質ホルモンのうち、糖質代謝に関係するホルモン。抗ストレス・抗炎症作用もある。コルチゾールやコルチゾンが代表的。グルココルチコイド。
ソマトトロピン(somatotropin)
- デジタル大辞泉
- 脳下垂体前葉から分泌されるホルモンで、分子量約2万2000のペプチド。成長促進作用・たんぱく質同化促進作用などがある。成長ホルモン。
下垂体
- 栄養・生化学辞典
- 脳下垂体ともいう.ヒトでは間脳の視床下部から下方に突出した器官で,前葉と後葉とよばれる二つの異なる由来の組織が結合して構成されている.動…
サイナス‐せん【サイナス腺】
- デジタル大辞泉
- 《sinus》甲殻類の眼柄がんぺいなどにあって、脳や神経が分泌したホルモンを貯蔵し、血液中に放出する組織。血洞腺。→眼柄ホルモン
けいこう‐ひにんやく【経口避妊薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 飲む避妊薬。一種のホルモン剤で、これを飲むとからだ中のホルモンの状態が変わり、排卵を阻止し、妊娠しない。ピル。
こうじょうせんきのうこうしん‐しょう〔カフジヤウセンキノウカウシンシヤウ〕【甲状腺機能×亢進症】
- デジタル大辞泉
- 甲状腺の機能が異常に亢進した状態。血中の甲状腺ホルモンが過剰となり、それによる症状が現れる。バセドー病はその代表。甲状腺ホルモン過剰症。
デヒドロエピアンドロステロン デヒドロエピアンドロステロン dehydroepiandrosterone
- 化学辞典 第2版
- (3β)-3-hydroxyandrost-5-ene-17-one.C19H28O2(288.43).略称DHEA.デヒドロイソアンドロステロンともいう.男性ホルモンの一つ.副腎皮質の網状層…
MSH (エムエスエッチ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- メラニン細胞刺激ホルモンmelanocyte-stimulating hormoneの略。動物の脳下垂体から,α,βおよびγの3種類のMSHが分離されている。α-MSHは,下等脊椎…
幼若ホルモン (ようじゃくホルモン) juvenile hormone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 略称JH。昆虫のアラタ体もしくはその相同器官から分泌されるホルモンで,アラタ体ホルモンともいわれる。セスキテルペン(炭素数15のテルペン)骨格…
ほるもんないぶんぴつのしくみとはたらき【ホルモン(内分泌)のしくみとはたらき】
- 家庭医学館
- ◎ホルモンとは ◎内分泌腺と内分泌細胞 ◎ホルモン分泌のしくみ ◎ホルモンの病気の主要な症状 ◎ホルモンとは 私たちの体内は、いつも一定の状態…
ふくこうじょうせん‐ホルモン〔フクカフジヤウセン‐〕【副甲状腺ホルモン】
- デジタル大辞泉
- 副甲状腺から分泌されるホルモン。血液中のカルシウムの濃度を維持する作用があり、骨に働いてカルシウムを放出させ、腎臓に働いてその再吸収を亢進…
下垂体腺腫 かすいたいせんしゅ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 頭蓋(とうがい)内に発生する脳腫瘍(しゅよう)の一種。原発性で、脳下垂体前葉に発生する腺腫であり、ほぼすべてが良性腫瘍とされる。2009年(平成21…
下垂体性巨人症 かすいたいせいきょじんしょう Pituitary gigantism (子どもの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 子どもで、成長ホルモンが過剰に分泌されることにより、高身長になる病気です。高身長は、定義上100人のうち2~3人はいますが、ほとん…
アラタ‐たい【アラタ体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] corpora allata の訳語 ) 昆虫の脳後方にある内分泌腺の一つ。アラタ体ホルモン(幼若ホルモン)を分泌し、前胸腺ホルモン…
ふくじんずいしつ‐ホルモン【副腎髄質ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 副腎髄質から分泌されるホルモン。アドレナリンのこと。
性腺刺激ホルモン放出ホルモン
- 栄養・生化学辞典
- 視床下部から分泌され,下垂体に作用して性腺刺激ホルモンの分泌を促進するホルモン.アミノ酸10個のペプチド.
甲状腺ホルモン応答配列
- 栄養・生化学辞典
- 甲状腺ホルモンに応答する遺伝子の調節領域の一部で,甲状腺ホルモンとそのレセプターの複合体が結合する領域.その結合により遺伝子の転写が調節…
女性ホルモン治療(HRT)
- 生活習慣病用語辞典
- 更年期障害など、エストロゲンという排卵などを促す女性ホルモンの急な低下のために起こってくる症状を和らげるために、女性ホルモンを補充する治療…
副甲状腺ホルモン
- 栄養・生化学辞典
- パラトルモン,上皮小体ホルモンともいう.副甲状腺が分泌する84個のアミノ酸からなるペプチドホルモンで,骨のカルシウムを血中へと引き出す作用…
きず‐ホルモン【傷ホルモン】
- デジタル大辞泉
- 動植物体に傷がついたときに、その傷口の細胞から分泌され、新しい細胞の生長や増殖を促すホルモン性の物質。
黄体ホルモン (おうたいホルモン)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →女性ホルモン
外因性内分泌攪乱(かくらん)物質
- 知恵蔵
- 生体の内分泌系を攪乱させるホルモン作用を持つ化学物質。1996年に米国のシーア・コルボーンらが『奪われし未来』を出版し環境ホルモン問題を提起、…
環境ホルモン かんきょうホルモン
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
かんきょう‐ホルモン(クヮンキャウ‥)【環境ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] environmental hormone の訳語 ) 「内分泌攪乱化学物質」の通称。生活環境中にあり、体内に入ると種々のホルモンの合成・分泌を…
ないぶんぴつけい 内分泌系 endocrine system
- 最新 心理学事典
- 生体内の情報伝達系のうち,とくに細胞外で化学物質を介して行なわれるもの全体を指して内分泌系とよんでいる。広義にはレニンなどの酵素分泌も内分…
ステロイド
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] steroid ) ステロイド核(化学式 C17H28)をもつ化合物の総称。一般に、無色の結晶で、水に溶けにくく、有機溶媒に溶ける。動植…
ステロイド
- 百科事典マイペディア
- ステロイド核すなわちシクロペンタノパーヒドロフェナントレン核C17H28をもつ化合物の総称。ステリン,胆汁酸,性ホルモン,副腎皮質ホルモン,一部…
成長ホルモン分泌不全性低身長症(下垂体性小人症) せいちょうホルモンぶんぴつふぜんせいていしんちょうしょう(かすいたいせいしょうじんしょう) Short statue due to growth hormone deficiency (Pituitary dwarfism) (子どもの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 脳のなかにある下垂体という器官から分泌される成長ホルモンの量が少ないために、成長率が悪くなり低身長になる病気です。低身長は、…
こう‐りにょうホルモン(カウリネウホルモン)【抗利尿ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 尿の量を減少させる働きをもつホルモン。脳下垂体後葉から分泌され、腎臓での水分再吸収を促進するバソ…
せいちょう‐ホルモン(セイチャウ‥)【成長ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 哺乳類の体全体の成長を促す蛋白系のホルモン。脳下垂体前葉から分泌される。成長期以前に分泌の低下が…
催乳ホルモン さいにゅうホルモン
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典