デジタル大辞泉 「何しろ」の意味・読み・例文・類語 なに‐しろ【何しろ】 [副]《代名詞「なに」+動詞「する」の命令形「しろ」から》どんな事実や事情があっても、という気持ちを表す。なんにせよ。とにかく。「何しろ今日中に終わらせなければ」「何しろこの大雪では出かけられない」→とにかく[用法][類語]とにかく・何せ・何分なにぶん・何分にも・なんにせよ・ともかく・ともかくも・ともあれ・とまれ・とにもかくにも・それはともあれ・畢竟ひっきょう・結局・矢張り・所詮しょせん・どの道・何れにしても・結句・遂ついに・とどの詰まり・詰まるところ・帰するところ・詮せんずるところ・要するに・いずれ・どうせ・つまり・とうとう・いよいよ・挙げ句・挙げ句の果て・差し詰め・究竟きゅうきょう・果ては・何と言っても・どっち道・もはや・遅かれ早かれ・善かれ悪しかれ・すんでに・ほとんど・すんでのこと・すんでの所・どうにかこうにか・どうにか・やっと・ようやく・なんとか・かろうじて・からくも・やっとこさ・間一髪・危なく・あわや・すれすれ・ようやっと・どうかこうか・かつがつ・どうやらこうやら・曲がりなりにも・やっとの事で・まだしも・まだ・えんやらやっと・ようよう・危うく・九死に一生を得る・まあ・まあまあ・よっぽど・かなり・なかなか・わりあい・わりかた・わりかし・割に・比較的・まずまず・かすかす・どうやら・なんとかかんとか・そこそこ・それなり・増し・次善・可・セカンドベスト・ベター・及第・無難・ほどほど・捨てたものではない・満更まんざらでもない・未いまだし・未いまだ・不徹底・不十分・及ばずながら・不全・不完全・どうなりこうなり・一応・急場しのぎ・当座しのぎ・一時しのぎ・その場しのぎ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「何しろ」の意味・読み・例文・類語 なに‐しろ【何しろ】 〘 副詞 〙 ( 代名詞「なに」に動詞「する」の命令形「しろ」がついてできたもの ) 他のことはさておいて、一つの判断や主張を、強める気持を表わす。なんにしても。ともかく。いずれにせよ。なにせ。[初出の実例]「何しろ一杯つけな」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉一) なん‐しろ【何しろ】 〘 副詞 〙 「なにしろ(何━)」の変化した語。[初出の実例]「何(ど)うも何(ナン)しろ気の付かない事を仕ましたよ」(出典:落語・樟脳玉(1890)〈二代目古今亭今輔〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by