おう‐ひつ(ワウ‥)【王弼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、三国時代魏の学者。字(あざな)は輔嗣(ほし)。山陽の人。儒学と道家の学に精通し、何晏(かあん)に認められて、尚書郎となる。著「周易注」「老…
こんりん‐おう(‥ワウ)【金輪王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 仏語。転輪聖王の一つ。金の輪宝をもって須彌山(しゅみせん)の四州を統治する帝王。金輪聖帝。金輪聖王。金輪。こんりんのう。[初出の実例]「四手な…
ごんりん‐おう(‥ワウ)【銀輪王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 仏語。転輪聖王の一つ。銀の輪宝を持し、須彌山(しゅみせん)四州のうち三州を統治するという。銀輪。[初出の実例]「六万歳の時、銀輪王(ごんりんわう…
くう‐おう(‥ワウ)【空王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「空(くう)」の教えを説く人の意から ) 仏をいう。[初出の実例]「此時傲吏思二荘叟一、随レ処空王事二尺迦一」(出典:菅家後集(903頃…
はく‐おう(‥ワウ)【百王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「はく」は「百」の漢音 ) 百代の帝王。代々の天子。また、多くの王。ひゃくおう。[初出の実例]「神の代十二代の跡をうけ、人代百王(ハ…
しん‐のう(‥ワウ)【神王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しんおう」の連声。「じんのう」とも ) 仏語。仏教やその行者を守護する神。多く甲冑(かっちゅう)を着し、忿怒の相に描かれる。[初出…
せん‐おう(‥ワウ)【僭王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 王号を僭称すること。身分・分際を越えて、王の名を称するもの。
ぜん‐のう(‥ワウ)【前王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ぜんおう」の連声 ) ⇒ぜんおう(前王)
いおう【医王】 山王((さんのう))
- 精選版 日本国語大辞典
- 仏語。医王は、薬師如来の異称で、山王はその垂迹(すいじゃく)。とくに具体的には、滋賀県比叡山延暦寺の根本中堂の本尊である薬師如来と、滋賀県大…
し‐おう(‥ワウ)【嗣王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 王位を継いだ天子。世継ぎの王。[初出の実例]「嗣王『フレデルヒ』維廉第一世は、奢靡を好み、兵事に怠りたれとも」(出典:米欧回覧実記…
王 皓(オウ コウ) Wang Hao 卓球
- 最新 世界スポーツ人名事典
- 卓球選手 ロンドン五輪金メダリスト生年月日:1983年12月5日国籍:中国出身地:吉林省長春経歴:9歳から卓球を始める。1999年中国男子代表入り。2003…
王 峰(オウ ホウ) Wang Feng 飛込み
- 最新 世界スポーツ人名事典
- 飛込み選手 北京五輪金メダリスト生年月日:1979年4月17日国籍:中国出生地:泰安経歴:2001年世界選手権福岡大会男子板飛込み金メダル、2003年バル…
たいよう‐おう(タイヤウワウ)【太陽王】
- 精選版 日本国語大辞典
- フランスのルイ一四世のこと。
ちゅうしょ‐おう(‥ワウ)【中書王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「中書」は中書令の意で中務卿の唐名。「王」は親王以外の男子皇族を意味するが、この場合は親王の意 ) 中務卿となった親王。平安前期…
王 翬 (おう き)
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1632年2月21日中国,清代の画家1717年没
安宿王 (あすかべおう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 奈良時代,長屋王の子。母は藤原不比等(ふひと)の娘。長屋王の変の際は母の縁で罪をまぬかれ,玄蕃頭(げんばのかみ),治部卿,播磨守(はりまのかみ…
豊前王 (とよさきおう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 805-865 平安時代前期の官吏。延暦(えんりゃく)24年生まれ。舎人(とねり)親王の子孫で,栄井王の子。幼少のときから博学で知られ,天長3年大学助とな…
直世王 (なおよおう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 777?-834 平安時代前期の公卿(くぎょう)。宝亀(ほうき)8年?生まれ。長田王の孫。清原王の王子。文室(ふんやの)助雄の父。弘仁(こうにん)7年蔵人頭…
打撃王
- デジタル大辞泉プラス
- 1942年製作のアメリカ映画。原題《The Pride of the Yankees》。ヤンキースの強打者ルー・ゲーリックの半生を描く。原作はポール・ギャリコ。監督:…
王秋
- デジタル大辞泉プラス
- 鳥取県で生産される晩生の赤ナシ。果実の形は西洋ナシに似る。大きさは600グラム程度。糖度は12度程度で肉質は柔らかく、果汁が多い。独立行政法人農…
安宿王 (あすかべのおう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 奈良時代の皇族。長屋王の子。生没年不詳。729年(天平1)長屋王が謀反の疑いで自尽したとき,母が藤原不比等の女であるので,黄文王(きぶみのおう…
りん‐のう(‥ワウ)【輪王】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「りんおう」の連声 ) ⇒りんおう(輪王)
市原王 いちはらのおおきみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。奈良時代の歌人。『万葉集』に短歌8首を残す。曽祖父(そうそふ)志貴皇子(しきのみこ)、祖父春日王(かすがのおおきみ)、父安貴王(あきの…
オイディプス王 おいでぃぷすおう Oidipus Tyrannos
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの大悲劇詩人ソフォクレスの悲劇。紀元前430年ごろの上演と伝える。アイスキロス、エウリピデスにも同じ題材の作品があるが、ソフォクレ…
王翬 おうき (1632―1717)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、清(しん)代初期の画家。王時敏(おうじびん)、王鑑(おうかん)、王原祁(おうげんき)、呉歴(ごれき)、惲格(うんかく)とともにいわゆる四王呉惲(し…
王克敏 おうこくびん (1873―1945)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中華民国の政治家。字(あざな)は叔魯(しゅくろ)。浙江(せっこう)省杭県の人。1900年渡日後、清(しん)国留学生監督、駐日公使館参賛を歴任。07年帰国…
王粛 おうしゅく (195―256)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、三国魏(ぎ)の政策家、学者。字(あざな)は子雍(しよう)。東海郡郯(たん)(山東省郯城県)出身の高官王朗(おうろう)(?―228)の子。しばしば政…
王充 おうじゅう (27―97)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、後漢(ごかん)の思想家。字(あざな)は仲任(ちゅうじん)。会稽(かいけい)郡上虞(じょうぐ)(浙江(せっこう)省)の人。世の虚妄(きょもう)を憎み…
王弼 おうひつ (226―249)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、三国時代の魏(ぎ)の学者。字(あざな)は輔嗣(ほし)。山陽(河南省焦作(しょうさく)市)の人。何晏(かあん)とともに魏晋(ぎしん)の玄学(げんがく…
桀王 けつおう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国古代、夏(か)王朝末代の王の名。ただ、名は履癸(りき)で、桀は別号ともいう。殷(いん)代末王の紂(ちゅう)と並んで、悪徳の王の代表として桀紂と…
文王 ぶんおう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前12~前11世紀ごろの人。中国古代の聖王。周の王、季歴(きれき)(王季)の子。武王の父。名は昌(しょう)。周は古公亶父(たんぽ)、季歴のころ陝…
王直 おうちょく
- 旺文社日本史事典 三訂版
- ?〜1557室町後期,明の私貿易業者・海賊初め日中間の私貿易によって巨富を得たが,取締りが強化されると,五島・平戸を根拠地として中国沿海を略奪…
ご‐おう〔‐ワウ〕【▽牛王】
- デジタル大辞泉
- 「牛王宝印」の略。
ちゅうしょ‐おう〔‐ワウ〕【中書王】
- デジタル大辞泉
- 中務卿なかつかさきょうになった親王の称。特に文人として有名な兼明かねあきら親王と具平ともひら親王を、前中書王と後中書王と称した。
ぐん‐おう〔‐ワウ〕【郡王】
- デジタル大辞泉
- 中国の封爵の名称。清朝では親王の次位にある封号。
し‐おう〔‐ワウ〕【死王】
- デジタル大辞泉
- 死者の国の王。すなわち、閻魔えんま大王。
しん‐のう〔‐ワウ〕【心王】
- デジタル大辞泉
- 《「しんおう」の連声れんじょう》仏語。心それ自体のこと。心は個別の精神作用に対し、総体を認識する主体であるところから王といったもの。
そ‐おう〔‐ワウ〕【素王】
- デジタル大辞泉
- 王の位はないが、王の徳を備えている人。儒家では孔子、道家では老子をいう。
おう‐い〔ワウヰ〕【王維】
- デジタル大辞泉
- [701ころ~761]中国、唐の詩人・画家。太原(山西省)の人。字あざなは摩詰まきつ。安禄山の乱後、粛宗に起用され、尚書右丞しょうしょゆうじょう…
おう‐いん〔ワウ‐〕【王×胤】
- デジタル大辞泉
- 王の子孫。
おう‐かん〔ワウ‐〕【王翰】
- デジタル大辞泉
- [687ころ~726ころ]中国、盛唐の詩人。晋陽しんよう(山西省)の人。字あざなは子羽。辺塞へんさいの兵士の感慨を詠じた「葡萄ぶどうの美酒、夜光…
おう‐ぎょう〔ワウゲフ〕【王業】
- デジタル大辞泉
- 国王が国を統治する事業。また、その業績。「代々の王業を記す」
おう‐さん〔ワウ‐〕【王粲】
- デジタル大辞泉
- [177~217]中国、後漢から魏ぎにかけての文人。高平(山東省)の人。字あざなは仲宣。博覧多識で知られる。詩賦に長じ、建安七子の一人。「従軍詩…
おう‐し〔ワウ‐〕【王氏】
- デジタル大辞泉
- 天皇の子孫で、姓を与えられてないもの。律令制で、2世以下5世以上の皇胤こういん。「…王」とよばれる皇族。
おう‐だい〔ワウ‐〕【王台】
- デジタル大辞泉
- ミツバチの巣で、女王蜂を育てるために、働き蜂が作る小部屋。
おう‐ちょく〔ワウ‐〕【王直】
- デジタル大辞泉
- [?~1557]中国、明代の倭寇わこうの首領。歙しょう県(安徽省)の人。密貿易の取り締まりを避けて、平戸・五島を本拠に倭寇を率い明の沿岸を襲う海…
おう‐てつ〔ワウ‐〕【王嚞】
- デジタル大辞泉
- [1113~1170]中国、金きんの道士。全真教の開祖。咸陽かんよう(陝西せんせい省)の人。字あざなは允卿いんけい。号は重陽子。48歳のとき、改心し…
おう‐にょうご〔ワウ‐〕【王女御】
- デジタル大辞泉
- 皇族出身の女御。「―にてさぶらひ給ふを」〈源・少女〉
おう‐は〔ワウ‐〕【王覇】
- デジタル大辞泉
- 王道と覇道。王者と覇者。
おう‐ふ〔ワウ‐〕【王父】
- デジタル大辞泉
- 死んだ祖父を敬っていう語。⇔王母。