兎にも角にも(読み)トニモカクニモ

デジタル大辞泉 「兎にも角にも」の意味・読み・例文・類語

とにも‐かくにも

[副]
それはさておき。いずれにしても。とにかく。「とにもかくにもここまでこぎつけた」
何やかやと。あれこれと。
「―そらごと多き世なり」〈徒然・七三〉
[補説]「兎にも角にも」とも当てて書く。
[類語]とにかく何しろ何せ何分なにぶん何分にもなんにせよともかくともかくもともあれとまれそれはともあれ畢竟ひっきょう結局矢張り所詮しょせんどの道何れにしても結句ついとどの詰まり詰まるところ帰するところせんずるところ要するにいずれどうせつまりとうとういよいよ挙げ句挙げ句の果て差し詰め究竟きゅうきょう果ては何と言ってもどっち道もはや遅かれ早かれ善かれ悪しかれ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android