挙げ句の果て(読み)アゲクノハテ

デジタル大辞泉 「挙げ句の果て」の意味・読み・例文・類語

挙げ句2」を強めた言い方。最後の最後には。とどのつまり。「口論が続き、挙げ句の果て殴り合いのけんかになった」
[類語]結局結句つい畢竟ひっきょうとどの詰まり詰まるところ帰するところせんずるところ要するにどの道いずれ所詮しょせんどうせつまり矢張りいずれにしても挙げ句とうとういよいよどうともどうあってもどうでもどっち道差し詰め究竟きゅうきょう果ては何と言ってももはやとにかく何しろ何せ何分なにぶん何分にもなんにせよともかくともかくもともあれとまれとにもかくにもそれはともあれ遅かれ早かれ善かれ悪しかれすんでにほとんどすんでのことすんでの所どうにかこうにかどうにかやっとようやくなんとかかろうじてからくもやっとこさ間一髪危なくあわやすれすれようやっとどうかこうかかつがつどうやらこうやら曲がりなりにもやっとの事でまだしもまだえんやらやっとようよう危うく九死に一生を得るまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ

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精選版 日本国語大辞典 「挙げ句の果て」の意味・読み・例文・類語

あげく【挙句】 の 果(は)

  1. あげく(挙句)
    1. [初出の実例]「佞を以て幸られて暴富になりたか、あげくのはてを見よやれと後世の人を戒むるぞ」(出典:史記抄(1477)一七)
  2. あげく(挙句)
    1. [初出の実例]「呉王つゐに諌めをもちひずして、結句子胥を殺して、あげくのはてには、呉も亡びたぞ」(出典:三体詩素隠抄(1622)二)

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