どうせ

精選版 日本国語大辞典「どうせ」の解説

どう‐せ

〙 (副詞「どう」に動詞「する」の命令形」が付いてできたもの)
① 一つの行為や状態が、もはや動かしがたくなっていることを容認する気持を表わす。いずれにしても。どのようにしても。どうで
※雑俳・柳多留‐七(1772)「とふせもふ知れたと下女のいけづるさ」
② 好ましくない行為、状態、判断などが、こちらの希望や意志に反して成り立ってしまうことへの、あきらめ、またはふてくされた気持を表わす。所詮。結局。いずれにせよ。どうで。
※はやり唄(1902)〈小杉天外〉一〇「孰(ドウ)せろくなには成れますまい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「どうせ」の解説

どう‐せ

[副]《副詞「どう」+動詞「す」の命令形「せよ」の音変化から》
経過がどうであろうと、結果は明らかだと認める気持ちを表す語。いずれにせよ。結局は。「どうせ勝つんだ、気楽にやろう」「どうせやるなら、はでにやろう」
あきらめや、すてばちな気持ちを表す語。所詮(しょせん)。「どうせ私は下っ端(ぱ)ですよ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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