かわら‐びと(かはら‥)【河原人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 河原に住む人。特に、京都賀茂川の河原に、小屋がけの家をつくって住んだ人。[初出の実例]「この殿はかはら人、里人入りみだりて、毀(こ…
トレウェリ人 トレウェリじん Treveri
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代,モーゼル川流域にいたガリア人の部族。ゲルマン人との混交が強かった。ユリウス・カエサルのもとに騎兵として従軍したが,常に反抗的で,帝政…
ナバタイ人 ナバタイじん Nabataeans
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ナバタイ王国を建てた古代北アラビアのアラブ系民族。前4世紀後半から2世紀頃までアラビア半島北部,シリア,トランスヨルダンで活躍。前4世紀頃はエ…
ネアンデルタール人 ネアンデルタールじん Neanderthal man
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ヨーロッパから西アジアにかけて分布した更新世中期から後期の旧人類。成人の平均身長約 155cm。頭蓋が低く眼窩上隆起が発達している点や,頤のない…
ノール人 ノールじん Norses; Gammel-norsker
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ノルウェー人。北ゲルマン族に属する。バイキング時代に活躍。8世紀末より南西に向って,シェトランド諸島,アイルランド,スコットランド北部,…
ビツリゲス人 ビツリゲスじん Bituriges
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ケルト人の一派。前6世紀頃ガリアで強勢を誇った。前1世紀の中頃クビ,ウィウィスキの2派に分れ,ローマのユリウス・カエサルに制圧された。皇帝アウ…
人神 ひとがみ man-god
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人間が生前または死後,神として祀られる信仰。神人とも呼ばれる。特に生きている人間を神とする場合,日本では生神 (いきがみ) ,現人神 (あらひと…
ポリネシア人 ポリネシアじん Polynesian
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北はハワイ諸島,南はニュージーランド,東はイースター島の3点を結ぶ三角形の内に含まれる東太平洋上の島々の住民。明褐色の皮膚に黒色波状毛をもち…
モアブ人 モアブびと Moabites
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ヨルダンと死海の東部,エドムの北,アンモンの南に住んでいた古代民族。旧約聖書によれば,アブラハムの甥ロトとその娘との間にできたモアブを祖先…
マレー人 マレーじん Malay
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アジア大陸の南東部とその周辺の島々 (スマトラ東海岸,ボルネオ沿岸地帯およびその間の島々を含む) の住民。オーストロネシア語族に属する言語を話…
ミュルミドン人 ミュルミドンじん Myrmidones
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア神話で英雄アキレウスの手兵として活躍する戦士集団。ゼウスとアイギナの息子で,母の名にちなみ命名されたアイギナ島(→エイナ島)の王とな…
アント人 アントじん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アンモン人 アンモンびと Ammonites
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代セム系の民族。旧約聖書では「アンモンの子」と呼ばれ,ロトの次男のベニアンミの子孫とされている (創世記 19・38) 。半遊牧民だったが前 13世…
ウェスチニ人 ウェスチニじん Vestini
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代イタリア中部にいたサビニ人の一派。中心都市はアテルヌム (現ペスカラ) ,ピンナ (現ペンネ) など。前 302~91/0年ローマと同盟関係にあった。…
イリュリア人 (イリュリアじん) Ilirija
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代のバルカン半島西部の先住民で,これをギリシア人はイリュリオイIllyrioi,ローマ人はイリュリイIllyriiと呼んだ。いずれも古代インド・ヨーロッ…
氏人 (うじびと)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本古代における氏の構成員。同種のことばに,〈うから,やから〉(族)があるが,これが血縁的社会的な氏族共同体の族員をさすのに対して,〈うじ…
オセット人 (オセットじん) Osetiny
- 改訂新版 世界大百科事典
- カフカス中央部に住む民族で,ロシア連邦の北オセティア共和国およびグルジア共和国の南オセティア自治州を構成する民族。ロシア語ではオセティン,…
チェチェン人 チェチェンじん Chechen
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 自称ナフチョ。ロシア,北カフカスのチェチェン共和国を構成する民族で,人口の約 60%に当たる約 66万人が同共和国に居住する。ロシアにおける総人口…
スワンズコム人 スワンズコムじん Swanscombe man
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリス南部,ケント県スワンズコムのテムズ川中位段丘で発見された頭骨。 1935年に A.マーストンによって後頭骨が発見され,のち2回にわたって両側…
色目人 しきもくじん Se-mu-ren; Sê-mu-jên
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,元代における西方諸種族の総称。諸色目 (種々の種類の) 人の略語。元朝は支配下の人民を4身分に分け,モンゴル人,漢人 (旧金朝の人民) ,南人…
バリャーグ人 バリャーグじん Varyagi; Væringingjar; Varangians
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 今日の歴史学でロシア方面へ進んだスウェーデン系バイキングをさす。元来ビザンチン帝国の皇帝親衛隊の名称。 11世紀には主として北ヨーロッパ人から…
ヘルリ人 ヘルリじん Heruli
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ヘルール人とも呼ばれる。スカンジナビアにいたゲルマン民族の一派。3世紀デーン人に追われて黒海,ライン地方に南下。東方の一派はアゾフ海の近くに…
ベンガル人 ベンガルじん Bengali
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- バングラデシュおよびインド,ウェストベンガル州の基幹住民。形質的にはインド=アーリア系に属し,言語はベンガル語を話す。ウェストベンガル州の…
トラキア人 トラキアじん Thrax; Thrakes
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代,トラキア地方に住んでいた民族で,言語はインド=ヨーロッパ語族に属する。ゲタイ,オドリュサイ,ベーソイ,サパイオイなど多くの部族ごとに…
アーリヤ人 (アーリヤじん) Āryan
- 改訂新版 世界大百科事典
- インド・ヨーロッパ語族に属する言語を話し,インドやイランに定住した人々をさす。アーリヤは〈高貴の〉という意味のことばで,彼らの自称である。…
中世人 (ちゅうせいじん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鎌倉~室町時代の人々で,かなり全国的に見られる特徴として,低身長で脳頭蓋では強度の長頭性,顔面では低顔性が強く,鼻根部が扁平で顕著な歯槽性…
ぶるがりあじん【ブルガリア人】
- 改訂新版 世界大百科事典
へるうぇてぃあじん【ヘルウェティア人】
- 改訂新版 世界大百科事典
旗人 きじん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →八旗
うせ‐うど【失人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「うせひと」の変化した語 ) 逃げうせた人。行方不明の人。うせびと。逃亡者。[初出の実例]「逋亡は逋逃のうせうどや入贅や賈人までを…
うつけ‐びと【空人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =うつけもの(空者)〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「無器用な人ぞ。うつけ人ぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)七)
い‐じん【夷人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「夷」はたいらかの意 ) 平凡な人。凡人。〔書経‐泰誓・中〕② ( 「夷」は野蛮人の意 ) 文明の開けていない国の人。野蛮人。えびす。ま…
イタリア‐じん【イタリア人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 イタリア共和国の民族。紀元前千年ごろ北方から移動し、一派であるラテン人が中部イタリアのラティム地方に定着した。中世にはアラブ人と…
いち‐じん【一人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =いちにん(一人)[初出の実例]「万民主不レ阿二一人(イチジン)一」(出典:文明本節用集(室町中))② ( 天下の唯一人者という意から ) …
えん‐じん(ヱン‥)【猿人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 もっとも原始的な化石人類の総称。アフリカ下部洪積世におけるオーストラロピテクス群、パラントロプス群、ホモ‐ハビリス、アジアにおけ…
えん‐じん(ヱン‥)【遠人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 遠く離れた人。遠国の人。外国人をもいう。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「唐人等かくのごとくになり来りし事は、貞享・元祿の…
おうじょう‐にん(ワウジャウ‥)【往生人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 極楽往生を願う人。後生人。[初出の実例]「いと軽々なる往生人なりや」(出典:大鏡(12C前)六)[その他の文献]〔往生礼讚偈〕② 極楽…
エトルリア‐じん【エトルリア人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紀元前八世紀から紀元前三世紀頃にかけて、イタリアのトスカーナ地方を中心に南北を広く支配した民族。古代ローマに征服された。青銅器を…
おと‐ひと【弟人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =おとうと(弟)[初出の実例]「今星川王、心に悖(さかしま)に悪しきことを懐(いだ)きて、行(わさ)、友于(このかみオトヒト)に闕けり」(…
お‐ひと【御人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )① 客人や、よそから来た使者を敬っていう語。[初出の実例]「宿坊(しゅくぼう)からお人がござりました」(出典:狂言記…
いり‐びと【入人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他家から婿としてはいってくる人。入夫(にゅうぶ)。入り婿。いりうど。[初出の実例]「聟は近頃の入人(イリビト)なり」(出典:鳩翁道話(1…
いろ‐びと【色人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「いろひと」とも )① 容色の美しい人。美しくなまめかしい人。[初出の実例]「その名も月の色人は、三五夜中の空に又、満願真如の影とな…
アーリア‐じん【アーリア人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( アーリアは「高貴」を意味する[サンスクリット語] ārya に由来 )① インド‐ヨーロッパ語族の諸言語を用いる人種の総称。特に紀元前二千…
あら‐びと【荒人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 野蛮な人。言動が荒っぽくて洗練されていない人。[初出の実例]「皇天(あめ)、手を我に仮りて暴逆(アラビト)を誅殄(ころした)てり」(出典…
いこく‐じん【異国人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 外国人。他国の人。異人。いこくもの。いこくびと。[初出の実例]「山の春永が異国人をちうせし」(出典:九冊本宝物集(1179頃)二)② 普…
あずま‐と(あづま‥)【東人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「あずまひと(東人)」の変化した語。[初出の実例]「辺鄙 アツマト」(出典:観智院本名義抄(1241))東人の語誌「と」の清濁は不明。「…
あそび‐にん【遊人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 定職を持たずに遊んで暮らしている人。[初出の実例]「同じ遊(アソ)び人(ニン)のごろつきでゐても」(出典:歌舞伎・鼠小紋東君新形(鼠小…
あみ‐びと【網人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 網を引いて漁をする人。漁夫。網引き。[初出の実例]「ただあみ人のみ住む島なりけり」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)三月九日)
葛生人 くずうじん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1950年代前半に栃木県安蘇(あそ)郡葛生町(現栃木県佐野市)の石灰山で発見され、化石人骨とされた骨の通称。葛生町大叶(おおがのう)の洞窟から1950…
輔佐人 ほさにん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →補佐人